表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
62/100

イベント開始

あの後二時間かけ傾れ込んで来たプレイヤーの装備を点検・修理して自分のワンハンドメテルソードやミィーナ達の装備を修理してログアウト。作業が案外精神をゴリゴリと削ったらしくとても疲れた。セイ曰くVRMMOのイベント直前までは大体プレイヤーはレべリングをして一日前くらいに生産職プレイヤーに修理を願い出たり消耗品を買い揃えたりするらしくとても忙しくなるのが普通らしい。そんなPVPのイベントとは限らんのに。まあ鍛鉄の上位スキル鍛冶氏という3次スキルになったうえ料理も2次スキル料理人に進化した。現在のスキル構成は

装備スキル9/9

双剣術 全魔導  鷹の目 発見 鍛冶氏 錬金魔術 鬼神 採掘 料理人

予備スキル 1/12

弓の心得 

と言う具合になっている。その内装備スキルだけで自分が持つスキルに使用する羽目になるし装備スキル枠が余る。どうしようか魔法関連は全魔導に統合されるし。そうそう鬼神スキルにもう一つ効果がある事が分かった。それは立体起動や行動制限解除などで知られる三次元的なアクロバテッィクな行動を可能とするモノだった。俺自身のスキルは統合系のモノが多く他人よりスキルで悩む可能性が低い。本来プレイヤーとしては喜ぶべきだろうが実際は何とも言えない。もしPKされ自身のスキルオーブを落とした場合戦力がガタ落ちしそのPKの力を底上げしてしまう可能性がある。まあ先日のラーア戦で管理者に打ち勝つレベルである事は知られているので何とも言えんが、居もしない奴の事を考えても意味は無い。さてと今回イベントに参加する俺のパーティーは俺・ホノン・タケシにユンの4人でミィーナ・アイ・ティアにユミルにセイ。などと基本的に知り合いや仲良しパーティーが普通らしい。今回はホノン・タケシの二人があまりクラウンに馴染めていないので俺が面倒を見る事になった。にしてもバランス悪いな。純魔法職であるホノン。弓使いであるタケシ。遠距離攻撃支援型のユン。で基本的には回避型のタンクで遊撃よりの俺リョー。戦闘系のイベントだった場合如何なる事やら。因みに参加は基本的にいつものY/Nのアレでパーティーの場合パーティーリーダーが選択する。

『ただ今よりACO公式第一イベントを開始します。プレイヤーの皆さまは選択メールを運営に送ってください』

俺は寸座にYを選択し運営に送る。

『ではただ今よりイベントを開始します。特殊フィールドに転送します。5 4 3 2 1 転送』

その言葉と同時に俺たちは激しい光と浮遊感に包まれ特殊フィールドに転送された。なるほど空間転移の魔法か。確かにあれは視界がぐにゃとなり急に戻るのが気持ち悪いから適切な判断だろう。光がおさまると俺たちは自然に囲まれた場所におりプレイヤーたちの視線はホログラム上のラーアに注がれていた。俺はこの見慣れた場所に驚く半面懐かしいと感じた。

だが、お前いい加減にしろと言いたくなるが今回は普通に開発部としての説明か何かだろう。

「リョーさんあれって?」

タケシから何か求めらる視線を送られるが俺は運営じゃないので何とも言えない。

『初めましてと言うべきか久しぶりと言うべきか分からないがACO開発部の浜崎一也だ。今はラーアと言うべきかも知れんが。関係無い。さて本題に入るとしよう。』

と本題に入ろうとしたが話を逸らしているのはお前だろうとツッコまずには居られなかった。


漸くイベントまでこれました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ