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創造してたら世界最強  作者: たらマヨハンバーグ
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プロローグ.寝れない

ページを開いていただき誠に有難うございます。

この作品が初投稿になります。

私の語彙力が低いため、なにが言いたいのかわからないところもあると思いますが、どうか温かい目で見守って下さい。

「なんで転移してすぐに使えるスキル創らないんだよ」



樫凪双雅(かしなぎそうが)は自室で趣味の異世界モノの携帯小説を読みながらそう言った。



今、双雅が読んでいる小説は、主人公が異世界に転移し、神様から貰ったスキル『創造』を駆使して無双していくというありがちなストーリーだ。



今、この小説の主人公は気配感知系のスキルを創ってなかったため暗殺者に気付かず、ナイフで肝臓のあたりを刺されて死にかけている。

その上、気配感知系なんかいらねぇと思ってたのによ……とかほざいている。



「いや、気配感知系はいるだろ!」



思わず声に出して突っ込んでしまった。

いや、気配感知系はいるだろ、なに考えてんだ。



双雅は部屋の壁掛け時計を見た。短針が丁度、2を指している。



「明日も学校だしな、そろそろ寝るか。」



双雅は携帯の電源を切る。

カチッという音と共に、携帯から出ている光が消えた。

そのままベッドに入り、眠りにつこうと瞼を閉じる。



「ん?」



何かがおかしい。と、瞼を開け閉めしてみる。



――やはりおかしい。

なぜか瞼を閉じた時、光が見える。



瞼を閉じた状態というのは、目から脳への情報を一切遮断するという事だ。

もちろん何も見えない為、真っ暗になる。



だが今は明るいのだ。普通はありえない。



瞼を開けてみる。部屋の電気は消している為、何も見えない。真っ暗だ。



瞼を閉じてみる。光が見える、明るい。



「いや、逆だろ!」



そう、逆だ。

これじゃ寝ようにも寝れない。



双雅はもう一度瞼を開けてみる。



「あれ?」



――明るい。

正確には、瞼を閉じている時にあった光が未だに残っている。

残像とかそういうのでは無く、そのままの光が見えるのだ。



瞼を閉じる。明るい。

瞼を開ける。明るい。



――だめだこれ。



「俺、終わったかも。」



双雅が半ば諦めた瞬間、目の前の光が強くなった。



「眩しっ!」



その言葉と共に、双雅は部屋から消えた。

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