記憶をなくした俺が少しだけ思い出しました
「ミナー」クソッ俺がいながら
「お前ら覚えとけよ。後で必ずぶっ殺す」ドラゴンはぶぉーっと叫ぶ
「新汰っ」いきなり呼ばれて、振り向くとそこには、渚がそこにいた。
「どうしたの?」
「俺の友達のミナがドラゴンにやられて」
「今、医者に見てもらっているんだ」
「そうだったんだ大変だったね」
「お前はここでミナを見ててくれないか?」
「ん?どうしたの?」
「あのドラゴンども片付けてくる」
「待って。勝てると思ってるの?ドラゴンだよ」
「それでもやらなきゃいけないんだ」一度決めたら突き通すか・・・。
「わかった。でも、約束してちゃんと帰ってくるって」
「当たり前だ。そしたら遊びに行こうぜ」新汰くんは走っていってしまった。どうか無事で・・・。
「おい、ドラゴンども。お前らさっきはよくも俺の友達を。簡単に死ぬなよ」
「君っ、ここは一般人は来てはいけない。今すぐ避難しなさい」ちぃ、邪魔。俺はすぐにそいつを気絶させた。
「行くぜ!サイクロン」その時、
「ちぃ、咆哮でまた」
「面白ぇ、潰してやる」
「のぞみ、エクスカリバー」
「はいよ!頑張ってくれよ」
「すぐ終わらせる」
「ウォーー」凄いスピードで敵に傷を与えていった。
これならいける。そのまま
「奥義・・・幻想爆裂」ドラゴンは真っ二つなっていた。
「次のドラゴン行くぜ」
「新汰くんまだ、魔道士になったばかりなのに、この力凄い。そしたら私も」
「これでラストォ~~~」ふぅ、やっと終ったー。とその時ぶぉーっと叫ぶ声がした。それも今までとは比べ物にならないほど。
「なんだよ、あれ」俺は目を疑った。あまりにも大きい。
「どうすれば・・・」とその時
「新太くん」が、学園長?
「どうしてここに」
「君にアドバイスをしようと思ってね!」
「君は思ったことないかい?なぜ自分は伝説というものを使いこなすことが出来るのか」
「ここから先はあまり言えないけど、これだけは言える。君は昔から強かった。あんなドラゴン一撃で倒すほどに」まじかよ。意識したことないが、確かに伝説級なものを簡単に扱っているよな。
「なら、俺はあいつに勝てる」ドラゴンが叫ぶ。
「うっせんだよー。今行ってやるから、大人しくしとけ」はっ。俺はドラゴンにいる上空に飛び
「奥義・・・幻想爆裂」ドラゴンの翼が切れて、落下していった。
「こいつをここからどうやって倒そうか?」その時。
いって、頭がすこし痛かった。思い出せば勝てるはずなんだ。おい、出し惜しみしないで力をよこせ~~と自分に叫ぶ。
「はっ、思い出した」
「行くぜ!のぞみ今魔法を1つ思い出した。いけるか?」
「私は伝説の魔道書だぜ!余裕だよ」
「OK。行くぜ」
「付与発動」その時俺の体から光が漏れて、そのまま、
「奥義・・・幻想消滅」ドラゴンは粉々になり、ヨッシャー俺が勝った~。
「新しい奥義おめでとうマスター」
「いいや、おまえのおかげだよ!のぞみ」少し顔が赤くなっている気がする。
「あっ、そうだ。ミナー」そこには、渚と起きているミナの姿があった。
「良かった」向こうもこちらに気がついたらしい。
「お疲れ様です」ふたりが笑顔で迎えてくれた。
俺は「ただいま」といった。