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Bitter Orange, in the Blaze.  作者: 紅崎ナヤ
終.真実と、現実と――
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151/151

150.強い、ひかりの中に



 ミラース歴1429年


 その年の冬、一つの革命が起きた


 ヘイズル・オルドスが起こした、全ての発端となる革命だった


 その後、ミラースでは自らの力を信じた民衆によって、あちらこちらで反乱が始まり


 貴族政権は事実上崩壊


 世界は混沌の中へと没していく



 その11年後、ミラース歴1440年


 英雄の中の英雄と謳われることとなる男、ウェリエル・ソルスィードによって


 この世の覇者ウッドカーツ家が滅ぼされるまで


 後に『血に濡れた11年』と呼ばれる混沌の時代が続くことになる



 その後の4人の旅人たちの行方を語るものはなにひとつとしてない


 どこへ向かったのか


 そこでどんな光景を目の当たりにしたのか


 何に巻き込まれたのか


 どこで分かたれたのか


 また、新たな仲間を加えたのか


 それは、誰にもわからない





 ただひとつ、わかることは





 深い深い橙色の空の下


 この強いひかりに包まれた世界の中


 遠く続く荒れ果てた黄昏の道をどこまでも


 ――彼らは歩き続けている














 

 今日も、どこかで。


 -Bitter Orange, in the Blaze-

 FIN



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