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魔王様の溜息  作者: 黒筆猫
第2章 魔王様のお勉強
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世界観の説明章になります。退屈かもしれません。

 おはようございます、魔王のミナフィリスです。


 このベッドは広すぎて、眠りにくかったです。寝不足気味です。ふわぁ~~~ぁ


 寝ている間に、侍女の人が来てくれました。淫魔族のイルミリアさんです。イルだと呼び方が同じになっちゃうので、ミリアと呼ぶことにしました。イルの姪にあたるそうです。やっぱり姪なのでよく似ています。肩から少し下まであるウェーブがかった金髪に碧眼で、ブラも無いのに上を向いた胸、くびれた腰、幼児体系の自分が悲しくなります。


 侍女は、あと3人付くことになるそうです。


 まずはお風呂に入ってくださいと言われました。昨日はそのまま眠っちゃいましたからね。私も入れるのは嬉しいです。


 でも困ったことに、洗うのにミリアが一緒に入ると言ってきました。一人ではいるからいいですと言ったんですが。


「浴室は大きいですし、何かあってはいけません。それに、まだお小さいのですから、体も洗い難いでしょう」


 と言って付いてきました。ちょっと恥ずかしかったです。でも、ミリアってば洗うのが上手で気持ちよくなって眠っちゃいそうになりました。


 お風呂から上がると、いつの間にか新しい洋服が用意されていました。いわゆる、黒の子供用ゴスロリドレスに白いニーハイソ、黒のローファーでした。


「ミナフィリス様、とてもお似合いです」


 ミリアに褒められて、ちょっと照れてしまいました。


 これから、執務室?に行って勉強だそうです。今日の先生はシャーナンだそうです。


 そう言えば昨日から、何も口にしていないのにお腹が減りません。どうしてなのかミリアに聞いてみました。


「魔族は高位に成る程、食事を必要としません。ミナフィリス様ともなればまったく必要としません」


 ん~、必要がないと言われても、こちらは元日本人。やっぱり美味しいものが食べたいです。せっかく元気な体になったんですしね。お願いしてみました。


「必要なくても、何か食べたいです」


「かしこまりました。夜からは何か食事が出来るよう手配いたします。あと、口寂しいようでしたら何か飲み物を用意いたしましょうか?」


「はい、お願いしますね」


「ミナフィリス様は、私たちの王なのです。お願いなどと言わず命令してくださいませ。それを叶える事こそ喜びなのです」


 それでもこれは私のわがままなんだし、それだけ手間がかかることになるんだし、礼儀は大事ですよね?ですからもう一度、にっこり微笑みながら言いました。


「でも私のわがままだから、やっぱりお願いしますね」


 お願いする時に、微笑むと気分よく引き受けてもらえますよね?なのに何故でしょう。ミリアは手を口の辺りに添えて、上を向いて固まってしまいました。私の身長だと何をしているのかまったく見えません。


「ミリアどうかした?」


「い・・・いへ、なんへもあひまへん」


 なんでしょう?よく聞き取れませんでした。『いえ、なんでもありません』って言ったのかな?あまりしつこく聞いては失礼なので、上を向きながら案内を再開したミリアに付いて行きます。


 執務室に着きました。一言で言うと豪華です。部屋の大きさは、12畳くらいでしょうか?中央には黒曜石のような物で作られた机があります。繋ぎ目が見当たりません。もしかして、大きな塊から掘り出したのでしょうか?机の左側にシャーナンが立っていました。

 その前に2冊の本が置いてあります。今日はアレで勉強するのかな?向かって右側の壁は一面の本棚です。本でびっしり埋まっていています。あの本はここから出したのでしょう。左側には入ってきた扉よりの小さな扉があります。秘書とか補佐をする人の部屋でもあるのかな?正面には棚付きの窓が3個あって、それぞれの棚に、赤い水晶のようなものが置いてあります。飾りにしては3個も同じ物ってちょっと変ですよね?何か意味があるのかな?意味があるなら、そのうち教えてもらえるでしょう。


 ミリアはお茶の用意をしてくると、どこかに行ってしまいました。


「ミナフィリス様、おはようございます」


 シャーナンが挨拶をしてくれた。いけない教えてもらうのはこっちなのに、挨拶が後になっちゃった。


「おはようございます。今日は勉強よろしくお願いします」


 こっちも挨拶をすると、シャーナンの様子がちょっと変です。耳の辺りが少し赤くなって、眉が変にゆがんでるような感じがします。どうかしたのかな?


「せ、席まで抱き上げさせていただきます」


「うん、よろしくね」


 玉座と同じで、椅子が大きすぎるのでシャーナンが抱き上げてくれました。椅子に座るたびにお願いするのって、やっぱり迷惑だと思うので言って見ました。


「毎回面倒でしょ?。私が座る椅子には、踏み台を用意してくれる?」


 シャーナンが立ち止まって、驚いたような顔をして言ったの。


「とんでもありません。我等は魔王様のためにいるのですから、このようなこと何ともありません。それに玉座等に踏み台では格好がつきません」


 やっぱり、見た目的にも魔王が踏み台は格好が悪いようです。


 私用らしい椅子が見えました。普通の椅子の上にレストランでよく見る、幼児用の小さい上乗せタイプの椅子が付いています。まあ、こんな大きな机だと、そういう物が無いときついですよね。


 シャーナンが目の前で立ち止まると、椅子が勝手に動きました。魔法のようです。そうそう、魔族はイメージで魔法を使うので、呪文とかは必要ないそうです。便利ですね。


 私が座ると、シャーナンは横にある、背もたれの小さな椅子に座りました。机の影に隠れていたので、部屋に入った時は見え無かったんですね。


 「それでは本日は、世界の歴史から始めさせていただきます」


 「よろしくお願いします」


 ペコリと挨拶をしました。


 どうしてなんでしょう?挨拶をすると毎回へんな反応をされます。


 まあ、昔は病院でやることも無くって、本ばかり読んでいた私です。勉強は得意ですよ。


 頑張ります。

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