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強さの理由 PART 1


「それではリョー、此処が我々 エンライズ のクランハウスだ。」

結局俺はあの話を受けた。明日早くから学校があるミィーナを先にログアウトさせエドウィードの先導でエンライズのクランハウスに来ていた。

「随分と洒落ているというか大きくないか?」

「第一感想そこなんだね。まぁ今でもでかいと思うよ。」

ハウスは豪邸と呼べるほど広く庭にある木や噴水などが全体的に洋風でかなりお金が掛けられている感じだ。

「他の人は如何なんだ?」

「他の人はかなりそわそわして速く探索したいという感じの顔になるよ。」

そりゃあゲーマーってそんな人種だろ。一也も最初のころは4人くらいで王城を探検しよく宰相に見つかり注意を受けていた。今思えばあの宰相魔神王殺せたんじゃね。

「ひょっとしてこのクラウン、ガチ勢が多かったりするのか。」

「まさか人が多い場所苦手?」

「いや違うけど。これからプロゲーマーの一員になるのが信じられないだけだよ。」

(テンスの際も突然、勇者として呼び出されて魔神王討伐を命じられた時の方が信じられ無かったがあの時は王様の正気を疑ったし。)

「じゃあ説明する。このクランハウスはうちのボスか幹部が神視点映像から見て優れたプレイヤーを引き込んで来た人しか入れない

プロゲーマークラウンだ。所で何だけど今何歳?」

「20だ。」

「なら大丈夫だね。17以下は成人の保護者の承諾が居るから。」

ちなみにこの時代の成人は18以上。そう言えば3年ほど前にミィーナと義母が何か喧嘩していた気がする。その頃からプロゲーマーとしての収入があったのだろうか。ちなみに俺を含めたテンスの全

員は神様から毎月かなりの額を死ぬまで払ってもらえる。それに魔神王がため込んだ金銀財宝を10人で山分けしているので金は腐るほどある。一応バイトはしている。正式に働く気はない。強制労働約10年休みなし。労働基準法は如何した。それに向こうに居る間全

てが労働時間の対象である為、約8万8千時間以上連続勤務になる。

これ何処のブラック企業?

閑話休題。

神視点カメラはゲームをありとあらゆる角度から映像を取り本社に送信。随時クエスト等の管理をする。

「それと聞きたいんだけど・・・君本当にMMO初心者?なんだか命を斬る事に躊躇いが無い気がするんだけど。」

「一応ゲームはデータ上のモノでモンスターはMOVING OBJECT と認識しているから。」

これはどの攻略サイトにも乗っていた。ACOはリアルさを求めた弊害で死を現実で体験したモノと感じモンスターを狩る事に関しての嫌悪感がでる場合もある。その為精神管理装置が取り付けられて

おり墜ちないように気を張っている。

「そう・・・なら良いや。良ければ今から軽くPVPしない。」

今何時だと思っている。既に時計は11時を指しており明日は普通に学校も会社もあるはずだ。

「・・・あ!時間は気にしなくて良いから」

逃げ道を封じられた件。


強さの理由は偶に出てきます

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