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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
78/100

イベント 初日 二人の勇者

「くぅ~うまいな。BBQは。」

ビール?みたいなものを呷りながら成人組は肉を食べている。

「お前等何で料理持ってきてないんだよ・・・・。」

レイドボスを倒した後数人が空腹で倒れた為仕方なしに俺は固形食と水を無理やり流し込んだ。

手を抜いて作ったはずだがそれなりにバフ効果があり(分類的には薬なので正しいのだが)それを知った連中が取り敢えず3日分の食糧を要求してきた。どうせコイツらの事だからダンジョンかなんか攻略するだろうから腹持ちが良いのが良いだろうとその手のモノを大量に作っていたらいつの間にか夜に成り満腹度がそれなりに減っており此処に来る途中で乱獲したキットを使いBBQをさせていた。

その時に消毒用のアルコールを作っており酒を用意する羽目に成りかなり疲れた。おかげでスキルの熟練度はたんまり上がりましたが。

「にしてもリョーパーティーメンバー放っておいて大丈夫なのか?」

確かに忘れていた。森神竜に航大こっちではコーダだったかが居たので何か変な事は起きないはずだ。そう思い少し離れた場所で俺はテントを取り出し寝る。


「リョーは夜寝るの速いのか?」

「いえ・・・でも寝れる時にはかなり寝るのが普通ですから。」

「にしてもかなり無防備だな。PKされんじゃね?」

確かに私もそう思うのだけど・・・この人を殺せるのはテンスの勇者以外居無い気がする。

「では私たちも寝ますね。」

「あぁお休みなさい。」

私たちはまで気付けなかった。森でトレインが起きている事に。


「!スタンビートか?」

何らかの気配がし俺は飛び起きる。ああも長距離を走った後だから直に寝たが疲れは取れているらしい。一つとても大きな気配がし神短剣のみを取り出し気配がする方へ向かう。

直後ヒュンと風を切る音がして首の皮一枚の所で避ける。

「誰だ?」

その懐かしい声に俺は安心感を覚える。

「久しぶりだなコーダ。」

「そうだなリョー。」

斧・鎚の勇者多中航大。との久しぶりの再会だった。 

「にしてもよく分かったな此処が?」

「それはコッチのセリフだ。森神竜は俺の神棒 クロスフィアに宿るだから何となく分かるぞ。」

例えるなら眷属パス。これはよくファンタジーものである奴で使役したモンスターなどの大体の場所が分かるモノだ。

「それならコイツが案内してくれた。」

「・・・と言う事は?」

「俺の勘が警報を告げていた。」

コイツの勘はとても鋭い。どの位かと言うとダンジョンの分岐点で必ず当たりの方を引くタイプだ。

『・・・主様・・・森の中心の方で気配が沢山。』

「「ッ!?」」

俺は嫌な予感がし一旦拠点に戻りテントを回収。森神竜に飛び乗りその方向へと案内して貰った。


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