第6話。こうして俺はエルフの少女と出会った。
エルフ族の女性きたー!。っと思ったら…。子供かぁ。待て…子供…。まさか…!。こっちに来るな!。
俺は子供専用鎧じゃねえぞ!。断固反対だ!。
反対だからなぁー!。
エルフの女の子は顔をキョロキョロとしている…。
エルフの女の子は身長120、髪は少し金髪か?。
年齢は若干10歳って言ったところか…。
この子は、しっかりと食べてるのか…。痩せてるな。
これは、あれだよな…よく「奴隷服」を着てる労働者みたいな感じの…。
それとも、奴隷市場とかか…この子は逃げてきたのか!?。
って…!。俺はどんな情報を指摘してるんだ!。
「お嬢ちゃんよ!防具が欲しいなら、この子供専用防具だな!」
「ごともせんよボウク…?えっと…」
エルフの少女は手でボロボロな服を探る。
それを見てた。店長は…。
「よし…分かった!お嬢ちゃん!これはプレゼントだ!」
は…?。えっ…?。待てー!「タダ」は駄目だろ!。やめろ!。
「いいの…!おじさん、ありがとう…!」
よくないぞ!。俺はな…俺はな…!大人の女性が良いだよぉ――!。
「ははー、錆び…おっと、お嬢ちゃんの為さ!」
おぃ…今、本音がもれていただろ!。分かるからな!。
すると、エルフの少女はキラキラな眼差しで『錆びた鎧』を見つめるのでした…。
眩しい!、眩しすぎる!。その眼差し!。
「どれ、着てみろ!お嬢ちゃん」
店長はエルフの少女に『錆びた鎧』を装着させる。
すると、どこからか…声が聴こえてくる。
【インテリジェンス、ユニークスキル】
『主従の契り』を発動開始イタシマス。
えっ…。待てー!。そう言う事かぁ――!。
すると、いきなりエルフの少女は驚くのでした…。
身体が「ビクッ」となりました…。
「ん?お嬢ちゃん、どうした…鎧がきついのか?」
「何か?話した…?おじさん?」
「今、話してるだろうが!がははー!」
「所で?お嬢ちゃんは…奴隷なのか?」
「ううん、違う、お金が無いから…この服は貰い物」
「そうか、そうか、また来な!お嬢ちゃん!」
エルフの少女は店長と店員に手を振ってお店を出ました。これから、エルフの少女は、どんな冒険が待ってる事でしょう…。
あーぁ、これからは俺は、一生この少女と…。
するとエルフの少女はお店を出た辺りで止まるのです。顔をキョロキョロと周りを見渡し。ゆっくり歩き出しました。
「聞こえない〜何も聞こえない〜…」
ん?…おぃ…。あ〜なるほどねぇ〜…止まれ!。
「き…きこ…聞こえない〜何も聞こえ…ない」
そこの可愛いお嬢ちゃん、飴玉をあげるよ。
「飴玉!あ…」
あ…じゃねぇ!。やっぱり聞こえてるだろうが!。
「誰!?どこにいるの?幽霊さん?」
俺はお前の近くにいるぞ、今お前が着てる鎧だ!。
「羊が1匹〜羊が3匹〜羊が5匹〜…」
現実逃避するのはやめろ!。俺の話を聞け!。
てか、その数え方…異世界でも同じなんだな…。
彼はエルフの少女に全ての事をお話ししたのです。
「日本」っと言う別世界の事。そして事故死で、この世界に『転生』された事を。
「聞いた事ある…『勇者』様も別世界から来たって…」
この異世界でも勇者が居るのか!。あ…でも、この事は、俺たちだけの秘密にしておこう。
「秘密?なんで…?」
いいか?。もしも俺が『インテリジェンス』だと特定さらたら危険が及ぶかも知れないからだ。
「錆びた鎧なのに…誰も興味もたないっと思う…」
錆びた鎧で悪かったな!。
エルフの少女は「クスッ」っと笑うのでした。
そいえば、自己紹介をしてなかったな!。
「私の名前は…」
次へ続くヨロイ。