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【完結&書籍化】スキル『市場』で異世界から繋がったのは地球のブラックマーケットでした  作者: 石和¥
2:群れ集う者たち

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50/422

50:朝食とスクールバス

なんか昨日から、えらい大勢の方に読んでもらえてるみたいで、ありがとうございます。


そしてメイン読者として支えてくれてるTボーイズには、ずっと変わらず感謝。

(ホゲ画伯の絵を貼りたいんだけど、すまん調べて説明読んでもよくわからんかった……)

「ふぁああ……」

「おう、ヨシュア」

「爽やかな朝じゃな♪」


 そうね。君らずっと寝てたから、そうかもね。

 俺はといえば夜通し運転してきたうえに、目の前の惨状をどうしたものかと頭を抱えていた。

 天気は快晴で風も爽やかなのが、いまは逆にちょっとだけイラッとする。


 苦笑するのが精一杯な俺を、脳筋ガールズは首を傾げて怪訝そうに見ている。徹夜明けにトラブルが起きたときって、心に余裕がなくなってイカンね。そういうときこそ笑い飛ばさなきゃ……


「……って、出来るかーッ!!」

「「「おおおぅ!?」」」


 俺たちの前には、ずっと愛用していた“にこにこ幼稚園”のクマ顔付きバスが、無様に横腹を晒して転がっていた。

 正確にいえば、転がしたのは俺なんだけど。


 明け方、デカい段差に乗り上げたところで異音がしてコントロール不能になり、運の悪いことにその直後、路上の岩で腹を打ったようだ。


 速度はそんなに出ていなかったからすぐに停車して、事故というほどのものではなかったんだけど、クラッチ繋いでも軋み唸る異音だけでバスは動かず。

 みんなに降りてもらって、いっぺん収納してから横向きに出してみたわけだ。ジャッキアップなんて出来ないしね。


 うん。そうして見たところで、俺にわかったのは、これはどうにもならんいうことだけだ。


「おい、ヨシュアのヤツ笑い出したぞ。頭でも打ってんじゃねえのか?」

「打ってねえよ。ていうか、あんなスリリングな状況でもムッチャ華麗に危なげなく停車させましたよ」


 どうでもいいけど獣人のみなさん、あと我らが脳筋ガールズもだけど、俺が起こして回るまで事故にも気付かず寝こけていた。好意的に見れば、よほど疲れていたのかもしれんけどな。


 数少ないエルフとドワーフの方々は多少繊細なのか、すぐに起きてきて協力を申し出てくれた。すごくありがたいんだが、どうしていいのかは俺もよくわからん。

 念のため、脳筋ガールズには銃器を渡して周囲の警戒に立ってもらった。あんま警戒、してくれてないけど。


「ヨシュア、直せそうかのう?」

「無理だな。サスペンションが壊れてるし、ドライブシャフトも曲がってる」

「“さすぺんそん”……ふむ、これじゃな。伸び縮みして車輪の衝撃を和らげると。大した発想と技術力じゃ。さすがわらわの“まいくろばす”じゃ」


 ミルリルさんの、ではないんだけど。まあ壊れちゃったし、あげてもいいかな。


「“どらいぶしゃふと”とやらは?」

「そこの、ひん曲がってる大きい棒だ。間にいくつも歯車を噛ませて、動力を車輪に伝える。そこが曲がると、もう直せないな。ケースマイアンに着いたら、ミルリルが好きにしていいよ。分解して研究するなり作り直すなり」

「本当かッ!?」


 嬉しそうにヒシッとしがみついて、すりすりと頭をこすり付けてくる。可愛いな、おい。


「ほんじゃ、マイクロバス(こいつ)はいっぺん片付けて、飯にしようか」

「「「「わぁーい!」」」


 少し離れた場所で心配そうに様子を見守っていた獣人の子供たちが歓声を上げる。

 救出直後は憔悴していたモフモフのボーイズ&ガールズだが、無事に親たちと合流出来たこともあり、ひと晩寝ると心身ともにすっかり回復したようだ。


 みんなを乗せて以降はミルリルが(作戦とはいえ)呼び寄せてしまった怪物から少しでも距離を取らなくてはいけないし、一刻も早くケースマイアンまで戻ろうという強行軍だったので、食事は収納に残っていた雑多な携行食を分配しただけだ。

 地図の確認を兼ねたトイレ休憩に3分ほど停車しただけで、ほぼノンストップでここまで来た。

 ミルリルさんの試算によると、現在地はケースマイアンまで30(ミレ)。48kmといったところか。


「ごはん、ごはん♪」

「ねえ、なに? ヨシュア、今度は、なに?」


 子供たちは、俺の周りでワチャワチャと団子になりながら、俺の手や背負い袋をフンカフンカと嗅ぎまわる。なにが出てくるのか期待にキラキラした目で尻尾をブンブン振っている姿は獣人というよりも子犬のようだ。ヨダレを垂らされて服やら袋やらベチョベチョだけれども、それもまあ許そう。

 救出後に大袋入りの駄菓子と、追加で渡したお菓子(たぶん海難救助用の栄養補給ブロック)を食べて以来、彼らは俺を“美味しいものくれる人”と認識している。


 いいけどね。みんな素直で可愛いし。


「これ大人のところに持ってってな。重いから気を付けて」

「「「「はーい」」」」

「硬ッ!?」

「缶詰を齧るな。そっちは温めるから、あの鍋のとこに置いといてくれ」

「「「「はーい」」」」


 獣人の大人たちは近場の石やら木材でいくつか簡単な(かまど)を組む。ふだん慣れているのか、組むのも火を着けるのも実に手早い。

 俺が収納から出しておいた大鍋でお湯を沸かしてもらい、残ってたグループレーション(小部隊用携行食)を温める。中身は、例によって開けるまで不明。けっこう重たいからシチューかなんかだとは思う。

 もうひとつの竈では、ストックしておいたワイバーン肉を焼くことにした。今回は(もも)肉と手羽元だ。つうても、それぞれ1本で小学校高学年女子(ミルリル)くらいのサイズがあるんだけど。

 ケースマイアンで大盛況だった唐揚げパーティーの後、傷む前に保存食にしようと女性陣があれこれ頑張ったが、ほとんどキリンくらいある巨体が10体以上もあってはどうしようもないので、必要なときまで俺が預かっていたのだ。

 救出した同胞に提供する分には問題あるまい。


「おにくだ……おっきい、おにく……」

「あああぁ、良い匂い……」


 こんがり焼けたワイバーン肉と温めたレーションを配り、ケースマイアンで焼いてもらった平焼きパンを添える。焼きたてを収納しておいた平焼きパンは、何日も前なのにまだ温かい。やはり収納のなかは時間は経過しないみたいだ。

 飲み物はミネラルウォーターと、それを沸かしたお茶。器と食器類は、王国軍の輜重部隊から奪った荷物のなかに混じっていたものだ。

 獣人たちは本来食事の摂取量が多いのか、相当お腹を減らしていたらしい。何人かは巨大な肉片にかぶりついては涙ぐむ始末。


「「「「美味しいぃー!」」」」

「おう、良かったな。もっと食え。足りなければどんどん出すからな」

「「「「ありがとー♪」」」」


 ちっこい獣人の子たちが、嬉しそうに肉をかじりながら声を揃えてシッポを振る。

 いちいち可愛いな、おい。

 そろそろ補給物資の追加購入と入れ替えを考えているから、この機会に在庫処分だ。サイモンのやつ、羽振りが良くなったからには供給先も増えてるだろ。


「ねえヨシュア、これ、すぅーっごく美味しい。なんのお肉?」

「ワイバーンだよ」

「「「「「ワイバーン!?」」」」」


 大人を含めた全員が絶句する。

 せいぜい数人が、高空を飛び去るのを遠くから見たことがあるだけ。食われる心配はしても、食おうなどと思ったことさえない。まして肉など流通はおろか、食べた話を聞いたこともないそうな。

 そりゃそうか。でも美味いから、どうでもいいよね。


「ワイバーンって、どうしたの、これ」

「ケースマイアンのエルフたちが仕留めた。まだ大量にあるから、遠慮しないで食べてくれ」


 俺が勧めると、特に大人たちはホッとしたような不安が増したような微妙な顔で頷く。


「ワイバーンを狩るって、それも大量に狩るって、どんなエルフだよ」

「それに、そんな貴重なお肉を、知り合ってすぐのわたしたちに惜しげなく振る舞ってくれるって……ありがたいけど、ケースマイアンのひとたちって、みんなそうなの?」

「なにが“そう”なのかは知らぬが、みんな良いヤツじゃぞ」

「いや、そんな怪物を倒すような人たちと、上手くやってけるのかな。俺、見た目はほとんど人間なんで嫌がられないか?」


 リコラの言葉で、俺は少し真面目に答えることにした。

 みんなケースマイアンを知ってはいるが、それはかつて亜人の国として栄えたお話のなかの都市であって、現在の、現実のケースマイアンがどうなっているのか把握している者はほとんどいない。ましてそこにどんなひとたちがいてなにを行おうとしているのかなど、知っている者など誰もいない。

 密偵として解放軍との連絡・調整を行ってきたリコラですら不安なのだ。ちゃんと説明しなければ気後れもするだろう。


「ケースマイアンに、他人の見た目なんて気にするひとはいないよ。みんなで力を合わせて、自分たちが幸せに暮らせる場所を再建しようと頑張ってる。だから、それぞれ出来ることを、ちょっとずつやっていけばいいんだよ」

「……う、うん」

「なに、わらわとヨシュアも新参者じゃ。おまけにヨシュアは見た目どころか中身も人間じゃしの。最初は警戒もされたが、いまでは受け入れられておる。おぬしらならば、すぐに打ち解けるはずじゃ」

「え? このひと、人間? 混血じゃなく?」

「ああ、そうだ。……まあ、俺たちにも色々あるんだよ。その話は、そのうちね」


 イエルケルのひとたちは、村を捨ててケースマイアンで再出発することに異論はないらしい。そもそも王国で暮らす亜人たちの多くはケースマイアン出身の避難民と、その子孫なのだ。親や祖父母から聞いていた自分たちの故郷に戻れると嬉しそうだ。

 俺たちを含む40人ほどで、収納しておいた食料はあらかた片付いた。ワイバーン肉はまだ9体と半分ほど残っているが、これはケースマイアンの食卓に少しずつ出せばいいだろう。


 食後、俺はサイモンから追加物資の購入を行う。まだまだ予算は潤沢だけど、今後のことも考えて計画的に進めなくてはいけない。とりあえずは、足の確保か。


「市場」


 カウンターに肘をついて葉巻を吹かしていたサイモンが、俺に気付いて手を上げる。

 今度はまた、なんというのか……蛍光の紫みたいな色のスーツに、シルクと思われる白シャツ。ネクタイは蛍光グリーンだ。バットマンの敵がそんなん着てたね。

 どうでもいいけどそれ、どこで売ってんのよ?


「おうブラザー、景気はどうだ?」

「ああ、お陰さんで戦争は無事に終わったと思ったんだけどな。新たな厄介事だ」

「そりゃそうだろ。デカい国が傾くと統率を失って分裂する。その後の方が揉めるんだ。上に立とうとするのが小者ばかりだからな」


 わかってるね。つうか、サイモンがいる国がどこかは知らんけど、何度も見聞きして、あるいは経験してきたことなんだろうな。


「それで、本日のご用件は?」


 なんだ、そのビジネスマンみたいな口調。しかも、なんか意外と板についてるぞ。

 不思議とサイモンに、妙な落ち着きが出てきたように見える。服は売れない芸人みたいな色遣いだけど、素材の質は高そう。香水の匂いも適度なものになっているし、アホみたいな笑いも浮かべなくなった。立場やカネや環境が人を変えたのか。悪い方に変わっていかないことを祈ろう。


「取り急ぎ、デカい車が欲しい。故障が少ないバスかトラック、今度はスピードも装甲も武装も要らん」

「運ぶのは、物資か? それとも人間?」

「人間だな。子供も含めて40人くらいいる」

「ああ、それじゃ選択肢はふたつだ。ロシアの軍用トラックと、アメリカ製のスクールバス。どちらも状態は悪くない。値段は4千と7千だ」

「スクールバスの方が高いのか」

「そらあ、型落ちとはいえ技術と信頼のGMCだ。ウラル(ロシアの軍用車両メーカー)と比べたらな」


 う~ん。日本人には両社とも馴染みがないので、正直よくわからん。仕様や状態をあれこれ確認して、スクールバスに決めた。幌付きとはいえ軍用トラックでひとを運ぶのも可哀想だ。

 たぶん今後も避難民の輸送は増えるから、できれば俺以外も動かせるようにオートマがいい。ウラル375Dとかいうトラックの方は、マニュアルミッションなのだ。7リットルV8のガソリンエンジンで燃費も悪いらしいしな。


 追加物資をいくつか購入して収納、残った予算を確認するとまだ60万ドルはあるそうな。

 取引が終わって、サイモンが慣れた感じで握手を求めてきた。ホントに変わったなこいつ、と思いながら応えて手を離したとき、ふと指輪に気付く。俺の視線を察したのか、ふにゃっとだらしない顔で笑った。そういうときだけはまだ、最初に見たサイモンの顔だった。


「結婚したんだ。いいとこの娘なんで、親から大反対されてたんだが、ようやく認められてな。それもこれも、アンタのおかげだよ」

「……ふん。わかった、じゃあカネ出せ。5万ドルで良い」

「え? お、おう……それは、構わないぜ。アンタのカネだしな」


 サイモンはカウンターの下から、パリッと帯封で閉じられたドル札を取り出す。いくらあるのかはわからんが、5万ドルなんだろう。俺はそれを受け取り、アホみたいな色をしたジャケットの胸ポケットにねじ込む。うん、ぜんぜん入らん。残りは横のポケットに突っ込む。


「結婚祝いだ。羽振りが良いのはめでたいことだけど、あんまり欲を掻き過ぎると嫁さんも泣くし、俺たちも困る。しっかり頼むぜ?」


 ポカーンとした顔のサイモンが真顔で頷く。

 うん、なんか良い顔になった。こいつなら、たぶん大丈夫だろう。殊勝に頭を下げる彼に手を振って、俺は市場を閉じた。


「おいヨシュア、なんだこれ!?」


 ヤダルの声に振り返ると、巨大なスクールバスが路上に鎮座していた。黄色くてボンネットの付いた巨大な車両は、マイクロではないフルサイズのバスだ。そうそう、ハリウッド映画とかで見たことあるわ。

 デザインのせいかわからんけど、日本のバスよりずっとデカく感じる。よく重量制限に掛からなかったな。


「新しい車だ。ヤダルも運転してみないか?」

「え? いいのか?」

「俺が手を離せないとき、誰かに運転してもらうことがありそうだからな。少しずつ慣れておいてくれ」


 とりあえず簡単な操作を教えて、昼飯の後片付けを済ませたイエルケルの人たちに声を掛ける。


「これ、新しい乗り物? どっから持ってきたの?」

「今度のは、顔ないね?」

「前の方が好き」


 クマ顔のバスはミルリルだけではなく、獣人の子供たちにも人気だったようだ。ケースマイアンに戻ったらミルリルたちドワーフ組に、クマ顔バスを修理できないか試してもらおう。


 そういやミルリルの姿がないな、と思って探すと、道を少し進んだ先で、どんよりした顔のままへたり込んでいるドワーフ娘の後ろ姿が見えた。


「お、ミルリルどうした。なにか問題か?」

「問題……といえば問題ではあるが、ある意味では問題の大部分が解決したと、いえんこともない」

「ん? どゆこと?」

「それじゃ」


 道の隅に転がった、馬車の残骸。その横に転がっているのは、幅が3m近くある巨大な弓だった。バリスタとでもいうのか、元いた世界では攻城兵器として使われていた巨大な弩弓(いしゆみ)に似ている。それが2基。どちらも弦は付いていない。

 どうやら、それがミルリルの開発した――そして王国が奪って急いでコピー生産した――“戦争を変える秘密兵器”の機械弓らしい。

 どちらもなんらかのトラブルで運べず遺棄されたようだ。ひとつは泥に片輪が埋まって傾いてずり落ち、もうひとつは車軸が折れたのか壊れた荷馬車から放り出されている。


「こんな小型の荷馬車では車軸が持たなかったのであろうな。重量を考えればわかるだろうに、阿呆が」


 そういって肩を落とすミルリルに、ヤダルが声を掛ける。


「ああ、それ戦場でひとつ見たな」

「え? そうなの? 俺は記憶にないな」

「……わらわも、見た覚えはないのう」

「積み上げてあった馬車の陰でウロウロしてるうちに、ドカーンと吹き飛ばされてたぞ」


 自分の恐ろしい発明品がケースマイアンの民に向けられたらどうしよう、なんて気に病んでいたミルリルさんは、どんな顔していいかわからない、みたいな表情で俺を見る。


 ……笑えばいいと思うよ。いや、かなりマジで。


「残り1基もどこかにあるのかな」

「そんなものは、もうどうでもよい! ケースマイアンの民に向けられるのでなければ、捨てるなり壊すなりどこぞの軍に打ち込むなり、好きにするがよいのじゃ! ゆくぞ!」


 吹っ切れたように明るくいって、ミルリルさんはスクールバスに向かって歩き出した。


「のう、ヨシュア。わらわは決めたぞ! わらわは、あの黄色い乗り物をトラ縞にするのじゃ!」

「おう、いいじゃねえか! あたしも手伝うぜ!」

「え? ちょっと止めて、あれ買ったばっかり……」

「トラ顔も付けるのじゃ!」

「そうだな、あたしが運転するからには、もうあたしの“くるま”だもんな! 絶対カッコよくなるぜ!」


 ならねえよ! ヤダルのじゃなくて、俺の車! 勝手に改造しないで!?

挿絵(By みてみん)

一年以上も経ってようやく画像の貼り方を覚えたので、ホゲ画伯のトラジマ号。

(最初はクマ顔バス版だったような)

前書きにありますが、この頃は慣れないデイリー更新で精神的に余裕がなく後回しにしてました。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんでこのクマってブラつけて……ああ、ブラクマってそういう(違う
[気になる点] 「デカイ国が傾くと統率を失って分裂する。その後のほうが揉めるんだ。上に立とうとするのが小物ばかりだからな」 メドベージェフ姓から、スラブ民族らしいのですが。 「デカイ国」って、帝政ロシ…
[気になる点] 虎娘ヤダルさんがハンドルを握る、GMC謹製の黄色いスクールバス。 黒色に限らず縞々模様をつければ、いい塩梅でカッコよくなりそうですよねぇ。
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