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300文字小説

ねこブームの恐怖

作者: 林 秀明

キリギリス「もう夏バテしそうだよ。家へ帰ろうよ」

アリ「まだ一時間も経ってないよ、頑張らなきゃ! でも確かに暑いな」

キリギリス「今年は稀にみる暑さみたいだよ。みんな暑さを恐れて外に出ようともしない。お隣のダンゴムシは木の陰に引越をしたそうだよ」

アリ「僕たちももう引越をしたほうがいいのかな。でも今食料を確保しないと冬が生き延べれなくなるよ」

キリギリス「それもそうだね。少し前は、道端に食べ物のカスがあったのにね」

アリ「それは、つまり……」

キリギリス「ねこが路上から消えたのさ。ねこブームが始まってね。野良猫が食べ物を捕ってくるなんて、もう夢の話さ」

アリ「ねこブームが人間以外にも影響しているのか」


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