二章 プロローグ
「じゃあボス戦に行くぞ~」
「「「おぉ~」」」
「準備は良いか?」
「おぅ」
「えぇ」
「ばっちりだぜ。」
「では第一のボスワイルドベアーの討伐を開始する狩るぞ~。」
「「「おぅ」」」
クラウン入会の翌日俺たちは第二エリアに向かう為に俺たちはワイルドベアの居る森の中に来ていた。そう言えばこのゲームの目的は最終エリアを解放して全プレイヤー参加型ボス討伐だったな、この事を話したらβ版の目的はこのACOのフィールドの解放で当時のボスが強すぎて攻略時間を合わせて生産職も戦闘職も関係なく殴りに行って要約勝てたらしい。怖い。
さてとこのボスワイルドベアについて説明しよう。ボス ワイルドベアは文字どうりの野生あふれる熊だが残念なことにブラッドベアの進化前。あの時より成長した俺たちでは苦戦する事無くあっけなくお陀仏した。要するに良いとこなしだがそれは初日を超えて来た人間だけだ。俺たちは魔法職二人で前衛も魔法が使えるので此方が気付き攻撃を仕掛けてからベアの攻撃範囲に入る頃には3割を切っておりアイの薙刀と俺の剣で一薙ぎづつしたら終わった。正直拍子抜けである。その為戦闘後は
「なんかこんなだったけ?」
「もう少し精神もそがれていったような」
「前衛二人は安定して狩れるから良いですね。私ひとりじゃ庇いきれませんから。」
と順にティア・ミィーナ・アイだ。
「取り敢えず第二の町にはこれたな。」
「とっ言っても第二の町は自然豊かな場所ですから主に私とティアの杖の交換ですかね。」
「木材があるなら弓を買っても良いか?」
「「「えっ!?」」」
そう言えば銃の時は使ってなかったけど・・・
俺弓で砲台レベルの威力出せるんだよな・・・・。
俺たちは第二の町ホォルゾン周辺の林に来ていた。
「というかこんなところにあんのか?そんな場所。」
「βでは・・・屈んで。」
その瞬間レーザー光線が突き刺さりその場所にあった石が砕ける。そう言えばいつの間にか採石場になっている。
「「「ゴーレム」」」
のこのこと出て来たなんらかの鉱石の塊。これが俺たちの狩る対象だ。
「ヘイトアクション」
「戦士の名乗り」
「シャイン」
作戦は至ってシンプル。物理攻撃耐性が高いゴーレムのヘイトを俺とアイが稼ぎミィーナとティアの魔法でHPを削る。余裕があれば俺たち前衛も攻撃する。
「タメがきた。アースブリングの兆候。」
「:ボルト(電気の聖矢)」
「影の弐斬」
スタン属性の技でアースプリングの発動を止め追撃をしようとした時ゴーレムの目が光レーザを発射する。これには即死属性があるらしく掠るだけでもHPを全て持っていかれるらしい。オブジェクトやアイテムでもそれは同じ。この刹那の間に俺は対抗策を見出した。
「明鏡止水」
それはレーザーが反射しゴーレムの胸に突き刺さりひび割れる。
「:マナバレット」
「:アイシクリルランス」
「:ウィンデイーグホール」
「:絶氷世界」
『第二エリア ボス キングアイアンゴーレムの討伐が確認されました。』
へぇ?
いよいよ二章スタート。これからも応援よろしく。ブクマ登録やお気に入り登録評価お願いします




