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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
52/100

二人とボス戦 (この二人のリアルLCK知りたい)

「悪いな。今日はこっちから呼んどいて迷惑掛けて。」

「いえ、そんな事無いですしいろいろ教われたので良いですよ。」

「そうです。元は気付かなかった僕たちが悪いんですし。」

「そうか・・・まあ慰謝料代わりとして持って帰ってよ。」

そう言い取りだしたのはガーネットのペンダント。

「コレ・・・本当に良いのですか?」

「そうですよ・・・こんな高価な物・・・」

「それ材料此処で採っているからそんなに高くないぞ。」

「「えつっっ!!??」」

「ついでに言うと二人とも黒刃宝石細工店の見習いな」

俺がこの二人の才能を見て唾をつけないと思った?



「アローレイン」

「エアハンマー」

「エンチャントSTR INT カースドVIT MIND」

俺は後ろを振り向き二人のステータスをエンチャントで上げボスモンスターワイルドベアーのステータスを下げ二人のアーツが届き屠る。走りながら剣を抜き熊の拳に合わせる。

「:ソードバッシュ」

シールドバッシュを剣で行うというとんでもない芸当を行いダメージを遮断する。次のモーションに入った熊の動きを予測して次のアーツを発動する。

「弓技 一糸縫い」

今発動した弓のアーツは相手を地面に縫い止める効果があり硬直している熊を地面に倒す。

「スパイラルショット」

「風霊の矢」

一撃必殺の強力ショットの射程を風霊の加護が増やし威力を上げる。

ボスのHPを一気に削り硬直を解かす。もう直削り切れるが今回は二人のレべリングの為俺はあまり攻撃に参加しない。

「タケシST・MPはどの位残っている?」

「アローレイン一発分です。」

「分かった。詠唱を始めておいて。ホノン耐防魔法を ヘイトダンス」

このパーティーでは二人に敵が向かうとバランスが悪くなる。勿論この前鍛えたからそれなりに前衛もこなせるはずアが俺主点のためどちらかと言うと遊撃や中衛に近い。

故にヘイト数をかなり稼ぐ必要がある。ダメージを与えずヘイトを稼ぐ。あれ?コレかなり無理あるんじゃあ?今更だけで如何すればこんな事出来るのか?ヘイトダンスもそんなに行っている訳ではないし。

「行きます。 アローレイン」

「ウィデインングバリア」

再び矢の雨を降らせ風で全て跳ね返す。それが熊に当たり跳弾のように見える。

余談だが銃スキルに跳弾はある。効果は自身が次に放つ銃弾を跳弾にするが跳ねる回数ごとにダメージが指数関数で下がる。が、今回二人が行ったのはそれを遥かに超える芸当でダメージは下がっていない。と魔道書を取りだしたホノン。そのまま近づき

「えいっ!」

と本で殴った。

《 プレイヤー タケシ ホノン リョーがワイルドベアーの撃破に成功しました》



「ふぅ~、お疲れ様ドロップ如何だった?」

通常ここではボス所縁のアイテムとスキルオーブでありボス撃破によりスキル装備枠が一つ増える。ここのは熊の爪か毛皮である。後一つ、如何も一度撃破したボスからはスキル装備枠は増えない。当たり前だが。

「毛皮と これは・・・」

「僕も毛皮です。でもコレは何?」

二人が見せてくれたスキルオーブは異世界文字で

基礎魔法(火・水・風・土・光・闇・付加・回復のセット)と魔矢製造というとてもとても珍しいスキルであったが一つ疑問が生じた。

「タケシ 何かステータス変化していない?」

「多分ないと・・・してました。」

とステータス情報を開示してくれた。それを見て予想したどうりである半面違和感があるがタケシは神がそれなりに長く見えない。でも・・・・。

『タケシ様が種族開眼しました』

うん安定の世界情報報道だね。なんせ

「エルフか・・・羨ましい。」

「だね。でもホノンも十二分に凄いから。」

この二人のLCK如何なっている事やら。


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