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ヒスヴィル-HISVIL 〜そのためならば何度でも〜  作者: ビタミン
プロローグ・話のまとめ
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一章まとめ

※この内容には多分なネタバレが含まれています。本編をしっかりと読みたいという方はこの話を読むのはお勧めしません。

 長々と読むのは疲れるのでサラッと最新話まで読みたい人におすすめします。

 この話には伏線や細かい設定、描写、セリフなど省かれている物も沢山ありますのでご了承下さい。

 

  














































 主人公オトメ・フツバは入団試験で手練れを倒した期待の新星として騎士団に入る事となる。

 そこでは頼れる隊長、陽気な先輩から落ち着いた気の利いた先輩など沢山の人が出迎えてくれた。

 またそこにはフツバが入るまで期待の新星と言われていたメルトという先輩騎士がいた。

 その男は生真面目で厳格な性格だった。

 

 入団から数ヶ月が経ち案の定フツバに対抗心は抱いていたメルトがフツバに勝負を仕掛けるもアルバ隊長に止められてしまう。

 止められた理由はフツバが「星認試験」という物の対象者に選ばれた事だった。

 騎士団には星の数によって強さを階級で分けている。

 基本は配属されて数年してから対象となるがフツバは入団試験で三星を倒していることもあり早々に選ばれた。

 星認試験の内容は自分が配属された場所の近くの未解決事件の解決又は進展させるという物だった。

 それの手際及び成果で星が与えられたり与えられなかったりする。

 フツバが配属された基地では最近副隊長が何者かに奇妙に殺された事件が起きていた。

 副隊長の事を全く知らないフツバにその事件は仲間の信頼で任される事となる。

 

 試験当日、皆に声援で送られたフツバは早速調査に入る。

 調べて行くと先日王城から逃げ出したライラ姫が関係している可能性が浮上した。

 王女の脱走、副隊長の暗殺、度重なる負の連鎖に嫌な予感を感じたフツバはすぐに情報で教えられたライラ姫の元へと向かう。

 フツバにはその負の連鎖を作り出すある人物に心当たりがあった。

 その人物に人を合わせてしまうとどんな身分であろうと命が危うい存在になってしまう。

 フツバが情報の場所に着くとそこでは動か死体が一つの建物に群がっており入ることができなくなっていた。

 フツバには前に隊長から死体が墓から消えるという不自然な現象を聞かされており、フツバの調べる事件とも関係があるかもしれないと言われていた。

 そんな所に群がる死体の群れ、ライラ姫が居るのは火を見るより明らかだった。

 死体はこの世界にある特殊な力「ヴェーラ」によって動かされている。

 「ヴェーラ」とは今までは極稀だったが最近になり数が増えてきた傾向にある特殊能力のことだ。

 フツバは騎士団に公言はしていなかったが「ヴェーラ」を持っていた。

 それを駆使して見事ライラ姫の元までたどり着く事に成功した。

 主犯と見られる男は実際の所弱者にしか強くなれない腰抜けでフツバが現れてからは何もできなくなっていた。

 その男に尋問すると謎の人物に命令されたと答える。

 その言葉に嫌な予感が的中したと確信したフツバがこの場からすぐにライラ姫を逃げさせようとした時。

 その人物はライラ姫の後ろに立ち、ライラ姫は殺気に当てられ冷や汗をかき動くことができなくなっていた。

 その者は闇を纏った様な真っ黒な体に真っ黒な目。

 白目がなく全てが黒くなっており、まさに悪魔と言った所だった。

 この悪魔こそがこの事件の主犯であり、フツバの恨むべき人物だった。

 その悪魔はフツバの事を特別気に入っており、フツバが本気で自分を殺しに来てくれることに喜びを覚えていた。

 悪魔は犯人とライラ姫がどうなるかを知ったうえでフツバを怒らせるために一連のことをしたと話す。

 悪魔は様々な痕跡を残した末にフツバ達の前から姿を消す。 

 そのものは政府が非公開にしている者なのをフツバはある理由で知っており見ていたライラ姫と犯人に何も言わない様にと固く口止めする。

 その日はフツバが「星認試験」の資格をもらうと同時にメルトもある特別な特訓の資格を貰い、それからメルトが帰ってくる日だった。

 現場に駆けつけたフツバと同部隊の者たちに出鱈目な嘘をついてやり過ごそうとするがメルトにだけは嘘をついてることがバレてしまう。

 しかしフツバはメルトの身を案じ何もなかったと貫き通す。

 メルトはそこからフツバに更に強い執着心を持つようになった。

 

 その数日後フツバに王城への出頭命令がでる。

 体は事件の真相を詳しく聞くこと。 

 しかしフツバは感じていたこれは嘘で本当はこの三人を殺そうとしているのだと。

 「事裁」という王族が頂点だと世間に嘯き裏で王国を牛耳る者達にフツバ達は呼ばれる事になる。

 「事裁」のことの真相を知っているのも数少なかったがフツバはその数少ない内の一人だった。

 そいつらは裁判官の様な立ち位置で事件の事をじっくりと念入りに聞かれる。

 ボロが出ないようにフツバが受け答えする。

 何とか全く違和感のないように話したフツバ。

 一安心かと思いきや、その場にいたライラ姫とフツバは突然命を狙われることになる。

 「事裁」にとっては知るも知らないと関係なかったのだった。

 ライラは自分の国が姫さまを殺そうとした事にショックを受ける。

 フツバはそんなライラを抱えながらも持ち前の機動力を活かして包囲網を潜り抜ける。

 フツバは王城の最上階からライラ姫を抱えながら飛び降り着地して逃げ出す。

 その道中でメルトが止めにきたがフツバの八割本気によって足止めをされる。

 

 この逃亡劇の始まりが伝説への始まりとなった。

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