第28話:生放送の輝きとバズり
新曲『Cosmic Pulse』のレコーディングを終えて数日後、聖奈と「スターライト☆ドリーム」はTVの人気生放送歌番組『ミュージック・ライブライブ』で新曲をお披露目する機会を得た。史上最高難易度のダンスとアップテンポなラップを含む曲を全国に届ける初舞台に、聖奈は朝から緊張していた。楽屋でメイクを整えながら、頭の中で悠斗に呟いた。
「ねえ、悠斗くん。今日、生放送で新曲やるんだ。ダンスもラップもあるし…失敗したらどうしようって、緊張してるよ。」
悠斗が元気よく返した。
「聖奈ちゃん、大丈夫だよ! 俺、聖奈ちゃんのダンスと歌支えるからさ! 生放送なんて最高のチャンスだよ、絶対成功するって! ファンとしてめっちゃ楽しみだ!」
聖奈は鏡を見ながら小さく笑い、「ありがとう。がんばるね」
本番前、彩花が「聖奈ちゃん、センターだから気合入れてね!」と励まし、真央と怜奈も「一緒に頑張ろう!」と笑顔を見せた。リハーサルでは聖奈がターンで少しバランスを崩し、スタッフから「本番は完璧にね」とプレッシャーをかけられ、彼女の不安は増すばかり。頭の中で、聖奈が弱音を吐いた。
「悠斗くん…リハでミスっちゃったよ。生放送で失敗したらグループに迷惑かけるし…助けてくれるよね?」
悠斗が即座に応じた。
「聖奈ちゃん、任せて! 俺、振り入れやレコーディングでもサポートした様に、生放送も完璧に助けるよ! ダンスは動き教えるし、ラップはタイミング言うから、信じて!」
聖奈は深呼吸し、「うん…頼むよ。自分で頑張りたいけど、あなたがいると安心する」と呟いた。
本番の時間が迫り、スタジオの照明が点灯、生放送がスタートした。司会の「次はスターライトドリームの新曲『Cosmic Pulse』です!」という声と共に、聖奈たちはステージに登場。アップテンポのイントロが流れ、観客の歓声が響く中、聖奈はセンターで踊り始めた。悠斗が頭の中で指示を出す。
「聖奈ちゃん、ターンだよ! 右足軸で左に45度、腕は肩の高さ!」
聖奈は彼の声に従い、シャープなターンを決め、彩花たちとフォーメーションを揃えた。観客が「おおー!」と沸き、彼女は少し自信を取り戻した。
ラップパートに突入すると、悠斗が「『Uh, cosmic vibe, 星をつかむ hands up high』、タタ、タタ、タンで!」とタイミングを刻む。聖奈は高速ビートに乗り、早口の歌詞を滑らかに歌い上げた。スタジオのモニターに映る彼女の表情は堂々と輝き、大室プロデューサーが裏で「完璧だ!」と頷く。ダンスのラスト、ジャンプとポーズも「膝曲げて、つま先着地、タン、タタ、タン!」という悠斗の指示で成功させ、曲が終わるや否や観客が大歓声で迎えた。
聖奈は息を切らしながら頭の中で呟いた。
「悠斗くん…できたよ! 失敗しなかった! ありがとう、ほんと助かった…!」
悠斗が興奮気味に返した。
「聖奈ちゃん、最高だったよ! ダンスもラップも完璧で、俺、感動した! ファンとして誇らしいよ!」
メンバーが「聖奈ちゃん、すごい!」と抱き合い、聖奈は笑顔で「みんなのおかげだよ」と返した。
その夜、生放送の映像がSNSでも拡散され、新曲と聖奈が一気に話題に。Xでは「#CosmicPulse」がトレンド1位に急上昇し、視聴者からの投稿が殺到した。
「スターライトの新曲やばい! 聖奈ちゃんのラップかっこよすぎ!」
「あのダンス、難しそうだったのに完璧だった! 聖奈センター最高!」
「聖奈ちゃんの声と動き、鳥肌立った。『Cosmic Pulse』リピ確定!」
聖奈は自宅でスマホを手にし、SNSの反応を見て目を丸くした。頭の中で、彼女が呟いた。
「ねえ、悠斗くん。見て! 新曲と私がSNSで大バズりしてるよ! こんなに褒められるなんて…あなたのおかげだね。」
悠斗が嬉しそうに返した。
「聖奈ちゃん、やったね! 俺、聖奈ちゃんがバズるの確信してたよ! だって、生放送の聖奈ちゃん、輝きすぎてたもん! ファンとして幸せだよ!」
聖奈はソファに座り、「うん、ありがとう。自分で頑張ったのもあるけど、あなたの助けがなかったら無理だったよ。でも、私の体から出てってくれるのが一番なんだけどね」と笑いながら付け加えた。悠斗が「まだ一緒にいたいな。聖奈ちゃんの成功、これからも支えるよ!」と返し、二人はバズりの余韻に浸った。
生放送での新曲お披露目は、聖奈が悠斗の助けを借りて大成功を収め、SNSで新曲と彼女が大バズりする結果に繋がった。二人の協力は最高の舞台を生み出し、聖奈の信頼と悠斗の誇りがさらに深まっていた。




