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瞬殺とクラン勧誘


「お前ミィーナさんから離れろ。近過ぎだろ」

いやあの距離家族としては普通だから。

「それは本人に言え。尤も本人に忠告が出来ない・・いや嫌われるのを恐れて出来ないのだろう。」

よくあることだ。こういう勘違いをした頭のイタイ奴らには手を焼いた。

「ちっ違うわ!」

「ミィーナはお前の事を迷惑プレイヤーと呼んでいたな。お前何をした?」

これはミィーナ達に対して不埒な事をしていないよな?と言う意味と何で迷惑プレイヤーと呼ばれているか教えろ。の二つの意味がある。

「お前みたいな下世話な人間ではあるまいこの僕が何かしたとでも?」

「悪いな・・・俺は悪魔と呼ばれた事があるぞ?」

(正しくは錬金の悪魔だが)

「良い訳にもならんぞ。精々命乞いしな」

《 3 2 1 0 死合開始》

「クロススラッシュ」

アントは双剣使いでどちらかと言うと回避盾のような感じだろうか?いきなりアーツを放つような素人である事は間違いないだろう。俺は其れにタイミングを合わせ

「武剣神流 裏剣狩り」

剣を横薙ぎし手を掴み足を払い投げる。

「:ボム」

 このゲームの地属性の初級魔法ボムは先ほどティアが使用していたもので俺が使用したのは地面を爆散させるモノだ。それはノックバックでアントが宙に浮きそれを縦に斬る。

《勝者 リョー》

俺は傷一つ負わず圧勝した。直後居た場所に戻り戦利品が送られてきた。あれ?

「そう言えばアントとやらは?」

「PKデスペナルティだから一週間ログイン禁止だよ。」

「逆端して氷漬けにしようと思ったのに。」

黙秘は肯定と執る男リョーです。

「それはやりすぎじゃないかな?」

「リョーさん遣らないで下さいよ。」

「現実でもしてくるなら潰す」

主に人間として必要なモノを。何をとは言わない

「お、恐ろしいね。できれば相手にしたくないよ。」

「礼には礼を、拳には拳を。ようは仕掛ける気があるなら自分がされても文句言うなよ。と言う感じですから」

これは自論の一つだ。自分が仕掛けた相手が化け物だから命乞いをするのはどうかと思うしそいつらに殺された方に申し訳が無い。と言う訳で容赦なく斬る。

「頼もしいような違うような何と言うか本当に悪魔だね。」

「エドウィードがこうも手玉に取られるとは。あ!紹介が遅れた。俺は流星剣のジャックだ。」

「私はエリカ。」

「私はリーゼ。宜しく。」

「俺はリョー。此方こそ宜しく。」

「リョー。フレンド登録してくれないか?」

「別にそのくらい良いが?」

「本当?君が悪魔と呼ばれる理由が分からなくもないのだけど。」

心外な。

「でもさっきの身のこなしは凄いね。」

「クロススラッシュの勢いを利用するのはタクでも無理なんじゃ?」

「クロススラッシュはスラッシュをクロスする技だからやろうと思えば誰でも対処できるよ。最初のを回避するだけでスラッシュを二連続で発動した事になるから。」

これは異世界でも同じ事が言えた。でも一也は二つのアーツ分のためを同時に行い一つ目で接近続く横薙ぎをキャンセルして唐竹割りを繰り出していた。

「それって逆を言えば回避出来なかったらモロで食らう訳か。」

「そうだ。裏剣返しは投げを含めて連動する一つの動きだから教えろと言われても無理だぞ?」

「それはそれで残念だ。そう言えばリョーはクラウン無所属か・・・ミィーナちゃんコレ入れない?」

「良いんですか?向こうが承諾するとは限りませんよ?」

「それに関しては大丈夫だ。できれば勧誘しろという命令が来たから。」

「なら良いですよ。」

何のやり取りだ。先ほどの発言を聞くに俺に関する事なんだろうけど。

「では許可を取れた事だし・・・リョー君を僕たちプロゲーマークラン エンライズ に入ってくれないか?と言うか僕たちの雇い

主が君をスカウトしたいと言われた。」

はい?流星剣はプロゲーマーか?

あれ俺プロゲーマーになれと間接的に言われている気がするんですが。


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