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バトルロイヤル

そしてついに

『さぁ皆さん久しぶりですね。ついにこの時が来ました。マジカルソードメイダーの一番のお祭り様々なゲームが一堂に集結するバトルフロンティアの開催を始めるよ。では転送。』

空にプロジェクションマッピングみたいのに猫耳少女が現れそう告げた。すると同時にベールに包まれバトルフロンティア専用のフィールドに転送される。

「バトルロイヤル参加者のこちらに来て下さい。」

と中央の方で呼び出しがかかったので行く。

それから十分後参加者が集まったようなので参加者はステージに案内される。

『いまからバトルロイヤルのルールを説明いたします。このバトルロイヤルに課された制限は一つ。ポーションや回復アイテムの一スタック(100個)まで。MP回復薬やステータス回復薬は別。状態回復は同じ。後はプレイヤー同士で協力するもよし永遠に逃げるのも良し。何でも有りだ。ある程度の人数になるまで続く。では始めよう。 5 4 3 2 1 開始』

一斉に参加者が動き出す。

ついに俺の戦いが始まる。



『解説は私ミィーナが実況はエドウィードさんが特別ゲストとしてアイさんティアさんです。』

俺の知り合いばっかじゃん。そう言えば今週は四人ともACOにログインしていなったな。

『皆さんは誰か注目のプレイヤーは居ますか?』

『俺はリョーと言う前衛万能型とクロノという魔法使いだな。リョーは如何も回避盾型のスキル構成みたいだし何より武器が神速のミニョルだ。クロノはプレイヤーメイド魔法が上手い。この二人が台風の目となるでしょう。』

『他の二人は?』

司会は義妹ミィーナである。後エド勝手に俺を薦めるんじゃない。

『私もリョーですかね。如何も同じ槍使い何で親近感がわきます。しかも薙刀ですし。』

アイ(ブルタース)お前もか。此処でミニョルを紹介しよう

神速のミニョル

持つと速く動ける薙刀。とある神が使っていたとされる


そしてティアは

『私は中衛型のユイですね。連接剣と機械弓を操る人は面白いからですね。』

ティアには今度首飾りでも送ろう。


と一しきり注目プレイヤーを紹介し終える頃何故か俺の周りに沢山のプレイヤーが来た。

「いたぞ!リョー。倒すぞ。」

「何せあの二人が注目するプレイヤーだ。厄介に違いない。」

そう言うことね。一部それとは違うプレイヤーが居るけど

「おいアイツアイさんに褒められているから狩るぞ。」

「協力するわ。エド様の応援される人間かたしかえる為に。」

「野郎ども狩るぞ。」

「「「「「おう!」」」」」

という二人のファンクラブ?の連中からのやっかみがある。

『二人が注目のリョーが囲まれましたね。』

『そうだな。リョーはあんまり大勢に囲まれる経験が無いみたいだから如何動けばいいのか迷っているかもしれんな。』

『でも提出されたプレイヤーメイド魔法が在りますから分かりませんよ。』

『名前は凄いからな。どんなものかは見たい』

と二人が周りを煽るので更に人が増える。

と同時に一人が攻めて来た。其れにミニョルを突き出し刺す。その状態から薙ぎ払いし一人沈める。それと同時に

「:エアカノン」

空気の大砲をその勇気あるプレイヤーが居た方に放ち削る。

「いっ今のは?」

「エアカノンって言っていたけど無詠唱だぞ。」

「ちっ!アイスクルランス」

と次々に魔法が飛んでくる其れを

「:マナシールド」

魔法障壁を張り全てを相殺したところで消える。

「今度は防御魔法。一体どんな構成なんだよスキル。」

「だが数で押せば倒せる。行くぞ。」

「:アースクエイク :アクアハザード」

地震と津波を起こす。

『今のがプレイヤーメイド魔法ですね。アクアハザード。津波ですね。』

『それがアースクエイク同様に本人を中心に起きる。しかも範囲が被せて造られているある辺り囲まれるのを読んでいたのでしょうか?』

『いや違うだろ。他の魔法を見る限りこれはとっさの判断ではないだろうか?』

今の魔法で大量にHPを削れたが逆にMPが回復する。多分辛いのはこれからだろう。



『ここでリョーさんと取りまき以外のプレイヤーはクロノとユイが殲滅しました。そして如何もリョーの方に向かいました。如何見ますか?』

『多分リョーの助太刀だろ。本人は望まないかもしれないがこの人数を相手にするのは辛いだろうし何より一騎討ちでどちらか片方が決勝トーナメントに上がれるとは限らない。何せリョーの取り巻きが30人近くいる。其れを削った方が早いだろう。』

『私もそう思います。多分ですけどあの三人は今回のバトルロイヤルでは協力するんでは?』

『何故?』

『先程からリョーの動きをみる限り槍の弱点である中遠距離攻撃に対処できるプレイヤースキルがあります。そしてあの二人はどちらかと言うとその中遠距離型。背後から突けば慌てて隙が出来ますから。』

『となるとあの三人が生き残るのは間違えないようですね。後はどれだけ・・・終わりましたね。』

『何が起こったのですか?』

『リョーのプレイヤーメイド魔法 :インフェルノ :ニヴルヘイム :灼熱波導 などですかね。幸いクロノ・ユイは攻撃対象外のようで生き残っていますがそれ以外は全滅ですね。これで決勝トーナメント進出は圧倒的な破壊力・プレイング能力を見せたリョー。プレイヤーメイド魔法で敵を近づけなかったクロノ。連接剣と言う珍しいモノを見せてくれたユイ。以上三名が決勝トーナメントに進出です。熱い勝負を見せてくれた参加者たちに拍手を』




「お疲れ様です、リョーさん。にしてもまさか本気であれを見せてくれるとは思いませんでした。」

「あれ?」

「水曜リョーさんが見せてくれたんですよ。」


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