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第29話:夜の優しさ

新曲『Cosmic Pulse』をTVの生放送歌番組『ミュージック・ライブライブ』でお披露目した聖奈は、悠斗の助けでダンスとラップを見事に成功させ、スタジオを沸かせた。帰宅したのは夜10時過ぎで、SNSでは「#CosmicPulse」や「聖奈ちゃん」がトレンド入りし、新曲と彼女のパフォーマンスが大バズりしていた。

疲れと達成感の中、聖奈はバスルームへ向かい、浴槽にお湯を張った。ラベンダーの入浴剤を入れて湯船に浸かると、温かい水が体を包み、緊張が解けていった。湯気の中で目を閉じ、頭の中で悠斗に呟いた。

「ねえ、悠斗くん。今日、生放送で失敗しなくてほんと良かったよ。SNSでもバズってるみたいだし…あなたのおかげだね。ありがとう。」

悠斗が興奮気味に返した。

「聖奈ちゃん、最高だったよ! ダンスもラップも完璧で、俺、感動した! SNSでみんな褒めてて、ファンとして誇らしいよ!」

聖奈は湯船の中で小さく笑い、「うん、みんなのおかげだよ。でも、あなたの指示がなかったら無理だった。」

湯船の温もりに体が緩む中、聖奈は最近のことを振り返った。悠斗に助けられることが多く、今日の成功も彼のサポートが大きかった。お礼の気持ちが湧き、少し大胆になり、頭の中で呟いた。

「ねえ、悠斗くん。今日は特別だよ。生放送成功したし、SNSでバズってるし…私、気分いいからさ。今夜はあなたが私の体、好きにしていいよ。お風呂で何かしたいなら、どうぞ。」

悠斗が一瞬黙り、すぐに驚きと喜びを爆発させた。

「え!? 聖奈ちゃん、マジ!? 好きにしていいって!? うわああ、俺、幸せすぎるよ! 聖奈ちゃんの体でお風呂って…やばい、夢みたいだ!」

聖奈は目を閉じたまま、「夢って…大げさだよ。でも、今日は頑張ってくれたお礼だからね。変なことしないでよ、私、見てるから」と釘を刺した。内心では、悠斗のことだからやりたいことは想像が出来ていた、でもなんでも許すつもりでいた。

悠斗は聖奈の体を動かし始め、まず肩を優しく揉み始めた。湯船の中で温かいお湯をかき混ぜながら、頭の中で呟いた。

「聖奈ちゃん、肩こってるね。俺、ほぐしてあげるよ。お湯気持ちいいし、リラックスしてて!」

聖奈は体の感覚を感じ、「うん…気持ちいいよ。肩軽くなるね、ありがとう」と呟いた。だが、心の中では「肩揉むだけ?」と少し拍子抜けしつつ、次の行動を警戒していた。腕や足を揉み解した後

次に、悠斗はボディタオルにボディソープをつけ、聖奈の背中を丁寧に洗い始めた。「聖奈ちゃん、背中も汗かいてるから綺麗にしよう。俺、優しくやるよ」と呟き、泡で背中を撫でる。聖奈は背中の温かさと心地よさに、「うん…気持ちいいね」と呟き、徐々にリラックスしていった。

そして、悠斗はシャンプーを手に取り、聖奈の髪を洗い始めた。指で頭皮をマッサージしながら、「聖奈ちゃん、髪も洗ってあげる。疲れてるだろうから、俺、丁寧にやるよ」と言う。聖奈は目を閉じ、「うん…上手だね、ありがとう」と呟いた。お湯でシャンプーを流し、髪を整えると、悠斗は満足げに言った。

「聖奈ちゃん、終わったよ! 肩も背中も髪も綺麗になって、お風呂満喫できたね。俺、最高の気分だよ!」

聖奈は湯船の中で静かにその感覚に浸っていた。まるで彼女を大切にするような優しさだった。湯気の温かさと悠斗の気遣いが重なり、聖奈の胸にじんわりと温かいものが広がった。目尻がわずかに潤み、言葉には出さず、心の中でそっと呟いた。

「あなた…私を大事にしてくれるんだね。ありがとう…。」

悠斗が何気なく返した。

「聖奈ちゃん、気持ち良かった? 俺、聖奈ちゃんがリラックスできるのが一番だからさ。ファンとして、聖奈ちゃんの全部大事にしたいんだ。」

聖奈はその言葉に小さく息をつき、湯船から上がってバスローブを着た。バスルームの鏡に映る自分の顔を見ながら、ふと遊び心が湧き、頭の中で呟いた。

「ねえ、悠斗くん。今日は特別だから、もう一つお礼してあげるよ。」

悠斗が興味津々に返した。

「え? 何!? 聖奈ちゃん、嬉しいよ!」

聖奈は鏡に近づき、自分の唇をそっと鏡に押し当てた。冷たいガラスに触れる感触を感じながら、頭の中で呟いた。

「これで…私とキスしてる感じ、味わってね。今日のお礼だよ。」

悠斗が頭の中で大興奮に突入した。

「うわあああ! 聖奈ちゃんとキス!? 俺、聖奈ちゃんとキスしてるみたいで…やばい、幸せすぎる! ファンとして最高の瞬間だよ! 心臓止まる!」

聖奈は鏡から離れ、笑いを抑えながら頭の中で呟いた。

「大げさだなぁ。鏡だけどね。でも、今日は頑張ってくれたから、これくらいしてあげてもいいかなって。ありがとう、悠斗くん。」

悠斗がまだ興奮冷めやらぬ声で返した。

「聖奈ちゃん、名前呼んでくれてキスまで! 俺、聖奈ちゃんの役に立てて幸せだよ。これからもずっと支えるからさ!」

聖奈はベッドに移動し、「うん、頼りにしてるよ。でも、やっぱり私の体から出てってくれるのが一番なんだけどね」と笑いながら付け加えた。悠斗が「まだ一緒にいたいな。聖奈ちゃんの成功、これからも見守るよ!」と返し、二人は湯船での穏やかな時間を終えた。

その夜、聖奈は生放送の成功とバズりの喜びを湯船で悠斗と分かち合い、彼の優しさに心を動かされ、鏡へのキスで感謝を伝えた。新曲の成功とSNSの反響は、二人の絆をさらに深め、聖奈の感謝と悠斗の純粋な想いが温かい夜に溶け合っていた。

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