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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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万物の勇者VS剣の勇者 4

「何で出血何て状態異常作ってんだ、俺?」

「管理者さんプレイヤーに聞くのは如何かと思いますが?」

復刻により体中から出血し左腕がグニャンと曲がった状態になっている。ただ俺も言いたい事が一つある。

「でも種族開眼は無しだろ」

ラーアは先程タケシが魔矢製造によって得た種族変換で現在種族 神 に成っている。このゲームでは種族がオープンテストの時には見つからなかったらしく俺のフレンド全員に聞いてみたがそう言うのはお前の十八番だろ的な答えしあ帰ってこなかった。理解せぬ。まあこの際如何でも良い。問題は神という種族が保持する能力・ステータスなどが不明な点だ。見た感じHPのバーが3本に増えており(通常は一本)神盾が常にラーアの周りを旋回している。その為彼の両手には神剣と見た事が無い剣が握られており接近するのが憚られる。と観客席の方から気に成るワードが飛んでくる。

「HPバー三本なんてレイド級じゃないか。」

レイド級それはパーティーが4~6チーム集まり組まれる集団の事。因みにこのゲームのパーティーの最大人数は10人であり適性は5人くらいらしい。8人以上に成ると経験値の低下・ドロップ数低下などがあるらしい。つまり最大60人で相手にするべき存在。

「コマンド 最弱からの成り上がり」

今枷を外した音が幻聴する。

「存在進化」

俺自身の楔を外す。俺自身の最大級スペックのステータスにする。(正しくは俺が俺自身にかけた縛りを全て解呪する)それと同時に俺から夢幻の色の光が漏れる。

『種族開眼可能 精霊王に進化しますか?』

何時もどうりにYとNの選択肢が出る。当然Yを選択する。

と同時に背中に何か生えた様な感覚がする。それに宙を浮いているような・・・。まあいいか。

「取り敢えず開眼すればお前と同じく位にはなるだろ。」

と神短剣をラーアの首目掛けて構え聞く。

「精霊王・・・本当に君は面白いよ。開発陣が用意したその最高種族を引き当てるなんて。」

「悪いが手加減するつもりはない キャナーホーン」

盟約と種族補正によって九つの最大属性精霊によって威力が底上げされた九つの咆哮と

「神威之斬撃」

全てを斬り裂く神の斬撃が交わる。互いの全身全霊を掛けた技が闘技場を轟かせ勝負は終盤を迎える。


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