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イスカンダル大王と神武天皇  作者: 如月妙美


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第四章 秦氏の影と歴史の再編 ~失われた十二氏族から大和へ~

 このような神武東征の物語が成立した背景には、当時の国際情勢や民族移動の影響があると考えられている。イスラエル王国は、ソロモン王の息子の時代に内部が分裂し、かつての十二氏族のうち、十の氏族が忽然と姿を消すという大事件があった。伝承によれば、これら消えた氏族の多くが東方へ移動し、古代中国における「秦氏」としてその後の歴史に影響を及ぼしたという。実際、秦の始皇帝もまた、この秦氏の流れを汲む存在とされ、後に秦の滅亡を経た後、秦氏の一族が日本列島に渡来し、大和朝廷の中枢を担うようになったという説がある。


 このような歴史的背景の中で、8世紀以降に編纂された『古事記』や『日本書紀』といった国史は、博学に通じた秦氏の知識と、エルサレムの栄光ある歴史が巧妙に融合された結果であると見ることができる。秦氏の持つ東方の叡智と、イスラエルの失われた栄光の記憶が、神武東征という物語に転用され、神武天皇の権威を盤石なものとするための重要な要素となったのである。


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