13/13
またいつか会えると願い続ける者達・・・。
俺を知っている人たちは泣いていた。
大会は決勝先輩の勝ちになって、終わったらしい。
みんなはしばらく俺のことで泣いてくれた。
嬉しい。俺はみんなの心の声が聞こえた気がした。
「新汰くんは魔王だったんだよ」と学園長が碧さんや渚たちに言った。
「学園長は知っていて、ここに連れてきたんですか?」「ああ、そういうことになるね」
「なぜですか?この世界がなくなる所だったんですよ
それに新汰くんのことも考えないで、あなたは最低です」ときつい口調でいう碧さん。
「まぁ、あの子が自分で決めたことだ。誰にも介入する余地はない」学園長の目は笑っていなかった。
「大丈夫。またいつか来てくれるよ」
半年後
「この魔法は回避と言い、ある程度の魔法ならかわせる。と言う基本的な魔法です。次は・・・」
「先生。なんで泣いているんですか」碧さんは泣いていた。実はこれは、新汰に教えたことのある魔法だったからだ。
「なんでもありません」と言いながらも生徒達はわかっていた。
「あまり泣くとシワができちゃうよ。まだ、若いんだからあまり泣かないこと」
と聞きなれた声が聞こえた。
僕達私達は目から涙が溢れてきた。
「ただいま。みんな」




