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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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イベント 初日 ダンジョン攻略 9


「私はフレイア。先程私の呪いを解いて下さり有難うございます。」

「「「えっ!?」」」

呪い?そんな事あったけ?でも討伐で解呪ってナニ?

「そこの少女を起こそうとするか? マギキャンセル」

フレイアの唱えた魔法でホノンが起きる。

「ホノン良かった・・・」

「・・・青春ですね・・・。」

「そうだな。」

「そうですね・・。」

「「・・・・。」」

顔を赤くする二人。


「おっほん・・・お礼と言っては何だが・・・これを貴方方に・・。」

そう言いながら短弓・双剣・杖・魔法書を取り出す。

「有難う。えっ!」

透明化していくフレイア。

「最後に・・・君たちに会えて・・・良かった。」

ポリゴン体となって消えて・・・。

「オールヒール エントランス」

回復魔法とMP譲渡魔法で回復させるがそれは意味をなさない。

「だめよ・・わたしに・・・かいふくまほうは・・・いみが・・ない。でも・・そのきもちだけはうけとるわ。」

その言葉を残し消えていく。

「「「「・・・・・」」」」


全員でしょんぼりした雰囲気でいると・・・。

突如指輪の形が変わり

『特定の条件を満たしたのでアイテムの守護者のステータスがカットされます。』

「俺たち知らぬ間にこのイベントを左右するような事していたんだな・・・。」

「リョーさん何を今更。」

「妖精王と言う種族を開眼出来る人間が良く言うわ。」

「リョーさん流石に今回は二人に同意見ですよ。でも・・・私を選んでくれてありがとう。」

ナニこの子超可愛いんですけど。

「そこ、雰囲気作らない。んで、如何する?」

行動方針を聞かれたのでメニューを開き時間を確認する。

「もう午後4時か・・・外に出てから野営する場所でも捜すか?」

「良いわね。此処だけにしかいないモブ達も居そうだし。」

「僕も賛成です。」

と二人は賛成してくれたがユンは・・・

「皆貰った武器鑑定した方が良いよ。」

鑑定とは二種ある。一つがスキル鑑定によるモノ。これは広く対応している。もう一つは他のスキルによるピンポイントな鑑定。鍛冶だと金属製品や鉱石や宝石の原石、調合では草などを鑑定出来るモノ。これは生産職の間で鑑定眼と呼ばれている物だ。ユンが受け取ったのは杖でデザインは飾り気が無い灰銀色で宝石が埋め込まれておりそれが魔法石の様な魔法の威力増幅なのど効果があるらしい。埋め込まれてあるのはガーネット。付加魔法・回復魔法に対してかなり良い効果を持つらしい。

俺のは片刃の双剣で色は赤と黒。俺のオッドアイに合わせてあるようだ。

切りこみの双剣

切り込み隊長のアインズが使用していた双剣。柄同士はくっつき上下どちらにも刃がある不思議な武器になる。


PS この武器には追加効果が最大15個付けられるようになっている。そして自由に削除は可能だが同じ効果を付ける場合は再度同じ作業をする必要がある。


他のメンバーも似たようなモノだったらしくユンは普通に喜んでおりタケシとホノンはPKに襲われ

そうで怖いと脅えていた。

「じゃあ行くぞ。」


双剣を仕舞い神短剣のみを装備し廃家を出る。そこで俺たちを待っていたのは火に包まれた林だった。


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