第10話。初陣!。スライム退治!?。
スライム〜プヨプヨ〜♪。女の子が〜…。
おぃ…途中でやめるな!。気になるだろうがぁ!。
スライムの液体、売れるだよ〜。
いきなり、話題が変わるだな…。
スライム倒すぞ〜!おー♪。
なんか…めちゃ不安になってきたなぁ…。
エルルとヨロちゃんはスライム討伐へ向かう為、街の外へと出た。今宵はどんな物語が待ち受けるのか。
エルルはキラキラな瞳になる。それは広大な自然豊か…。ではなく…。火山の地形であった…。
何度も噴火が起きてるのか。緑がない火山なのだ。
しかも、街は頂上付近にあった…。
待て待て―――!。おかしいだろうが!。
「あ、熱いよ〜…帰りたいよ〜…」
だろうな!。その前にツッコミ入れるぞ!。
だいたい!初心冒険者が始まるスタートラインは自然豊かな、フィールドだろうが!。
「早口っで…何を言ってるのか…わからないよ〜」
あの賢者は何を考えって、ここを初心冒険者の街だ!。って石版に残したんだ!。
「早く、倒して帰ろう〜…暑いよ…」
そ、そうだな!よし、スライムを探そうな!。
おぃ…みろ…スラ…。
エルルの目の前にスライムがいました…。そのスライムは…。
エルルの目の前に火山スライムが現れました!。
「なんか…強そう…ステータスも見れるよ!」
『火山スライム』ステータス。
HP50。MP250。攻撃力35。防御力35。魔防5。
「わぁー…ヨロちゃんより、強いよー…」
一旦退散だ!退散!。帰るぞ!。
「待って、剣を抜いて試してみる…」
おぃ、無理はするな!。死んだら意味がないぞ…!。
エルルの抜刀!。が…ここで予測不能な出来事が起きる。
「ん――――抜けない………!」
……………。
あっ、もう…いいです…帰りましょう…。主っ!!。
「これは、戦略的、撤退なのだ!」
そーだーな、うん、前向きが一番だな…。
こうして、一旦、ルーキー街へと戻る事になったエルルであった。
これは、決して敗北ではない。地形と適性武器が悪いのだ。っと、つぶやく。一人と防具であった…。
そしてエルルは街へと入る。速攻で水飲み場へと走っていく…。いや、脱兎の如く。
エルルは我が夢中で水を飲む。
「ぷはー生き返る〜!」
おかしいだろ…このルーキー街は!。中に入ったら、何も影響ないだと!。
「まほうっで〜街をまもってるって!」
一旦、冒険者ギルドへ戻ろう…。
「うん、他の武器に変えてもらう」
そうだなぁ、その剣はちょっと重いだろうし、抜けないもんな。
「ふっ、剣が私の才能に追いつかないだけ…!」
エルル…やだ…涙が出てきたぞ…。戻るぞ!!。
「は〜い、あっ!もうちょっと水を飲んでいく」
こうしてエルルは初めての敗…戦略的撤退をするのであった。そしてエルルは冒険者ギルドへダッシュして向かう。
そしてエルルは受付娘に会うのであった。受付娘は驚いた表情になる。
早いご帰還ですね!。って…まだですよね?。
「この剣重い…!抜けなかった」
それを聞いた受付娘は「クスッ」ッと笑ってしまう。
笑うじゃねぇ!。エルルは真剣なんだからな!。
「そうなのだ!こっちはしん…?シンケン!」
ご、ごめんなさい!あまりにも「可愛い」っと思ったので…そうだわ!。これなら、どうかしら?。
受付娘はダガーを置いた。それを受け取るエルル。
「軽い!これなら抜けそう…!」
受付娘はエルルにダガーを渡した!。エルルはダガーを手に入れた!。
「今度こそ!たおそう!おー!」
こ、今度こそ…?。が、頑張ってくださいね!。
受付娘はエルルに手を振るのであった。
ついつい、ツッコんでしまったが…気を取り直していくぜ!。
こうして、エルルは二度目のスライム…ではなく「火山スライム」に挑戦しにいくのでした。
はたしてエルルは無事に倒す事が出来るのか!?。
次へ続くヨロイ。