解説と死合
結局あの後魔女はお弟子さんが迎えに来て今度家に来てもらえれば報酬を渡してくれると言い残しワープして帰った。
「結局アレは何ですか?」
暗がりが晴れ街へ戻る途中ティアが聞いてきた。
「ブロンズと銀の弾丸を撃ち込んだんだよ」
「銀は分からなくもないですけどブロンズ?」
「銀は悪魔・ゴースト・アンデッド・魔王軍など幅広く効くからな。
扱いやすい部類だし。ブロンズは目を潰すのに効率が良いんだ。」
これはたまたま銅と錫鉱石の鉱苗があるところである魔法を使ったらたまたま目を潰せてそれ以降ブロンズは持ち歩いていた。
「へぇ〜であの大量殺戮のネタは?」
「それは目に見えないほどの小さな表を大量に作りだしたんだ。後はチェーンダメージかな?」
「連鎖ダメね。」
「何それ?」
「同系統攻撃によるコンボダメージ。連鎖からチェーンダメージやチェンダメ・連鎖ダメージなどいろいろな呼ばれ方をされている奴。」
「確かにそれはどのゲームでも有りますからね。」
「でも雹であんなダメージ与えられますかね?」
「形はまきびしだからな。」
「にしても初日からこんなクエストにイベントとはお腹いっぱいです。」
「だな。」
「じゃあまた明日学校でね。」
「そうですね。明日は9時ぐらいに噴水前で」
「二人ともありがとな。」
「ええ面白かったですし。」
「ではまた此処で。」
そう言いアイとティアはログアウトする。
「じゃあリョーさんには買い物の仕方と武器・防具の更新の仕方など教えるから」
そう言れ手を引っ張られる。この子魔法使い型だからSTRは低いはずだけど急な為体が持っていかれる。何だかあの時の聖女みたいな性格だな〜。と呑気に考えていると
「ぼーとっしないで行くよ。」
声が大きいので周りからの視線が刺さる。特に男オンリーのパーティーから。義兄の贔屓目を無しにしても美少女だしな。
うん?何だこれ?
「死合て?」、
「あちゃーそれ遣られたか。それ送り主は?」
「送り主?アントさん。」
「又迷惑プレイヤーに目つけられたね。」
これ何なの?
「死合は決闘の上位互換。決闘は所持金全てとアイテムがランダムで三個ですが死合はPKペナルティと同じで金庫と言うアイテムを含めたお金全てと装備品とアイテムがランダムで10個と何かしらのスキルが一つです。」
「おいそれ子供ヤバくないか?」
「それは15歳以下はPK不可ですから。」
「あっミィーナちゃん久しぶり。」
そう言いながら男性二人女性三人がこちらに来る。
「これは流星剣の皆さま。御久し振りです。」
「やはり君も正式稼働初日に居るね。他の二人は?」
「明日学校が在りますから。」
「ミィーナちゃんもだよね?」
「実は正式版に義兄を誘ったんで・・・分かりますよね?」
「うん内も苦労したからね。特にアルンには。」
「そうですね・・・・。で何処かのバカが嫉妬でリョーさんに死合を送りこんだんです。」
「それで説明していたと。」
「えぇ。」
「世間話はそのくらいにしておいたら?そこのリョーと言うプレイヤーが説明欲しがっているから。」
「ひょっとしてゲーム初心者なのかい?」
そう言いミィーナが流星剣と呼んだ男が話しかけて来た。悪かったな。ゲーム初心者で。
「あぁ実は5年前から北欧にある小さな公国に留学していてMMOには余り触れる機会が無かったんでな。それと紹介が遅れたが名前はリョーだ。宜しく。」
「こちらは流星剣のエドウィード。宜しく。それと・・・大丈夫か?」
「多分。俺の実力を測れないだけだろ。伯父が山奥で古式武道極めていたのを教わったし。」
「そうか・・・頑張れよ。」
「あぁ、それとミィーナを守っておいてくれ。」
「約束しよう。」
Yを選択し再び闘技場に移動する。さてと如何殺すか。




