第22話:お風呂の代行
雑用を悠斗に任せるようになってから、聖奈の生活は少し楽になっていた。この日、長時間の撮影と打ち合わせで帰宅した彼女は、ソファに座ったまま動く気力が湧かない。時計は23時を過ぎ、体が重く、汗と疲れでベタついていた。彼女は頭の中で悠斗に呟いた。
「ねえ、悠斗くん。今日、ほんと疲れたよ。お風呂入らなきゃって分かってるけど…面倒すぎて動けない…。」
悠斗が心配そうに返した。
「聖奈ちゃん、大丈夫? 疲れてる感じ、俺にも伝わってくるよ。無理しないでいいから…何か俺にできることある?」
聖奈はソファに寝転がり、疲れた声で提案した。
「ねえ…お風呂、私の代わりに入ってくれない? あなた、私の体動かせるでしょ。私、起きてるから見てるだけにするけど、体洗って湯船に浸かってほしいな。疲れてて自分じゃ無理そう…。」
悠斗が驚きと興奮を抑えきれない声で答えた。
「え!? 聖奈ちゃん、マジ!? お風呂!? 俺が聖奈ちゃんの体で洗って浸かるの!? うわっ、いいの!? 嬉しいけど…緊張するよ!」
聖奈は小さく笑い、「緊張って何? あなたなら大丈夫でしょ。でも、変なことしないでね。私、見てるから」と釘を刺した。
「分かった! 変なことしないよ…多分! 聖奈ちゃんのためにちゃんとやるから、任せて!」
聖奈は目を閉じて意識を緩め、悠斗に体の制御を渡し頭の中で状況を見守ることにした。
悠斗は聖奈の体を起こし、バスルームへ向かった。服を脱がせ、裸の聖奈を鏡で見つめると、頭の中で呟いた。
「うわ…聖奈ちゃんの体、綺麗すぎる…。でも、変な気起こさないぞ…いや、ちょっとだけかも!」
聖奈が冷静に返した。
「見てるよ、悠斗くん。ちゃんと洗ってね。私、疲れてるから早く済ませてほしいな。」
悠斗はシャワーを手に取り、お湯を聖奈の体にかけて汚れを流した。ボディタオルにボディソープをつけて泡立て、肩や腕を洗い始めた。背中をこすりながら、「聖奈ちゃん、気持ちいい?」と呟くと、聖奈が「うん…気持ちいいよ」と答えた。だが、胸を洗う番になると、悠斗の手が妙にゆっくり動き、泡を丁寧に塗り込むように胸を洗い始めた。頭の中で彼が興奮を抑えきれなくなった。
「うわああ! 聖奈ちゃんのおっぱい! 柔らかくて…やばい、めっちゃ綺麗! 俺、幸せすぎるよ! 丁寧に洗わなきゃ…!」
聖奈が即座に怒りを込めて反応した。
「ねえ、悠斗くん! 何!? 丁寧すぎるよ! 興奮してるのバレバレだし、気持ち悪いことしないでって言ったよね!?」
「ごめんって! でも、聖奈ちゃんのおっぱい最高だから…ファンとして丁寧に洗いたいだけだよ!」
聖奈は顔を赤らめながら、「最高って何!? 私が恥ずかしいんだけど! 早く終わらせなさい!」と頭の中で叫んだ。悠斗は慌てて胸を洗い終え、お腹や脚を急いで洗った。
体を洗い終え、悠斗は浴槽にお湯を張り、ラベンダーの入浴剤を入れて聖奈の体を湯船に浸からせた。温かいお湯が肩まで包み込むと、聖奈が頭の中で呟いた。
「うん…お湯気持ちいいよ。疲れが取れてくみたい。ありがとう、悠斗くん。」
悠斗はリラックスする聖奈を感じながら返した。
「良かった! 聖奈ちゃんが楽になるなら…って、うわっ!?」
湯船に浸かる聖奈の胸が水面に浮かび、悠斗が頭の中で大興奮に突入した。
「うわあああ! 聖奈ちゃんのおっぱい、お湯に浮いてる!? やばい、めっちゃ綺麗で…ファンとして最高の瞬間だよ! 俺、心臓止まる!」
聖奈が即座に怒りを爆発させた。
「何!? 悠斗くん、また興奮してるの!? そんな目で見ないで!」
「見ないって無理だよ! 聖奈ちゃんの全部感じちゃうんだもん! こんなの…夢みたいだよ!」
聖奈は頭の中でため息をつき、「夢って…私が悪夢なんだけど。もういいから、静かにしてて」と疲れた声で諦めた。
湯船で体が温まり、聖奈は少しリラックスした気分で呟いた。
「まあ…疲れは取れたよ。あなたに任せると楽だけど、興奮するのはやめてね。」
悠斗が照れながら返した。
「ごめんって! 聖奈ちゃんの体、最高だからつい…。でも、役に立てて嬉しいよ。また疲れた時、任せてくれていいからね!」
聖奈はバスローブを着せてもらい、ベッドに移動しながら、「うん…助かったよ。おやすみ、悠斗くん」と呟き、目を閉じた。
聖奈は湯船の温もりと清潔感に包まれながら眠りに落ちた。起きている状態で悠斗に体を任せたこの夜、彼の興奮に怒りつつも疲れを癒してもらった事実は、二人の信頼と気まずさをさらに深めた。




