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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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プロゲーマーの祭典と生産


美波視点

「今朝のニュース見た?」

「えぇ見たわ。もうACOでイベントがあるなんて。」

「となると亮哉さんは内に入ってからかなり早い段階でイベントか・・・・。」

「今ACOに行ってアップデートとイベントの概要を纏めているよ。」

と最近はACOの話が多い。まぁつい最近始めたから仕方のない事だけど。

メールの着信音がする。私の学校は私立だが携帯の持ち込みが禁止されているが服装は制服の中に隠れるのであればアクセサリーは自由だ。亮哉さん曰くペンタンドに携帯の機能や空間付与があっても問題ないはずだ。俺が宝石細工に特殊効果つけているのは5年前からだ。それに気付けていない人の方が悪いと言っていた。

「如何もまとめ終わったらしいよ。多分二人のモノにも送られたはずだから。」

そう言い胸元からペンタンドを取り出し指す。多分二人のモノも携帯電話機能もと言いメニュー機能があるはずだ。アレは便利すぎるからかなり役立っている。でもあれは対応するモノ全てに反応してしまう為使いづらい物がある。

「メニューって心の中で唱えてみて。」

「良いけど・・。」

「そんな単純なの?」

「機能は別格よ。」

するとすぐに二人の顔が変わる。まぁそうだろうメニューの機能は

亜空間として作られたアイテムボックスの整理。魔法の発動。マップ機能などと沢山ある。メニューに対話・メール機能が在りそれを使えば普通にメールで会話できる。残念ながら心の中で思うだけで複数人と会話できるので要らないんじゃないかと思うけど唯の様式美だからと押し切られた。

「とんでもないわね。」

「遭難してもかなりの長い間生きられるんじゃない」

「それはないわ。遭難したら直に亮哉さんが駆け付けるから。」

「ひょっとしてコレそのレベルの機能があるの?」

「非常食とか災害時に役立つ物は沢山入っているからね。」

「へぇ~イベントはキャンプか~。」

「いやそれよりアプデ見てよ。満腹度の導入ってよ」

「「美波、料理のスキルは絶対に取らないでよ」」

「なんで~。」

「というか追伸で料理のスキルのレべリング中だとか。」

「鉱石を集めながらモンスターを狩っているらしいわ。」

「あの人帰ったら一発殴る。」

確かに事細かに丁寧に纏めてあるがずるく見える。私には学校に通えという癖に何故亮哉さんには言わないのだろうか?まぁ学校に行く必要が無いと言うレベルだし自営業を営んでいる以上仕方のない事なんだけど。

「三人ともACOをしているの?」

急な話を振られそのほうを見ると学園一のイケメンだと言われている緒方永司がいた。

「そうだけど。」

「よけれえば今度一緒にしない?」

「如何します?」

「私はどっちでもいいが・・・。」

パーティーリーダーは私なのでこの二人は基本的に絶対嫌な時しか拒絶の対応をしない。この二人は逃げたのだ。

「でも亮哉さんが許しますかね?」

『何の事だ?』

「「「えっ!?」」」

『すまん念話だ。』

「どうかしたの?」

「いえなにも・・・(今まだ学校だから)」

『分かっているがそろそろ愛子と雫連れて降りてこい。』

「なら良いけど大丈夫?冷や汗掻いているし顔色良くないよ。」

「大丈夫昨日少し無理して宿題を終わらせたから。」

『お前なぁ・・・・考えろよ今日いつか?』

「それで少し顔色が悪いのかも。今日は帰ったらゆっくり休むよ。今度都合がついたら連絡入れるよ。(・・・っあ!飛行機の時間は?)」

『ギリギリだから急げ昼飯やおやつも適当に用意したから必要なモノは現地で買え』

「そう分かったよ。お大事に。」

「うんごめんね。



愛子 雫ヤバい。 ゲーム100‘に行かないと。」



「「今更。」」

「そんな~」

「それより急ぐわよ。」

そう言うとバッグを収納していつでも準備万単はOKな状態になる二人。

「さて行きますよ。」



亮哉視点


「と言う事がありまして。」

「それより車の免許持っていたんだな。」

「よく言われますよ。保護者が海外に居てそう簡単にコッチに帰ってこれませんからそれに無いと不便ですし。」

「まぁ新人の出番が遅くであったしトップを飾る三人が遅刻せずに助かった。」

「今度から忘れさせないように注意をさせます。」

ゲーム100‘はプロ―ゲーマ間で行われるイベントであり昔懐かしのレトロゲームで争ったりアニメ原作ゲームで自分のお気に入りのキャラの歌を歌ったりするゲームの祭典の事である。美波はそれを完全に忘れていた。本当にひどい話だ。

「では俺はこれで。江戸川さんもお疲れさまでした。」

「頑張れよ。第二陣に負けないように」

「それではここ(プロゲーマー)にいる資格はありませんから。」

「頼もしいな。一応お前は美波たちのパーティーだから。」

「そうか・・・なら大丈夫だ。」

「じゃあまたイベントで。」

「失礼します。」





「さてと武器でも作りますか。」

俺は初めの町にある公共の鍛冶場に来ていた。ここでは300Gで利用可能な場所である。俺は魔法 恒久炉 を使えばどんな金属でも加工できるのだがそれはやめた。鉱山でそれを行いとんでもなく蒸し焼きにされると感じたからだ。

鉱石を取り出し炉に放り込むその後液体になった鉄を取り出し打つ。これはかなり体力を使用するが付加魔法のSTR上昇で補っている。作るのは自分用の剣。その形状から刀と間違われるが片刃の剣を鍛える。鉱石五個でインゴッド一つ。そこから造る物によっては必要な数が変わる。例えば指輪を造るなら一つで済むがバスタ―ソードを作るとなると7個は使う。まぁ片刃剣は二個で済みそれを二振り用意する。カーン、カーンと心地よい音が響くその後その剣が光りアイテム化される。その性能は

ワンハンド・メテルソード

材質は鉄だがコレを鍛えたのは万物を操る者の為威力はミスルリソードに並ぶ。強度はアダマンタイトレベルであるが普通の鉄鉱石の為属性効果が無いのが惜しい。



WHY?


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