6話.皇帝との約束。
6話目です!
「さてと!ミイサのところに戻るか。」
―ガチャッ―
「あら?もう着替えたの?カナタ。」
ミイサが驚いたように言う。
「ああ。どうだ?」
カナタは自信満々に問う。
「似合ってるよ。」
ミイサはそう照れるように言う。
「甘酸っぱくて、不快です。とても。
イチャイチャするならお外で。ミイサさま。」
クレシャルが少し怒り気味にミイサを見ながら言う。
「あら?クレシャル、ヤキモチ?」
ミイサはからかうように言う。
「そんなんじゃないです。ミイサさま。」
クレシャルは微笑みながらミイサに言う。
「もうすぐ…お夕食のお時間です。いつもの部屋へ。」
クレシャルはそう言う。
「いつもの部屋?わかった。カナタ、ついてきて」
ミイサはカナタにそう言う。
「ああ。」
カナタはミイサについていく。
「皇帝さま。お夕食の準備は、ナミリがやってくれて
います。いつものお席に着いて待っててくれると
幸いです。」
頭を下げてクレシャルは皇帝に言う。
「わかった。いつもありがとう。クラシャル。」
微笑んでそう言う皇帝。
俺のほう向いて皇帝はこう言う。
「君がミイサの殿方だな?よろしく。」
勘違い皇帝は俺にそう言う。そんなんじゃないのに。
でもミイサと結婚できたら幸せだろうな…
「えーと違います。ミイサ…さんとは、その
仲良くさせてもらってます。?」
俺はそう一応否定しとく。
俺に皇帝は耳元でこう囁く。
「ミイサはたくさんのやつから命を狙われてる。
だから、君が守ってやれ。約束してくれ。
大切なわしの子供の様なものなのだ。」 と。
「わかってる。命に変えてでも守る。」
「その言葉が聞ければ十分だ。」
そうして皇帝との会話を終わらせた、カナタであった。
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「姉様を殺した魔王に復讐します」の方も
書いたので、ぜひ読んでみて下さい!