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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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レギオン級 アジダハーカ戦2

「増えたな首」

「そうだな色を見るに属性も全て違うみたいだが。」

「とないのは・・・・」

「無と思うよ。あれは個人魔法の別名があるから」

異世界で勇者として培ったリアルスキルでアジダハーカを観察し能力を割り出す。

「耐久・・・VITは180000 MIND 195000と予測」

そう告げたのはクロード。彼にはDPS計算能力を伝達しておりそれなりに計算いや演算能力が高い為こうして相手のステータスを割り出すのがパーティー内での役割だった。

「言いなおす必要はないぞ。というか高すぎやしません。」

勇者スペックに迫るほどのステータスは始めてみた。(魔王は現俺の数倍以上)流石に全員同じことを思ったらしく(当たり前だが)顔が青ざめている。

「でもゲルマンの方は銅級以下。瞬殺してきた。」

「お前なぁ・・・助かるけど事後報告だけはまじめに勘弁。」

峻は結構抜けており何だかんだで事後報告が多くかなり苦労した。でもこれは厄介になった。

通常契約獣や召喚獣・使役獣は契約者や使役者が死ぬと契約が破棄させれそのモンスターはもとの生息地域に転送される。ただこのACOではテイムモンスターが死ぬと好感度とレベルが下がり死に戻る。ただこのレギオン級モブアジダハーカは消えず戻らずその場に居続けるどころか強化している。まあ、レギオン級の化け物が通常枠で収まるはずが無いのだが。

「ブレス 属性予測大地・嵐」

チェルンの魔眼 属性視は魔力の属性を読む事が出来る魔眼でユニーク以外は完璧に視認できる。今思うと眼力系スキルが多かったな。

と0.4秒間で考え別の事を行動する。

「カースド INT MIND DEX」

魔法関係のステータスを下げるカースドをアジダハーカに施し

「創造」

鉄の城壁を出現させブレスの威力を下げる。ただ・・・

ガギッン。と堅い物と堅い物がぶつかった音がして鉄の城壁がこちらに吹き飛び俺とコーダは後ろに吹き飛ばされる。

「移動砲台機能でもあんのかよ!」

「いや移動しながらのブレスだ。城壁近くは地面が抉れている。」

何とか首と口を動かしさっきの攻撃について推測し言われたとおりに城壁を創造した方向に視線を向ける。

そこは20mは抉れており土が焼けているように感じる。

「エリアハイヒール 二人とも大丈夫?」

ベヘモスの上に居たチェルンが俺たちのHPや傷や怪我を癒す。

「大丈夫だよ。ただ直撃じゃないのにこの威力はヤバい。」

「俺も平気だ。ただいまの属性・・・新種だぞ。」

大地や嵐属性で地面が焼けることはない。地面が焦土と化すならあり得なくもないが。

「多分アレはマテリアルバーストと同じか何か。・・・オーパーツマジック」

オーパーツマジック。つまりはかなりの確率であの故魔道帝国関係であるかもしれない。俺はその可能性に思わず体が強張った。


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