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決勝トーナメント 下

凄いな。」

俺は舞台脇で観戦をしていた。正直言うとクロノがテンスの際に欲しいレベルだ。フェイントや本命の織り交ぜ方が上手い。ペース配分も上手いし自分の間を上手く作っている。それに相手の分析を短時間に行えている。正直決勝でも三位決定戦でも当たりたく無い相手だ。なんだかんで息をするかのごとく回復して吐くように攻撃をする。また感覚でも無く思考でも無く無の極致で戦っているので何処に如何攻めていくか感じ取れず結局反撃できずにガルムが沈みクロノが勝利した。舞台を下りる時俺の方を向きにやりと笑った。怖っ




『さぁ午前の部最終試合 準決勝第二試合 バトルロイヤルにおいて圧倒的な破壊力を用いキル数一で駆けあがり薙刀と双剣の二つの装備を操り有象無象を吹き飛ばす究極なスキル構成のリョー。対するは魔法剣を操りこのゲーム開始時からのトッププレイヤーハヤト。』

『これは実に面白い。この組み合わせはできれば決勝戦で見たかったな。』

『そうですね。魔法斬のハヤトにどうリョーが攻略するかと残るリョーのスキル構成ですね。』

『如何かな?彼は第二タイプ 剣特化型の後一つのスキルを明かしていないからね。』

『でもハヤトは単一スタイルで勝ち上がっていますかね。』

『だがリョーはそれを明かしているぞ。』

第二型の最後の一つのスキルは弓。俺は今双剣を腰にかけたベルトの鞘に仕舞い短弓を取りだしている。

『好戦的と言うか何と言うか恐ろしいですね。』

『できれば相手にしたくないな。』

『『『激しく同意』』』

「宜しくね。リョーさん。」

ハヤトは茶髪で赤目である。

「こちらこそ宜しく、ハヤト」

「準備は・・・良いみたいだね。」

「あぁ。最後の一つはとっておきだからな。ここで使いたくないんだよ。決勝か三位決定戦で使いたい構成だかな。」

「気遣いも出来るレベルかでは行くよ。」

そう言いバスターソードを構えるハヤト。

「では始めますか。」

『両者の開始宣言が聞こえたので開始する。スタート』

その掛け声と同時に短弓を射る。するとハヤトは突っ込んできながら剣の柄で矢をはじく。ハヤトは足が速く間合いを簡単に詰めて来る。俺は背中に入れたナイフを手に取り弦を引く。

「パワーブラスト 神速風斬」

『いっ今のは?』

放たれたナイフは緑色のウェーブを出しながらハヤトに向かう。

『長剣のアーツと弓のアーツの組み合わせだろう。範囲がエグイことになっている。』

神速風斬は緑色のウェーブを出しそれに触れた敵のHPは減る。

ここでハヤトが選んだのは

「マジックソード フレイム・グラム」

魔法剣を発動しナイフを叩き落とすも弱感HPを減らす。それをおかいましに攻撃を仕掛けてくる。

「スラッシュ」

「一糸縫い」

スラッシュを弓のアーツで食い止める。その間に双剣装備に変える。

「:ボム」

:ボムを発動させ浮いたところを斬ろうとしたが

「ナインス・ブレイク」

九連斬でボムの発動を斬る。

「:エクスプロード :絶氷世界 :灼熱波導」

「まるで弾幕ゲームで光線を相手にしている気分だよ。」

と言いながら回転するハヤト。すると魔法が消える。成程。魔法を斬るか。



「引導を渡してやる。マジックソード 神」



「ゴットブレイキングフィールド」

作用するのが地面ならば斬れないはずだ。一部を切る事は出来ても。


「E-35槍 T-00まきびし」

「ちっ ダブルスラッシュ」

「:フレイミングスピア(爆散する槍)」

「ブレイク」

神の域に達している俺の加工能力をフィールドに作用させ場所ごとに様々な形状にしている。これは斬れないらしく目論見どおりに無駄にMPやSTを消費してくれる。

「終わりだ。:オールブレインヘイム」

七色の光がフィールドを包みハヤトを足止めにする。そこに剣を刺し勝利する。

『決まった!!!決勝戦は初のバトルロイヤルを勝ち上がった選手同士の対決だ。そしてどちらもプレイヤーメイド魔法の使い手。これは楽しみです。では2時にまた会いましょう。』

さぁ決勝戦だ。


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