錬金魔術
「そう言えば明日には第二陣追加ですよね。」
あれから数日後やる事があまり無くなった俺は錬金魔術について調べていた。分かった事を纏めると
・錬金とは物質変換スキルで何がどうなるかはのルートは不明。
・錬金魔術は調合・合成のスキルも兼ね揃えている
・調合とはポーション等を生産するスキルで在る
と言う事が判明している。
で俺たちは薬草を直接薬師のNPCに持ち込み調合して貰いそれを買い取っている。要するに自ら材料を提供しておりそれも10個ほどである為対して負担も少ない為問題は無かった。ただ攻略組が先走り過ぎて薬と言う薬と薬草などの素材が消えた。原因は勿論俺とアイだ。世界情報報道を二回は流しておりそれが攻略組に火を点け無謀な挑戦を繰り返し結果在庫が切れた。で調合持ちのプレイヤーは素材が取れず調合のレべリングが出来ない為偶の素材を手に入れても失敗が多く毒物が出来る。でPKが増え始めた為これでは第二陣が直に止めてしまうのでは?と恐れ大手クラウンはpK討伐隊を編成している。俺はそのメンバーの回復アイテムを製作している。発見で見つけた採取採掘ポイントは全て回収している。また被ダメージすら少ないので俺はミィーナ・アイのスキルのレベル上げに回している。つまり素材だけが増える。結果的に錬金魔術で大量の回復薬を作りだす。また片手間に刀や剣・盾を機械的に製作する。
「お疲れ、リョー。」
「肩が凝った。」
「あれだけ尋常じゃないスピードと数を打てばねぇ・・・・。」
もう鍛冶の上位スキル鍛鉄がMAX表示され次のスキル魔導鍛冶への進化が可能である。速くないかね・・・・。
「で、さっきミィーナちゃんが喜々して杖を振り回していたのだけど・・・・。」
「気にしない方が良い。」
「そ、そう・・・・じゃあ明日13時から作戦開始だから。」
「へぇ?」
俺がPKKの作戦に組み込まれているというのは聞いていない。まぁ準備も何も必要無いけど。
「何人か牢獄に閉じ込められたプレイヤーの子分だよ。アイちゃんから君が封印したと聞いていたからね。」
「それは致し方ないな。」
ストレージから鉄剣を取りだす。(ワンハンド・メテルソードでは無いでも高性能)
「さて盗賊狩りとしますか」
という俺の発言に
「物騒だね・・・・。ミィーナちゃんに聞いていて知っているけど。」
納得がいかん。




