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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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スキルと交渉 1

場所は変わりクラウンホームの個室。俺は生産仲間の説明用としてそれなりの広さのモノを持っている。どれくらいかと言うと校長室にベットやタンスなどをたしたようなものだ。どちらかと言うと執務室に近い。

「さてと、先にユンから説明して貰ったように3人には各生産のリーダー仮になって貰う。」

とタケシから手が上がった。

「ホノとセイさんは生産スキルを持っていますけど僕は持っていないんですけど・・・。」

「それに関しては喜べ。初ログイン記念スキルプレゼントは錬成だろ?」

「知っているんですか?」

「まあ情報追求スキルを持っているからそれで分かったんだ。」

「それは記念スキル?」

「いやガチャスキル(と言う事にしておいてリアル能力です。)だが?」

「へぇ~ならボス討伐か初物限定イベントか無理だな~。」

と裁縫師 イーレが呟いた。無理?如何言う事だ。手元にはまだガチャチケが残っているが

「何か素材が必要なのですか?」

とタケシと一緒に誘った少女ホノンが聞いた。

「いや道具かその為の資金が欲しいのだけど・・・・。」

と俺は首を傾げる。とタケシは何の事か分からないと言った表情でホノは俺に説明するようにと目で訴えかけて来た。何か演技上手いな。

「タケシ生産にはキットか設備が必要になる。基本的には初期スキル選択時に生産スキルを取ると最低のキットが配布されるのは知っているか?」

「確かホノンが簡易調合キットを貰ったみたいな感じですか?」

と目をホノンに向けると正しいようで頷いている。ただセイは気付いているのか呆れている。

「そうだが・・・タケシ普通スキルは他人には明かさない方が良い。何でか分かるか?」

キョトンとした感じになるタケシ。ホノンは考えたが分からなかったらしく首を傾げる。

「スキルを知られるとPVPに関する対策が練る事が出来る。つまり自分の得物が知られてしまう。」

これはとても不利でありテンスの勇者がゲルマンに苦戦した理由だ。ゲルマンは全員鑑定スキル持ちで在る為ステータスコントロールが簡単にできる。普通にそれが行え弱点で捻り潰す化け物軍団なのである。正直超越者であれば意味が無いのだが・・・。

「話を戻すのだが・・・セイ、工房を確かめたか?」

「確かめたけど全くもって裁縫関連は無かったぞ。それに木工関係も」

「・・・あれ?俺は確か全ての生産設備にMAXレベルになるように投資したんだが。」

「えっ!?」

と驚いたのはセイだけで後の二人は・・・。

「ど言う事?」

とMMO初心者のタケシ。で

「一体リアルマネー幾らつぎ込んだのかしら?」

と現実的な事を考えるホノンであった。


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