記憶をなくした俺は魔道書を手に入れました。
「君を読んだのは、他でもない名前についてだ」あー、確かに名前ないんだよなぁー。
「だから、僕が名付け親になろうと思う。だってそうだろ、明日から学園生活が始まるのに名前がないのは、不便だよ」
「じゃあ、つけてもらおうかな!かっこいいので頼むぜ!」
「君は人生を改めてスタートしてる、状態だろ?だから、名前は・・・新汰と言うのはどうかな?」
「かっこいいじゃん。大事に使わせてもらうよ」
「あとね、君の荷物が届いたんだ。そこにあるから、持っていってくれないかな?」おいおい結構な量だぞ
また、ニコニコしてるよ、学園長ってば。
「お、重い。魔法で持ってけないのかよ」
「まぁね!荷物を持つ魔法はないよ」ホントかよ
「あー。忘れるところだった。はいこれ」小さな本?
「これは魔道書・・・ヨミの写本。魔道書のなかで最強のものだよ!」
「なんで、俺にそんなたいそうなものを」怪しい。
「それだけ君に期待してるということだよ!」
「魔道書に一つだけ願いを叶えてもらえるよ!どうする?記憶を元に戻して下さいと言うかい?」なんと素晴らしい機能だ。
「でも、記憶は自分の力で取り戻したい」
「おー。かっこいいこと言うねー」
「僕の願いは、魔道書に意思を宿すことだったなぁー
たまにいるんだよ魔道書の願いを意思にする人」
「意思かぁー」どうしようかな?
「その魔道書は伝説だから、意思を、持たせても人間に近い存在になると思うよ」
「そりゃ、いいなぁー。俺もそうしようかな」
「願いのだったら、写本に手を乗せておねがいするだけだよ」やってみっか。
「ヨミの写本、俺の願いはお前に意思を持ってもらうことだ。そして、お前のマスターになる新汰だ!よろしく頼む」写本が光っていく。身を開けられないほどに。そして、目を開けると本が人になっていた。
「契約完了。マスターと認識。確認完了」
「よぉ、マスター。私はヨミの写本だ!これからよろしく頼むぜ」髪は白髪、目は黄色、体格はまだ幼い感じが出ていた。
「おうよ!これから頼むぜ」
「お前って、本に戻れたんだな」
「ああ、少女の方でも本の方でもどちらでも構わないぜ」
「お前って、名前とかつけた方がいいのか?」
「マジか付けてくれるのか?付けてくれ。可愛いので頼むぜ」何にしようなぁー。迷う、迷うなぁ。
「それじゃあ・・・のぞみってのは、どうだ!
「おー。可愛いじゃねぇかよ!」
「ありがとうよ、マスター気に入ったぜ!」
「今日は遅いし、部屋に帰ってねるか」
「そうだな!私も疲れた。(疲れた気がするだけなのだが、まぁいいよな)」
「起きろ、マスター朝だぜ!」むにゅ
「ん?なんだこの柔らかいものは?」
「マスター少し恥ずかしいぜ」やべ。
「ごめん、ごめん。わざとじゃない」許してくれるかな?
「大丈夫だよ!それより用意しろ!今日から学校だろ!」そうだった。昨日は結構いろいろあったなー!
「おうよ!今すぐ用意する」
「えっと、転校生の新汰くんです」
今日からの一歩を大事にしよう!