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ヒスヴィル-HISVIL 〜そのためならば何度でも〜  作者: ビタミン
プロローグ・話のまとめ
1/217

プロローグ 謎の青年

 ここは東の国「ラーズウェル」

 今日もこの国の王都には平穏な時間が流れていた。

 ただこの国が、世界が大きく動き出す事をまだ誰も知らない。

 これはたった一人の青年と好奇心旺盛なお姫様の旅物語である。


ー王都騎士団西エリア基地ー

 一人の青年の登場に部屋全体が静まり返る。

 髪も目も黒く、この国では珍しい風貌だ。

 イケメンでもなくブサイクでもない平凡な顔である。

 腰には愛剣を携えられており、その愛剣には貫禄がある。

 片方だけに生えた八重歯が特徴的だ。


「おい、あれが入団試験で三星を倒したとかいう化け物か」


「あぁ、あいつだよ。会場で見てたんだけど凄かったんだぜ。三星の剣戟を受けても普通に反撃するんだからな。あいつは破格級に強いぞ。きっといつか騎士団長とかになるやつだ」


 ヒソヒソと喋る。


「確か、名前はえっと……」


「オトメ・フツバだよ」


「そうだった、そうだった。変な名前だよな」


 そう、この男『音女二葉』は入団早々三星の中佐を倒した謎の男である。



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