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困った時には異世界でもあいつが来てくれる  作者: ∮θ
異世界転移篇
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五話

いきなりだが異世界の街を想像想像してほしい。ヨーロッパのような落ち着いた街並みに溢れる人々(異世界ならではの獣人たち)誰もがこんなかんじに想像するだろう。俺もそうだった。


でも実際来たら何だこれはテスキョという何処かで聞いたことのあるような悪魔の世界に似た名前の都市、その名前に違和感のない摩天楼都市だった。幸いにも獣人や、それだけでなくエルフたちが街を歩いてくれたから(そいつらもコスプレではないかと疑ってしまったが)異世界だと納得できたもののもう少しで心臓麻痺を起こすところだった。


そんなこんなで俺はギルドへ向かった。(ギルドはちゃんとあるのね、なんかホテルのチェックインみたいだけど)


「ようこそギルド協会テスキョ支部へ」


「冒険者登録したいのですけど」


俺が異世界初心者の基本行動をそのままするとお姉さん俺の予想の範疇を超える返事をされた。


「転移者の方ですか?」


(転移者?えっ?転移ってよくあるの?)

驚きのあまり言葉を失った俺を見てお姉さんが続けた。


「もしかして第8世界の地球からいらっしゃられましたか?」


「えっとあっはい第8かどうかはわからないですけど地球から来ました。」


「第8世界は異世界転移率が全23世界の中で最低の0.00082%ですから転移自体があまり知られてないようですね。特に人族が唯一生息している地球の転移率というか今まで過去に例があったかどうかあったとしても片手で数え終わるほどでしょう。」


と色々驚くことをスラスラと話された。


「転移ってのは簡単にできるものなんですか?」


好奇心はあったが俺にはこのぐらいの質問をするぐらいしか考える余裕はなかった。


「一定の条件さえ揃えばいつでもできますよ。でもよく間違えられるのはこれも転移率の低い世界に多いのですが転移と転生を混同している方がいるようで転生というものは不可能なんです。魂として死んでしまったものを他の肉体として生まれ変えることはできないのです。転移の時は前の肉体のまま転移しているのがその証拠です」



そのままこの世界のルールや貨幣制度の説明を受けて、冒険者登録なども済まして俺は能力適正に向かった。(冒険者の能力を測定してM〜Sランクと言った想像よりも断然細かく分けられた振り分けをするらしい)


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