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決勝トーナメント 中


「召喚 ゴーレムありったけ出てきなさい。」

そう石をばら撒きユイが言う。まずい。大量のゴーレムが湧きでて来る。しかも全てハルバートや鎚を持っている。こうなったら

「:アクアハザード」

フィールドを水浸しにする。これでHPを削れても三割ほどだろう。だからこうする、

「:スパーク」

ジャンプをして電撃魔法を放つ。水と金属を伝いゴレームが消えていく。

「ちっ フェイスタブル・ブレイク」

「:マナバリア」

ユイのアーツによる六連撃をバリアで凌ぐ。反撃の暇を与えるつもりもないのかそれとも此処で押し切るつもりなのか突っ込んでくる。

「ダブルスラッシュ」

「還しの極意 地霊遁」

還しの極意は地球に帰って来た後で身につけた技術の為そう呼んでいるだけでその力は魔法と同じ部類だ。この場合土の精霊を喚起しユイの行動を阻んだだけだ。それだけでも十分に隙になる。

「スラッシュ」

8のスキル補正によるアーツ攻撃は火力はでかく観客席にまで波導が届くレベルだ。その攻撃に対して防御を取れなかったユイのお腹に吸い込まれていく。ただ・・・。

「させない。ヘッドショット」

ユイはクロスボウを構えて俺に向け引き金を引く。

『リョーの勝ちだな。』

『『『えっ!?』』』

そりゃそうだなんせ

『リョーが発動させたスラッシュは右手の剣。確かに普通なら避けずにヘッドショットだろう。ただリョーは双剣。左手には剣がある事を忘れて近接を許した。それがユイの敗因であろう。』


「一閃」



俺は双剣使いだ。片方だけじゃ痛い目合うぜ。




『にしても異様ですね。バトルロイヤルで勝ち残った選手二人が準決勝に進出。これは大番狂わせですね。』

『ここで準決勝に進出した選手のおさらいです。まず第一試合、プレイヤーメイド魔法と魔法使い型のスキル構成をして敵を圧倒してきたクロノ。現在判明している構成は鷹の目・炎魔法・氷魔法・嵐魔法・大地魔法・魔道・回復・棒・長杖・短杖と短杖・長杖・MP削減・待機時間削除・魔法上昇・MP高速回復・共鳴・回復・嵐属性の二パターン。対するはバトルロイヤル含む唯一の武道家型ガルム。構成は格闘・投擲・投げ・看破・発見・物理上昇・豪力・駿撃・蹴り・回避。の一つ。』

『となると有利なのはガルムさんですね。』

『どうか・・・・リョーに隠れて目立っては無い物のクロノのプレイヤースキルだと簡単に覆せそうだな』

『両者の準備が終了したそうなので 準決勝第一試合 クロノ対ガルム開始。』


準決勝の火蓋が切って落とされた。


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