湖での珍事(元未公開作品)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:(仮)湖での珍事
▼登場人物
●亜曽美 好子:女性。15歳。女子高生。
●小川美香:女性。15歳。好子の学校の友達。
●吉川真由香:女性。15歳。好子の学校の友達。
●澤部健太郎:男性。50歳。湖底掃除業者の社員。
●キャスター:女性。30代。一般的なイメージでOKです。
▼場所設定
●好子の自宅:一般的な戸建て住宅のイメージで。
●蹴亜古湖:好子達が遊びに行った湖。美しい隠れ名所。
NAは亜曽美 好子でよろしくお願い致します。
(イントロ+メインシナリオ+解説:ト書き・記号含む=3270字)
イントロ〜
皆さんこんにちは。
ところで皆さんは、川で遊んだり海で遊んだりするのは好きですか?
大体レジャーと言えば海や山、川へ行って遊んだり、
どこか広い草原でバーベキューをしたりと、
やっぱりそういった定番の遊びを思いつきますよね。
今回はそんなレジャースポットで偶然恐怖に見舞われた、
ある女性にまつわる意味怖エピソード。
メインシナリオ〜
ト書き〈湖のほとりにて〉
私の名前は亜曽美 好子。
今年、15歳になる高校生だ。
私は皆でどこかへ行って遊ぶのが大好き。
特に海や川、山へ行って心行くまで遊んだり、
河原や原っぱなんかでバーベキューしたりして
皆でワイワイするのが大好きなんだ。
と言う事で私は今日、友達3人で湖に遊びに来ていた。
ここは都内でも有名な湖で、知る人ぞ知る隠れスポット、
としてレジャー好きな人からはそれなりに人気があった。
でも隠れスポットなので、そこを訪れる人は
おそらく毎日ごく僅かだったのだろう。
だから私達はここを選んだのだ。
好子「ここならきっと心行くまで楽しめるわよね♪」
美香「そうね♪誰も来ないから、私達だけの貸し切りの湖〜なんてね♪」
真由香「ほらほら遊んでないで、バーベキューのセッティング手伝いなさいよ」
好子「あ〜ごめんごめん」
美香「はぁ〜い」
ってな感じで、私達はその湖で泳ぐのはもちろんの事、
その日はバーベキューしたり心行くまで談笑したりして、
皆それぞれの時間を優雅に過ごそうと決めていた。
ト書き〈泳いで遊ぶ〉
好子「ね、そろそろ泳ぎに行こうよ♪」
とりあえずセッティングもでき、
私達は持参した水着に着替えて湖で泳ごうとした。
真由香「あっ、しまった。私水着忘れちゃった」
美香「え〜〜何してんのよぉ〜、今日泳ぐって約束してたじゃない皆で〜」
真由香「だって他の道具とかいろいろ持ってこなきゃならなかったし、つい忘れちゃってたのよぉ」
真由香の用意した水着は、今でも家のテーブルの上に
ちょこんと置かれていると言う。
好子「はぁ〜しょうがないわねぇ〜。じゃぁ私が泳ぎ終わったらさぁ、水着貸してあげようか?」
真由香「え?良いの?」
好子「だってせっかく来たんだし、泳いで帰らなきゃもったいないじゃない」
真由香「ごめんね〜♪」
てことで、とりあえず真由香は私達が泳いでるのを
陸から少し眺めている事にし、そのあとで私が水着を貸し、
真由香と美香が続けて泳ぐ事になった。
(泳いでる)
好子「キャハハw」
美香「ね、向こうまで泳いでみよっか?」
好子「え?向こう?」
少し行った所に岩陰があり、そこまで泳いでみようか
と美香は言ってきた。
陸から少し離れていたのもあり、ちょっとした遠泳になる。
好子「うん良いわよ♪」
こう見えても私はそれなりに泳ぎが得意だった。
美香も中学校の頃は水泳部に入ってたのもあり、
私と同じくらい泳ぎは得意。
そうして水面から突き出た岩陰まで泳いで行った時…
好子「ん?いや、なにこれ?」
となった。
足に藻のようなものが触れたのだ。
美香「ん、どうしたの?」
好子「何か足に触った…?」
美香「え?」
美香はキョトンとしながらも…
美香「きっと水中漂ってるゴミか何かじゃない?それか藻とか?あ、もしかして魚w?」
なんて言って笑ってる。
でもそう言うのじゃない気がして、私は少し嫌な気がした。
そして…
好子「ねぇ、とりあえず戻らない?真由香も待ってるし」
と言って美香も一緒に真由香が待ってる陸まで帰る事にした。
そして私は服に着替え、
それまで着ていた水着を真由香に貸してあげた。
その時…
好子「ねぇ2人共、あの岩陰の近くには行かない方がイイかもしんないよ」
と思ったままに言った。
でもそう言われて好奇心がくすぐられるのがこの2人で、
「だったらもう1回行ってみようよ」
となり、真由香は私が言った事を確認する為に
あの岩陰の近くまで泳ぐ事になったのだ。
そしてさっき私が居たあの岩陰の近くに泳いで行った時…
真由香「あ、ほんとだ。何か足に触れるわね…」
となり、少し奇妙な感覚を覚えたと言う。
そして2人ともまた陸まで帰ってきて…
真由香「あれ、何だったんだろう」
から始まり…
好子「でしょ?私の言った通りでしょ?あれ藻とかそういうんじゃない気がしない?」
陸から少し離れていたのもあり、
岩陰付近はかなりの深みになっており、
湖面は薄暗くなってるばかりで
水中が全く見えない状態なのだ。
それにゴーグルは持ってきてなかったので
潜ってそれが何かを確認する事もできず、
とりあえず「足に触れた」という感覚だけを持って
そこから陸へ引き返す事になる。
美香「え〜〜絶対、藻かゴミか何かだよぉ〜」
あるいは「魚?」なんて言って譲らない美香だけは、
その藻の様なものが足に触れる事はなかった。
変だなぁと思いながらも
とりあえずその日を私達は楽しみ、
やがて日も暮れかけてきたので泳ぎ疲れた体を引きずり、
帰路につく事にした。
ト書き〈オチ〉
そして翌日。
その日は学校も休みだったので、
私は1人自分の部屋で前に借りてきた DVD を観ていた。
それを観ていた時、ふとあの足の感触の事を思い出した。
「あれ何だったんだろう?」
そう思い出すと少し疑問が脹れてしまい、
真由香に電話してその事を少し話した後、
私達はあらぬ事を想像してしまった。
そしてその想像を確認するべく、
とりあえず私はあの湖の掃除を請け負っている
会社に電話してみた。
そこまでするほど疑問が疑問を呼んでいたのだ。
すると業者の人は…
澤部「え?いやあの湖なら、つい数日前に湖底を掃除したばかりですよ?あの湖には捨てられたゴミとかも多くてねぇ、時々掃除しておかないとあの美しさを保てないんですよ〜ハハハ」
と言う。
つまりその掃除では湖底に生えている藻なんかも
一緒に刈り取ってしまうらしく、私と真由香が感じた
「足に触れた藻」なんかも普通に考えて有り得ない?
と言う事になる。
私の方こそ「え?」となってしまい、
その疑問は疑問のまま置かれる形になってしまった。
そしてそれから僅か数日後の事。
キャスター「今朝方、蹴亜古湖から女性のものと思われる遺体が引き上げられ、足はロープのようなもので縛られてあり…」
と朝のニュースでやっていた。
好子「ウソ…」
その遺体が発見されたのは、ちょうど私達が
泳いでいたあの岩陰のそばだったと言う。
その湖には僅かながら潮流のような流れがあって、
それは水中から湖底を流れるもので、
水面から見れば一切その流れは見えないものだと言う。
解説〜
はい、いかがでしたか?
それでは簡単に解説しましょう。
湖の陸から少し離れた岩陰で、好子と真由香は泳いでいた時、
ふと足に触る藻のようなものを感じていました。
でも美香はそれを感じておらず、
ゴミが何かだと言って譲りません。
そしてラストの場面で、
その湖のちょうど岩陰の側から発見された女性の遺体。
そしてその直前に好子と真由香が確認していた、
湖の掃除を請け負う業者からの証言。
これを照らし合わせると、
今回の意味怖エピソードのヒントが全て解ったでしょうか。
そう、好子と真由香がその足に触れて感じていたのは、
藻でもゴミでもなく、
湖底に沈められた女性の遺体の髪だったのです。
少し水深が増すと潮流のような流れがその湖にもあり、
その流れに沿って女性の遺体も浮沈していた訳です。
だから好子と真由香がその女性の髪の毛に触れ、
美香だけが触れなかったと言うのは
ちょうどその水中の流れのタイミングによるもの。
まぁ美香はそれなりに運が良かったとも言えるでしょうか。
女性の足に巻かれていたロープは、
おそらく石か何かオモリを付けられ沈められていたのでしょう。
でも腐乱した遺体がそのまま水面近くへと浮上し、
ちょうど好子と真由香の背丈でも届く範囲で留まっていた…
そんな形になっていたのでしょう。
数日前に掃除していたと言う事から、
その遺体が沈められたのはそれ以降の事。
つまりその殺人事件が起きたのは、
好子達がそこへ遊びに行った直前の事…となるでしょう。
レジャースポットで遊ぶのは良い事ですが、
そこで誰が何をしていたのか?
それは分かりません。
なので少し注意して
遊び場所を決める必要もあるかもしれませんね。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




