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周回遅れの召喚勇者 ~キモくてニューゲーム~  作者: 行広主水
第1章「召喚されたはいいけれど」
2/27

2.「魔王を倒しちゃったんです」

 ファイナルラストファンタジア。

 異世界から召喚された勇者が三人の仲間と魔王を倒す、という一昔前の王道RPGロールプレイングゲームをなんの捻りもなく再現した、同人サークル製のインディーゲームだ。市販のRPG製作ソフトをベースとし、十年ほど前に発表された。

 タイトルこそ若干ネタに走っている感はあるが、出来自体もやはり一昔前のゲーム……というのが一般的な評価である。


 しかし平均プレイ時間五十時間オーバーのボリューム、破綻なく広がりきちんと風呂敷を畳んだシナリオ、そこそこ歯応えのある収集要素や裏ダンジョン。更にはお約束の二周目要素まであって、作品自体に瑕疵はない。

 仮に某国民的RPGの五作目か六作目あたりと同時代に発売されていたなら、百万本くらいの売上は達成できたのではないだろうか。少なくとも日出郎はそう思っている。

 そしてそんな『ファラス』において、主人公である勇者が最初に仲間にするのが、ラフガルド王国の戦士アクスレイ・ブラウムだ。


「てことは俺、魔王ニグラウスと戦うわけ? てか主人公て拾弐黒剣戦でいっかい死ぬけど、あれも再現? ひょっとしたらアン・カイン=ヘルまで降りて行って邪神ガタノソアも封印しなきゃいかんのか? 自分でやるとなるともうスタート時点で鬱なんですけど……」


 机に突っ伏したままブツブツと文句を並べ立てる日出郎。ファンタジー世界の勇者という言葉に心躍るものは確かにあったが、コンピュータRPGの主人公になりたいかと言われると、否と言わざるをえない。

 基本、彼らは過酷な肉体労働者だ。命懸けの戦いで資産を入手し、自転車操業でそれを運用しながら、血みどろの道を行進する。プレイヤーとしてならともかく、実体験としては勘弁してほしい。


「や、待てよ。『ファラス』なら細かいとこは忘れてるけど、攻略情報は脳内にある。少なくとも初見殺しの『アララトの船』と『遙かなる栄光輪環』は回避できるし、慎重にレベリング進めれば、中ボスで負けはない。問題はやっぱり、漆之黒剣戦か」

「あのー、勇者様」

「あの時点では物理反射アイテムが手に入らないから、敗けは確定なんだよなあ。いや、上手く『ヴォスイデオス砂漠』を抜けて、盗掘船団と遭遇できれば……ああ駄目だ、ストーリーが変わっちまうとその先が怖い」

「あの! ゆ、勇者様。お考え中のところ、申し訳ありません。そ、そのぉ、僕の話を聞いてくれませんか?」


 ぶつぶつと脳内会議に没頭していた日出郎が驚いて目を向けると、ぷるぷると涙目になりながらハチェトリーが手を挙げていた。


「あ、ごめん。どうぞ」


 こういうところがあるから俺は駄目なんだよなあ、と反省する。


「あのですね。一体なぜ勇者様が兄の名前や魔王のことなど御存知なのか、不思議なのですが……それよりも。ええとですね、確かに我々は、この世界を闇に覆わんとする魔の王、ニグラウスとその配下に対抗するため、積年の儀式により勇者様を召喚いたしました」

「やっぱり」


 考えてみれば勝手な話である。しかも冒険心や功名心に溢れた高校生ならともかく、よりにもよって二十五歳のメタボフリーターを召喚しなくても、と思う。

 げんなりした気持ちで続きを促すと、何故か先ほどよりも涙目度合いが高まったハチェトリーは、視線を泳がせながら言った。


「その、世界を越える召喚の儀式というのは、準備と実行に莫大な手間と時間を要するもので……魔王の出現を受けて、世界中の力ある術者が総力を結集したものの、魔王側からの妨害などもあって、なかなか結実せず……」

「うん?」

「そうこうするうちにうちの馬鹿、いえ、兄がですね。これ以上は勇者様を待っていられない、せめて露払いとして魔の者に一太刀浴びせて云々とかぬかして旅立っちゃいまして……」


 日出郎の顔が、嫌な予感で引き攣り始めた。まさか最初の仲間がいきなり戦死済みとか、予想外のハードモードだったりするのだろうか、などと慄く。


「そのまま旅先で色んな出会いを重ねて、ついには七つの国と四つの人種を束ねる連合軍の将として、魔王の軍勢と激突しまして。その……勝っちゃったんです」

「……はい?」

「だから、うちの兄が、魔王を倒しちゃったんです。勇者様が来る前に」


 絶句。

 予想外というより、予想すら不可能な展開。出前を注文したけど届くまで待っていられず作って食べちゃったー、という変なドジっ子が日出郎の頭の中に浮かんだ。それがアクスレイのゲームグラフィックに取って代わる。懐かしいドット絵だ。赤いトンガリ頭で、胴体部分がごっつい鎧姿。わっはっは、と笑う姿が専用で用意されている。

 ゲームで遊んでいた時は勝手に2メートルくらいの大男とイメージしていたが、そう言えば目の前のハチェトリーの兄なのだから、線の細い美形の可能性もあるのか、それは俺よりよっぽど主人公くさいな……などと自嘲する。


「えっと、じゃあ」


 とりあえず、魔王はもう倒された。先ほどまでの脳内会議はご破算、全部なしである。


「俺、呼ばれ損?」

「すみません」

「うそーん……」


 しばし呆然とするが、しかし。日出郎は考えを改めた。


「あ、でも、逆にこれラッキーなのか? 異世界に召喚されるなんて珍しい体験が出来て、しかも果たすべき使命はもうクリア済み。あとは日本に帰るまで観光でもすればいいって感じ? あー……でも無断欠勤か……店に迷惑かけるなあ」


 なんとか連絡手段を確保できないか、とハチェトリーに聞こうとして、ぎょっとなる。少年が、これまでで一番、困り果てた顔をしていたからだ。

 露骨に目をそらし、むにむにと薔薇色の唇を動かしている。唇だけ見ていると、妙に艶かしくて焦る日出郎。


「すみません」

「そのすいませんはどこにかかるスイマセン!?」

「召喚の儀式と同様、送還の儀式にも莫大な手間と時間と協力者が……その、ぶっちゃけますと、お金が必要となりまして」


 親指と人差し指で丸、と形作るハチェトリー。どうやら異世界でも共通の仕草らしい。


「一度はじめた儀式を中断すると、余波で甚大な被害が出かねないため、勇者召喚の儀式は最後まで行われましたが。その、魔王との戦争のせいで、どの国も、お金が」


 丸を解くとともに、指を全部広げてパァ、と形作るハチェトリー。そっちも共通の仕草らしい。


「……うそーん……」

「勝手なことは本っっっ当に、わかっています!」


 少年は勢いよく椅子から立ち上がり、深々と頭を下げると、つっかえながら言葉を紡ぐ。


「本来であればアホ兄を始め、世界の有力者たちが勇者様に誠心誠意お仕えし、魔王討伐後は速やかにご帰還いただけるよう、世界中で支える手筈でした。

 ですがいま我が国は、というか世界全体が、ようやく復興に取りかかり始めたばかりなのです。先ほどの導師の皆様がたも、すぐに各々の持ち場に戻られました。

 こちらの都合で一方的に呼んでおきながら、僕ごとき見習いしかお傍に仕えられず、本当に、あの」


 ぱたぱたっ、と雫が机に落ちた。


「あのっ……ぐすっ、本当に、申し訳、ないと」

「はーっ……もういいよ」


 脱力していた日出郎も、いつしか椅子に腰掛け直し、まっすぐにハチェトリーを見つめる。相手の深々とした溜息に少年は震えたが、日出郎としては彼を追い詰めたいわけではないのだ。


「ハチェトリーが謝らなくていいよ。それに、お兄さんのことを馬鹿だのアホだの言っちゃいけない。世界を救った英雄じゃないか」

「あの、ごめんなさい」


 また謝る。面を上げた少年の泣き顔があまりに可愛らしくて、うっかり変な扉が開きそうだった。

 誤魔化すように咳払いをして、日出郎はわざと、おちゃらけた声を出す。


「それにほら、俺みたいな不細工のデブが勇者をやるより、アクスレイが英雄をやった方が受けも良かったろうしね! 結果オーライだよウン!」

「そんなっ。勇者様は、不細工なんかじゃありませんっ。とても、お優しそうで、包容力が感じられて……僕は、その、勇者様のお顔は、好きです」

「え゛ひっ!?」


 素で変な声が出た。某パン顔のヒーローに似ている、某大食いタレントに似ている、などと評されることはあったが、ストレートに褒められたのは日出郎にとって初めての経験である。実の母ですら、だらしない顔だ締まりのない顔だ、とからかってくるほどだったというのに。

 落として、持ち上げて、また落とされた後、ひょいっとすくい上げられた感じである。もうそれだけでまあいっか、と思ってしまうチョロさが今の日出郎にはあった。異世界召喚でテンションが上がっていたし、魔王の軍団と命懸けの戦いをさせられるよりは、帰る手段がない方がまだましであるだろう。


(〈共枢言語〉があるし、なんだかんだで勇者のポテンシャルもあるもんな、それなりのことはできそうじゃん)


 魔法、『ファラス』で言うところの召術ロギアはどうであろうか。ゲームでの勇者はオールラウンダータイプのキャラクターだったので、成長時にポイントを割り振ればどの系統の術でも使えた。自分もそうなら、嬉しいのだが。

 咳払いをして落ち着かない気分を抑え、涙を拭っているハチェトリーに問いかける。


「ところで今後、俺はどうすればいいのかな? 召喚されたはいいけれど、魔王が倒されたっていうなら、慌てて旅立つ必要もないんだよね?」

「あ、はい。この世界の一般教養なんかをお教えして、できれば最低限、身を守る術など身に着けていただきたく思います。魔王が倒れたとは言え、町の外には魔物や猛獣などもうろついていますから」


 まだ少し目元を赤くしている少年が、たとえばあれです、と言って窓の外を指さした。その先にいるのは先ほど垣間見た牛もどきで、注視すると象明が浮かぶ。


【ブラッドオックスLv.8】


「俺、レベル1とは言え勇者なわけだけど、ちょっとでも勝ち目ある?」

「えーっと、叡智の額冠の水準レベルが上がれば、相手の特性なんかも把握できるようになるんですが……平均的なブラッドオックスで、肉体・敏捷ともレベル30くらいですね」


 三倍以上あった。特性レベルの差が10もあると、まず真正面からは勝てないとハチェトリーは解説する。ちなみに一般的な成人男性で特性のレベルは12から15というところです、とつけ加えて日出郎を落ち込ませた。


「うーん、ここって王都じゃなくてスタート地点だった『ラヴォエラス砦』だよね? なんでそんな分不相応なモンスターがうろついてるんだろう」

「あー……ここ数ヶ月で、魔物の生態系が大きく代わりましたからねえ」


 スタート地点、という言葉はわからないなりに、ハチェトリーが教えてくれる。お陰で兵士や騎士に怪我が絶えない、とも。

 ゲームの『ファラス』ではノンプレイヤーキャラクターのレベルを知る術はなかったが、会話などから地域の野良モンスターくらいとは戦えることが窺えた。当然、終盤あたりの高レベル帯の敵と渡り合っている兵士たちには、最前線の凄みがあった。


 一方でここラヴォエラス砦近辺のモンスターと言えば、半透明の粒々を飛ばしてくるしか能のない植物『スライネ』だの、極稀に速度低減の術を放ってくる球形の茸『マダンゴ』だのだ。序盤らしくコミカルかつ脅威度も低い敵ばかりで、砦の兵士たちの空気も緩かった。それがいきなりブラッドオックスでは、確かに大変だろうなと思う。

 しかし叡智の額冠で鑑定すると、ひょっとして寝てるんじゃないかと疑いたくなるほど無言な騎士ジェイワルズはレベル9。単身でブラッドオックスと渡り合える力量である。見習いのハチェトリーでさえレベル5であることを考えると、魔王との全面戦争は否応なくこの世界の人々の力量を高めたのかも知れない。


(あれ? これひょっとして、『強くてニューゲーム』の逆状態?)


 ふと思い至り、日出郎は猛烈な不安に襲われた。


「あ、あのさ。これは仮定の話なんだけれど、あんまり強くなれそうにないから旅立つのは止めとく、なんて言ったら怒られる?」


 情けない話ではあるが、日出郎は物理的な争いなどとは無縁に生きてきた、平和な現代日本の若者である。まして使命も持たないしょんぼり勇者であるからして、わざわざ自分から危険に飛び込む必要などないはずだ。

 ハチェトリーもそれはわかっているのか、眉尻を下げて、折り曲げた指を咥えるようにして考えこむ。


「うーん。些少ながら支度金はご用意しておりますので、贅沢をしなければ、半年ほどは不自由なく暮らしていただけるかと……ただ、それ以上となると、やはり御自分で働いていただく必要があります。そうしますと、ここは小規模な砦ですから、仕事自体がないんですよね……申し訳ありません」

「ああいや、ハチェトリーが謝ることじゃないって。世の中には一国の王子なのに銅の剣一本で放り出される勇者もいたくらいだから、高待遇も甚だしいほどだよ」

「そんな不遇な方もいらっしゃるのですか……残酷な国もあったものですね」


 その勇者は後々物理攻撃だけで破壊神を破壊するようになる恐ろしい方ですけどね、などと内心でつけ加える。勿論、ゲームの話だ。


「あ、でも、僕も働きますよ! 見習いとは言え召導師ロギマグスですからね、いざとなったら勇者様の生活費くらいはなんとか……」

「いや、さすがに十四歳の男の子のヒモになる気はないから」


 慌てて手を振って否定し、はたと気づく。


「ていうかむしろ、俺が給料を払う立場じゃないの? そのへん、どうなってるの?」

「今の僕は、王国から派遣されている扱いですね。給金は前払いでいただいておりますので、お気遣いなく。先ほど述べました、勇者様が旅立つまでのお世話全般が、仕事の内容です」

「じゃあ旅立ったり、あるいは旅立たず支度金を食い潰しちゃった、その後は……?」

「働きます!」


 ふんす、と鼻息も荒くガッツポーズをするハチェトリー。つまりそこから先は勝手に従士を続ける、ということらしい。


「なんでそこまで、俺なんかのために」

「なんか、ではありませんよ。そもそも勇者様の従士というのは、本来であれば最高に栄誉な仕事なんですから! “はじまりの勇者”クリシュの従士、猴王バマンはあらゆる獣人種リュカオーンの憧れです。“紅蓮の勇者”トウヤと三人の従士の物語を知らぬ者はおりません。“光輝従えし勇者”アマノと従士長ユキテールの悲恋など、今もなお全国の乙女の枕を濡らすとさえ言われているんですよ?」


 熱く語られるが、日出郎としては異世界の聞いたこともない話を挙げられたところで、リアクションのとりようがない。少女漫画について熱く語るバイトの同僚に『ふ、ふうん』としか返せなかったのと同じだ。こんなだから彼はモテないのであるが。

 つまりまあ、血気盛んなヒーローが英雄譚の主人公に憧れるようなノリで、ハチェトリーとしては『勇者の従士』に憧れてきたのだろう。最後の悲恋うんぬんあたりは朱に染めた頬に手を添え、うっとり長い睫毛をしばたかせている。お前も乙女かい、とツッコミたくなる日出郎であった。

 ともあれ、だ。


「まあ頑張ってここを旅立つとして、なにを目指せばいいんだろう」


 本末転倒と言うか、手段と目的が逆転した呟きを発する。言われたハチェトリーも腕を組んで首を捻るが、やがて名案を思いついたのか、花のかんばせを綻ばせた。


「王都にいるはずの愚兄を訪ねてみてはどうでしょうか? あの男、確か使えもしない勇者専用装備の一つを不法所持したままのはずです」


 僕としては一言いいたくもあります、と小さくつけ加える。兄が嫌いというより、ここまでの会話の流れから察するに、『勇者様の活躍の場を奪い去った』相手が嫌いなのだろう。


「しかし、そうか。生アクスレイがどんなのかは、確かに見てみたいな」


 果たして大男が出るか美形が出るか、少なくとも脳筋であることだけ確かなのは、ゲームをやった日出郎は知っている。とは言え魔王討伐まで果たした将軍になったと言うなら、内面も変化している可能性は大きいが。


「ん……? てことは、竜巫女ドラゴンヌのシエレとか闇妖精ダークエルフのサアドニクスにも会えるのか?」


 両者とも『ファイナルラストファンタジア』における勇者の仲間だ。仲間になるキャラクターは他に二名いるが、システム上ひとつのパーティに常駐できるのは勇者を含めて四名までだったので、日出郎にとって思い入れがあるのは実際に操作したことがあるアクスレイ、シエレ、サアドニクスの三人だけである。

 懐かしげに述懐した日出郎に対し、ハチェトリーは複雑な視線を向けた。


剛鉞ごうえつのアクスレイ】

 脳筋戦士。赤いトンガリ頭にごつい甲冑姿。ゲームでは主人公の最初の仲間だが、物理攻撃専門なため後半ではパーティから外されがち。


【魔王ニグラウス】

 魔王。討伐済み。


【拾弐黒剣戦】

 イベント戦闘の一つ。十二人のボスと次々戦わされるが、イベント自体は七番目で終了。


【アン・カイン=ヘル】

 裏ダンジョン。勇者召還の魔法陣を用いて向かう。


【邪神ガタノソア】

 隠しボス。遭遇しただけで正気度チェックが必要な感じ。


【アララトの船】

 ダンジョン名。初見殺しらしい。


【遙かなる栄光輪環】

 ダンジョン名。初見殺しらしい。


【漆之黒剣戦】

 イベント戦闘・拾弐黒剣戦の七番目のボス戦。主人公は一度死ぬ、いわゆる負けイベント。


【ヴォスイデオス砂漠】

 フィールドマップの一区画。到達できる時点ではとても倒せないランダムエンカウントモンスターが存在するため、実際に踏破するのは後回しとなる。


【盗賊船団】

 ヴォスイデオス砂漠を抜けたあたりをうろついている低空飛行船の船団。レアアイテムを売っている商店が存在する。


【ブラッドオックス:Lv.8】

 毛の長い牛のようなモンスター。オックスという名前だが去勢されているわけでも雄しかいないわけでもない。


【ラヴォエラス砦】

 ゲームのスタート地点となる小規模な城塞。ゲームクリア後、裏ダンジョンへの突入が可能。


【スライネ:Lv.1】

 半透明の粒々を飛ばしてくるしか能のない植物モンスター。食べられない。


【マダンゴ:Lv.2】

 極稀に速度低減の術を放ってくる球形の茸。跳ねるように移動する。


竜巫女ドラゴンヌシエレ】

 のじゃロリ巫女。パステルグリーンの長い髪と角を模した髪飾り、シルクのワンピース姿。


闇妖精ダークエルフサアドニクス】

 ツンデレ。プラチナブロンドのポニーテールと褐色の肌、黒ボンテージと白ミニスカート。

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