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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
33/100

神杖デニュニス

「神装備?」

「あぁ俺が持つ杖やクロノが使用した銃の部類。とても強力。」

「そんな武器あったら大手クラウンが見つけ出しているのではないか?」

「まさか・・・少し捻りが在るに決まっているじゃん。」

「杖も?」

「俺は例外。力で屈伏させた。」

「それで良いのか?」

「話せば長い話になる。」



それは剣で銃をパリングしたり双大剣の技術を身に付けた洞窟での事。魔族を討ちいざ脱出しようとしたところ道に迷い開けた空間に出たと思うとそこには3種の奇跡の鉱石を纏ったゴーレムが居た。そのゴーレムはレーザーで攻撃をしてきた。いくらパリングが上手く成ったとしてもレーザーは慰なしけれない。

簡素な鏡を造り光を跳ね返したりしていた。

そんな戦いが約30分続いた。ふと瞬間に気付いた。今まで一度も起こらなかった魔力欠乏症に成りかけたのだ。これは何らかの形でマナが取られているのではないかと思いフロアを見渡すと祭壇が在り其処に神杖デニュニスがありレーザーで土台を削り取れそうになったところで引き抜くと

『お主はなんじゃ?』

「誰でも良いだろ。それ行くぞ。」

マナを流し込む。しゃべる武器は珍しくなく条件を満たさないと使えない場合が多い。例外としてどんな武器でも力で従わせる事が出来る。その一つが俺がしたように魔力を流す事だ。

『何も言わず力で従わせようとは傲慢な。直に魔力が尽きるぞ』

「魔力?マナじゃないのか」

『マナを使うとは難儀な奴だ。』

「取り敢えず借りるぞ。多重発動 フレイミングスピア  コキュートススピア マッディングスピア ウィンクリスピア シャインスピア ダークスピア」

触媒が無くこのレベルの多重発動は一度も出来ずにいた。6属性の魔法攻撃はそう簡単に対処できるものではないが。

『おい!無茶するな。そんだけの魔法を・・・・。』

「どうした?それだけの魔法が。まだ全属性は出来ていないがもう直7属性はいけるぞ。」

発動した魔法は雨のように降り注ぎゴーレムの核を破壊した。

『お主何者じゃ?』

「片倉亮哉。人呼んで万物の勇者。」

『そうか・・・我は神杖デニュニス。これからお主の神装備となり魔王討伐に力を貸そう。』

「有難い。所で此処はどんな場所だ?」

『錬金神セレネ様を祀る本神殿の裏側。此処に来るにはセレネ様に認められた人間しか来れない。』




「とまぁこんな感じかな。デニュニスを手に入れた時の事は。」

「それほど大変なのか力で屈伏させるのは。」

「まず勇者称号とその神装備に対応する力が居るからな。ゲームでは幾分かは改良されているだろうけど。」

「それは何処にあるんだ?」

「この辺りに噴水無いか?」

「噴水確かACOでは復活地点ですよ。でも何処かに噴水あったけな・・・。」

「まぁ其れが最短ルートなんだけど。」

「確かに在る。第3の町の外れにある迷宮のアイテムポイントがそれだった気がする。」

「そこだな。消耗品をそろえしだい向かうか?」

「わかった。」




「大丈夫か?」

「まぁ何とかアイテムも揃えられたし。」

「はいよじゃあ迷宮攻略と行きますか」




「セイッ!」

「アイ右から三体雷と僧侶と弓。」

「OK。:水門流 水絶の閃」

薙刀が水流のように三体のリーザードマンに突きささる。

「終了。敵は?」

「居ないな。少なくとも範囲2キロは。」

「索敵の範囲広すぎない?」

「鬼神スキルとんでもないな。」

先程から鬼神スキルがとんでもない範囲を索敵してくれるので先制で倒していた。そこに魔道槍の威力と超感覚にはクリティカル補正が在るらしくばんばん倒せて行ける。とっいてもまだ迷宮では無いのだが。

しばらくこっちに来るモンスターを狩りながら進むと古ぼけた寺院が見えて来た。


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