記憶をなくした俺は今ピンチかも知れません
「いやーさっきのは最後危なかったかもな」油断は禁物だな。次はなるべく早く倒そう。
「あのっ」振り返るとそこに可愛い女の子が・・・。
「えっと、あなたは?」
「ああ、すいません。私はミナと言います」ミナちゃんかぁー、正しく美少女だな!
「あなたが次の対戦相手に決まったので、御挨拶をと思いまして」なんて礼儀正しいんだ。この子いい子だ
「じゃあ、自己紹介俺だけしてないよね、俺は新汰だ、よろしくなミナ」決まったー。最初から呼び捨て反応は?
「はい、よろしくお願いします」スルー?まさか、スルー?やるなこやつ
「次のグループ試合始まりマース」
「ほら、俺らだな行こうぜ」
「はい、よろしくお願いします」
「続いての試合新汰VSミナ~」少し緊張する。
「両者がフィールドにあがったので、スタートー」
「いきます。メイク~マグナム」その瞬間ミナは銃を作ってきた。そして、
「バァん」
「やっべ、飛べ」風の魔法で空中に逃げた。
「逃がさない。メイク~ダイナマイト」その瞬間爆発した。
「爆風で飛べなくなって、場外を狙ったのか?」
「流石です」でも
「あなたが勝つことはできません。メイク~ランスロット」なんだこの剣?剣の魔力がやばい、とりあえず逃げよう。だが、
「女の子から逃げるわけには行かないんでね!サイクロン」
「ちぃ、邪魔」その瞬間サイクロンが斬られた。
「う、嘘だろ」会場の声援が凄いな。
「なら、ボディフォース」体の周りに高密度の風を集めて、その間に!
「斬る。のぞみ刀を召喚」
「あいよ!頑張ってくれよマスター」
「おう、必ず勝つ」
「あ、その刀はまさかエクスカリバー?」
「なぁ、エクスカリバーってなに?のぞみ」
「ああ、昔から私が管理していた伝説の刀だ」
「へぇー、魔道書も伝説で刀も伝説なんて、俺すげぇ~」
「本当に存在していたなんて」
「面白いですよ、新汰さん」
「もうそろそろ幕引きといこうか」
「奥義・・・幻想爆裂~~」俺の今の限界の技。いけ
「奥義・・・斬撃多重暫」
その時どおーーん。ものすごい音がして、空に大量のドラゴンが
「きゃー。ドラゴンよ」「逃げろー食われくぞ」と観客席の人達が慌ててる。
「どうなってんだよ」俺とミナは勝負をあとにして本部へ走った。ドラゴンが街を破壊している。いろいろな魔道士たちが行っているが、吹き飛ばされていた。
クソッ。とその時
「奥義・・・斬撃多重暫」ミナが飛び込んでいた。
あのバカ。あっ
「ヤベェ。ミナ後ろー」ミナはドラゴンの咆哮によって吹き飛ばされていた。
「ミナーーーっ」