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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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オークションについてと錬成


「で工房が別れていたのに気付かなかったのか?」

「うん。普通のホームだと分かれていなのいは普通ですから。」

「はぁ、分け無いと火事が起きるだろ。」

というか資金をふんだんにつぎ込んでそうした。調合場と鍛冶場は一緒にはできない。調合で使う材料が気化して変な影響が出るのが怖いのである。

「でもかなりお金をかけてたのでは?」

確かにプロゲーマークラウンいえどもそう資金が在る訳ではない。だが・・・・。

「俺が稼いでいるお金から出したから其処は問題ない。」

「ちょっとリョーさん。あまりお金は使い過ぎない方が良いよ。」

隣に座るユンから言われた。何故かピッタリとくっついた状態で。変に動かそうとするとあらぬ部分に当たってしまいそうで怖いので動けない。注意しようにもこうにも表情が緩みきっている。まるで・・・ん?最近というかこのゲームを始めてから何だかミミアを幻視しようとしている。今度精神科に行くか。

「そうか?いくつかとんでもない性能持ちが在るからそれで活躍すれば楽に稼ぎるはず。」

俺の初年棒は1200万だがミィーナ達はそれ以上は稼いでいるはずだ。というかユンもそれくらい貰っているはずだろ?

「まあオークションとかで売れば良いしね。」

オークションは生産クラウンなる生産職全体を支援するクラウンの事で生産スキル持ち個人個人に違った対応をしており誰でものびのびプレイできるように配慮しており転売クラウン以外からはかなり印象が良い。実際に俺もオークション用にいくつかの武器・防具を頼まれた事がある。そのおかげで大してリアルマネーは消費していない。

「さてと錬成について説明しようか。」

「何か本題に入る前に話を曲げたのはリョーさんだけど」

「・・・とこれで話をずらしている自覚ある?ユン。」

「えっ!?」

「驚くのは構わないんですけど・・・」

とユン・セイの二人が騒いでいる横でタケシがびくびくしながら聞いてきた。このさい二人は無視しよう。とホノンはタケシと一緒に話を聞いてくれるようで隣に動いてくれた。何か最近、性格が子供っぽい連中しか周りに居無かったせいかこうした大人な対応に心が落ち着く。

「錬成は鍛冶で合って鍛冶では無い。」

と言い放つと困惑顔なタケシに対して何か悟ったホノン。

「如何言う意味ホノン?」

と答えを聞かれ困惑してしまうホノンだが既に何か思いついていたらしく

「多分ですけど・・・・錬成とは石系統アイテムの加工スキル。」

「石系アイテム?」

「石に岩や鉱石にインゴット宝石の原石など鑑定前はただの石に分類されるアイテムの事。」

「えっ、てことは」

真実が分かりだして驚愕の表情になるタケシ。この二人見ていて飽きないな。反応が初々しいし本当に引け抜けて良かった。

「錬成は極めれば自在にモノが加工でき、時にフィールドさえも武器と化す」

「・・・錬成が飛んでもない事は分かりましたが・・・これでもしPKに遭ったら・・・。」

「安心しろ。リアルの4日で戦えるように仕込む。」

失いたくないよ・・・自分の弟子として迎え入れるのもできそうだし


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