記憶をなくした俺が魔法について勉強しました
「はあ〜。今日は疲れたなぁ」本型に戻ったのぞみに言った。
「風呂行こうぜ」
「やっぱ疲れた時は風呂だよな」以外と風呂好きだったんだな!
ん?風呂に入ると誰かがいた。
「失礼します」一応礼儀はわきまえているつもりだ。
「え?新太くん?」ん?その声は?
「な、渚?」ん~~。胸がでかいな!
「えっと、ちょっと恥ずかしいんだけど」やばい、俺のが恥ずかしくなってきた。新太は顔が真っ赤になり。
「ごっちそうさまでーす」と言ってとりあえずその場から退散した。新汰はタオルを腰に巻いたまま風呂から出てしまったので、
「きゃーー」悲鳴を上げた人に目がいった。それは、
俺が服を着ていなかったから上げたと言うことはすぐにわかった。(タオルは巻いてありますよ!)
「どうしたんですか?」と訪ねる碧さん。それから俺に目をやって、顔が赤くなる。
「ふ、服を着てください」
「は、はい」そのときの碧さんは少し怖かった。
服を着ている途中にのぞみに聞いた。
「なぁ、今日みたいに記憶を思い出すことができるかな?」
「ああ、具体的には無理だが大雑把に思い出すことはあるんじゃないか?」
そのまま部屋に帰ろうとすると
「下も履いてください」と顔が赤くなりながら、言ってもらっていると
「クセになりそう」
「な、何を言っているのですか?新太は」
「冗談だろ!冗談」
「新太くんは地道に記憶の取り戻しているようだね」
と学園長。
「あの子に何かあるんですか?」と女性の先生
「あの子にはもっと頑張ってもらわないと」
「そろそろあの子達も帰ってきます」
「もうそんな時期かい?」とスケジュールを言う先生。新太くんここから先は、ちょっとつらいよ!
部屋に戻ったので、気になっていた事を聞いた。
「なぁ、魔法って想像なんだよな、なら強者と敗者が存在しないんじゃないか?」
「まぁ、確かにそれはそうだが」「これにはルールがある。まず一つ、相手を殺してはならない。二つ、闇討ちなどの行為も認められない。そして、三つ、一般人を巻き込まないこれらの条件は絶対遵守される」と丁寧に説明するのぞみ
「なら、想像できる方が強いということか」
「少し違うんだ。これが」
「え?」
「魔法とは自分の身体能力、知能、想像力などが必要で、マスターが言ったことには少し間違いなあるって、いったろ!それはコストが関係してくる」
「コスト?」
「ああ、例えばあまり強くないやつだとそれは、コストの限界値が低いからだと言える」
「まぁ、簡単に言えばコストが多いもん勝ちだな!その点にはマスターはコストが存在しない」
「存在しない?なぜ?」
「それは、マスターの力がコストと言う縛られていないから、だからマスターは魔法を理解すれば最強の魔道士として、名をせかいを轟かせることができるわけ」
「俺ってマジで凄かったんだな」
「私もものすごいのがマスターって思うよ。まずあんなに簡単に魔法って扱えないし」「マスターの奥義はものすごく威力がある、その代わりマスター以外にもできる人がいるかもしれないけど、コストの上限を超えるとオーバーヒートして、自我を失う人がほとんどじゃないかな」
「でも、何か一つを極めれば強くなれるんだ」「実際そういう人がほとんどだしな」おー。流石伝説の魔道書わかりやすい説明。
「ありがとう。ある程度わかったと思う」
「あとこの世で1番危険なのが、魔王だ」「私も会ったことはないが、存在が世界を変えてしまう。何もしてなくてもだ」
「随分、やばい存在ってことはわかった」
「今日はもう遅いからここまでにして、マスター電気消すぜ」
「おうよ!頼んだ。そして、おやすみ~」
のぞみは本型に戻り、眠った。