PK殲滅戦下
地上部隊
「あれがマテリアルバーストか?にしても魔法科とはずいぶん違うな。」
「ミィーナ達恋歌の魔道騎士曰く全属性マナを空気中の1点に集中させ圧縮させる。すると其処に第換えのマナが集まる。そのタイミングで集めたマナを爆発させることでその周囲のマナさえも爆発させる魔法らしい。」
「へぇ~にしてもリョーとクロノあの二人如何見る。そこにチェルンを加えて。」
「あの3人か・・・・テンスの神子かな。」
「テンスって?あの。」
「そう神隠しと表向きは呼ばれている奴。」
「まさか何かが隠されていると。」
「そう多分だけど勇者召喚。」
「よくファンタジー小説である異世界転移みたいのか?」
「多分。詳しい話は本人に聞くのが一番だけど・・・。」
「だけど?何で疑問形?」
「ここで現実の事を聞くのはマナー違反だしそもそも裏の業界ではテンスの子供に関わるなと呼ばれていますし。」
「確かこの前の暴力団が壊滅した話か?」
「そ。その頃から言われているよ。で壊滅させたのはリョー。」
「あのイケメンが?」
「まぁミィーナから聞いた話だけど『私が誘拐されたのを聞いた瞬間そこの暴力団は全員気絶してお縄についていた。』だとよっ」
「ダイヤモンドダスト ソレ本当か?化け物じゃないかテンスの神子は?」
「ソードラッシュ 化け物だろうな。残りは7人。聞いた話じゃ第二陣に3人いるらしい」
「できれば我がクラウンに欲しい者だ。」
「かなり役立つと言うか何せ異世界と言うモノを知っているからか戦い方に限らず生産能力もそれなりに在るしな。俺が使っている武器やポーションはリョーが作ったからな。」
「やっぱり同盟組まないか?一応同じ雇い主なんだし。」
「そうだなというか新しくクラウンを作ってそこに統合する方が楽では?」
「まあでもそうするとかなり枠争いが激しくなるのでは?」
「スターピリオド 知らないのか?クラウンの規模次第で枠が決まるっていうのを?」
「フェイスタブルブレイク なら良いな。確か投入した設備の資金は各プレイヤーに変換されるはずだよな?」
「あぁよっと もう終わりか。変換されるはずだぜ。」
「リョーが炉や調合室を魔改造していてな。」
「面白いな。今度オーダーメイドで杖を作って貰おうかな。」
「俺もそうして貰う心算だ」
リョー視点
「終わりましたね。」
「終わったな。」
「そうだね。」
「フレンドリーファイヤーって危ないな。」
「逆に今の今までしなかったのね。」
とゲームと魔法について雑談していた時、鬼神と鷹の目スキルがあるプレイヤーを捕らえる。クロノも察したらしくその方向向けて神銃を向ける。
「おっとお頭こんなんところに討伐隊しかも魔法・遠距離職が5人もいますぜ」
「そうみたいだなお前等殺してしまいな」
とお頭がそう命令すると矢や銃弾の雨が降って来る。
「クロノチェルンは追撃を」
「リョーあれをやるのか?」
「勿論。アイ・ホールホックさんは俺の傍に。」
ワンハンドメテル・ソードを両手に装備し
「ブレイク サンスクリット」
「馬鹿な矢はともかく何故弾丸までパリングが可能なのか?」
「告げようかテンスの神子の実力を・・・・ヤレ」
光速弾がお頭の銃を溶かす。そしてシステム上ゴミとなり光のポリゴンとなり電子の中に消えていく。
「っ!チーターが」
「チーター?頭可笑しいのか?神銃は鉱物を溶かす事が可能な神装備。そして」
「サンサンダウン」
「チェルンは酸の雨を降らす事が出来る。そして俺はその酸を無害化できる。範囲も指定して。要するに・・・・・・」
「装備も武器も心も溶かしてやる。」
この瞬間pKたちの未来は定まった。
「アルケメイ 錬成 ブラックアウト 拘束 強奪」
「えげつないなリョーは。」
「そうかしらミミア様を亡くされたころと同じレベルですよ。」
「あの頃からか・・・ゲルマンはそれだけリョーと言うテンスの隠し刃を恐れていたのか。」
「それがリョーを強化させ力では最強と呼ばれていた一也と同じレベルに達した上に神装備を入手し万物の勇者と呼ばれるほどに成長した。」
「アンチバースト ダブルスラッシュ」
「にしても普通のオブジェクトさえも無にするとは・・・。」
「ですね。僕も神銃の効力を単体で発揮できるのですから。内部マナはトラウマで使えなくなったと言っていますが・・・・。」
「無意識演算領域・・・・ミミア様が仰っていたあの理論ですか?」
「そう。感情の高ぶりが本人の意図を無視し本人の得意魔法を発動させる。そしてリョーは万物コレに込められた意味の一つは全てのモノを加工・変化させる事が出来る所以から。更に地球の技術や知識。そして全ての内部マナによる魔法の得意不得意が関係無く全てぶっちぎりであると言う事。つまり無意識演算領域による魔法発動は全てで在りそれが神力さえも扱えるようになり外部マナによる魔法並びに聖気・邪気・闘気そしてマナの力・・・万物を扱い万単位を超える魔法や武器戦略を網羅し単体でゲルマンを壊滅幹部4分の1撃破。」
「今考えるとミミア様が無くなってからだよね、リョーが強くなったの。」
「となるとミミア様が殺されていなかったら・・・・いや無いか。」
「ミミア様を守る為には何でもしそうだったしね。」
「案の定だけど・・・焼けたね。」
「これを現実でもでき自分の親族や大切な存在のためになら世界であろうが敵に回す。考えたくないね。」
酸の陽炎を降らせ錬金・錬成や窃盗魔法など繰り返しPK以上の迷惑行為なのだが・・・・全てPKで失われたアイテムを補填する為でもある残虐無慈悲な一面を知る勇者二人は何も気にしないでいた。




