第14話。宿屋へ泊まる!?。
がぉー!♪ゴーレムだぞ〜♪食べちゃうぞ〜♪。
ゴーレムて「がぉー」て言うのか。人喰いかっ!。
リュックサックも欲しい〜。
そうだな、色々な物を入れられるからな。
ゴーちゃんのため!!。
あ…はい…そうですね…。
エルルは泊まるために、宿屋を探す事にしました。
今宵はどんな物語が待ち受けるのか。
エルルは宿屋へと向かってました。するとヨロちゃんがある事を提案する。
エルル、アイテムについて、どれくらい知ってる?。
「んー回復ポーションに〜MPポーションもあるよ!」
うし!それ必須項目だな!。傷のために回復ポーションがいるな。
「わかった!アイテム屋さんに、いこうーおー!」
エルルはアイテム屋に向かうのであった。市場の近くにアイテム屋のお店があった。建物は立派なお店になっていた。
エルルはお店の中へと入る。色々な種類のポーションが棚に置いてあった。
エルルはカウンターに向かい、質問する。
あらまぁ!。可愛いエルフお嬢さんね!。何か欲しいの?。
「エムピーのポーションを、ください!」
いいわよ!。ちょっと待っててね〜MPポーションは1個で銀貨3枚かしら。
「えっと…銀貨10枚でかうから〜…2…4…?」
エルルは指を使って数える。だが、最後は間違っていた。それを見てたアイテム屋店長は「クスッ」と笑い。
うふふ、いいわよ、銀貨10枚で10個上げるわ。
おぃおぃ、大盤振る舞いだな!。8個も店長は無料でやるみたいなものだぞ!。
「おおばんぶるまい!?」
まぁ、難しい言葉を知ってるのね〜余計に気に入ったわ!。また、いらっしゃいな。
アイテム屋店長はMPポーション10個を袋に入れて渡す。
「ありがとーまたね!ばいばい〜」
エルルは外に出て喜ぶのである。
ところで、全部MPポーションだな…まさか…エルル…。
「これで、ヨロちゃんの〜エムピーがつきないね!」
だろうな!。がぶ飲みして身代わりさせるつもりだろ!!。
「でも、ふしぎー…頭にコウゲキをくらったのに、痛くなかった!」
それはあれだろ?。身代わりが発動してるからだろ。
「ヨロちゃんは、全身をまもってくれてる?」
はは、そう言う事だな、夜も近いな、うし!。宿屋に向かうか!。
「おー!ふかふかのベッドー!!」
エルルは宿屋へと向かうべく走る。ルーキー街は滅多に観光客が来ない…。なので宿屋も一つしかないのだ。
エルルは宿屋へと到着した。
そして宿屋の中に入る。ルーキー街の宿屋はシンプルな構造である。まるで一軒家のような宿泊施設になっていた。
いらっしゃいませ〜お泊りですか?。
「1日泊まらせて、ください!」
ん?。お嬢ちゃん、親はどうしたのかしら?。
「私、一人です…親は〜…しごとですっ!」
本来なら、親同行での宿泊なのよねぇ〜。
「おねがいします…今日だけでも…」
エルルは眼差しを向ける。それを見た女将は。
そんな眼差しで見つめられると、困るわねぇー。
仕方がないわね!。可愛いお嬢さんに免じて許します。
「わーい!、ありがとー!」
一泊、銀貨20枚よ、大丈夫かしら?。
「ここにありますっ!」
それじゃ、部屋を案内するわね、ついてきて。
女将は部屋を教える。そして宿泊施設の説明をして戻っていく。エルルは部屋の中に入る。
部屋の広さは9平方メートル以上だろう。
一人で十分な広さだ。
「わーい!ベッドだ!」
エルルはベッドを見てジャンプする。
先にお風呂に入るじゃないのか?。
「そうだ!入ってくるねー!」
エルルは鎧を脱いでベッドに置き、速攻でお風呂に入りにいくのであった。
気づけば外は夜になろうとしていた。
ヨロちゃんは一つ気になっていた。
そいえば、エルルの親はどうしたんだ?。何も言わないと言う事は…。
いや、今は止めてこう。せっかくエルルが活力を取り戻せたんだ。
あの防具屋で出会ったエルルの目は死んでいたが。
今はもう違う、生き生きとした瞳だな。
うし!。俺も全力でサポートしないとな!。
こうしてエルルは、お風呂を堪能して、夕食も堪能したのでした。そして寝る前に歯を磨き。
また明日の冒険に備えてエルルとヨロちゃんは深い眠りへとつくのです。
次回を待つヨロイ。