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リョーの懐事情とマラソン

『ログインしたか?』

「あぁ、名前はリョーだ。」

『なら神殿で待っているから来い。』

翌日、美波からVRギアを受け取りエドから指定された時間にログインした。

「聞くがこの時間で良いのか?」

その時間は月曜日の午後二時。俺は個人業としてアクセサリーショップ(宝石多め)をネットのみで展開している。(素材は家の地下にダンジョンを造っておりそこは24時でリセットされるので実質無限。)

また水は魔力で出せて電力は地下に水力と地熱発電所を設置しておりそれも収入の一つである。(テンスの際、途轍もない報奨?賃金?収入?どれに当てはまるか分からないが月にある程度の額振り込まれてくる。現金収入は美波と二人分+諸費(両親は海外出張の為不在。一応生活費は振り込まれているがそれは固定電話代とガス代のみ。食材は全て自動収穫畑などをダンジョン内部に造っておりそこにゴーレムを稼働させている。鉱山もゴーレムを稼働させている。その為殆どが自分に使える。)

なので一億円をGに変えた。後経験値ブーストなどの課金アイテムを大量に買った。(それでも月々に入る収入の2割程度。ダンジョン産の食物・素材なども売りだしている。)

『一応既に夏休みなんだ。ミィーナたちは後三週間程あるらしいけど。』

確かに今は七月の上旬。この前林檎を卸した時に『あんたのところの物はどれも旬なみに美味しいから何時も助かるよ。特に今の時期の冬のモノは貴重だからね。』

と言われた記憶がある。まあ万物を操る=土などを最適化させる=旬なんか関係ない。因みにダンジョンなので当然モンスターも湧く。スケルトン系は骨などが魔力を含んでいる為肥料に向いている。その他は纏めて異世界に送っている。

指定された場所に着くと剣を振り回している金髪で碧眼の男がこちらに気付いた。

「リョー如何だ?マジカルソードは?」

「感じは良い。チュートリアルも丁寧だし。」

「なら良いな。それでスキルは?」

「剣・短剣・回避・物理攻撃上昇・物理防御上昇・魔法攻撃上昇・魔法防御上昇・発見・鷹の目」

「やはりステータス上昇系が殆どか・・・。お前幾ら課金した?」

「二億ちょい。」

「お前っ ちょっ 馬鹿か?」

「もともとかなり金はあったしこれ位しないと追いつけないだろ?」

「それでも限度があるだろ。」

「自営業でかなり利益が上がっているし趣味で畑を耕しているから食材費は大分安上がりで済むからな。」

「確かにミィーナさんも言ってたな。義兄が仕事で相当稼いでいるから私が稼いだ分は自分の為に使える。て。」

あの妹は一体何を話しているのだろうか?

「狩りのペースはとても早めで良い。動きはACOで慣れたから。」

「ならボスラッシュだな。着いて来いよ。」

そう言い町を出て行くエド。ステータスの差は忘れているだろう。幸い在ってすぐパーティーは組んでいるので経験値は俺にも入る。前の敵はエドが粗方倒してくれるので楽だし横から来るモンスターは課金で手に入れた強めの剣を適当に振っていればレベルもスキルも上がる上がる。そして

「第一のボス。ジィアント・オーガ。スラッシュ」

アーツ一撃でボスモンスターを倒したエド。そのまま光に触れる。其れは如何も次の場所に行くようらしい。俺も後に続くように走る。



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