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店主・聖川玲子

「どうしよう…」


僕は、木下裕太キノシタユウタ


読書が好きな普通の高校生である。(まぁ、読書好きで変わった人物視されてるけど)


僕は、友達の話を聞いて少し探している本屋さんが有る


それは、歪みの本屋さん


探している本が見つかる本屋さんらしい


僕は、どうしてもその本屋さんに行きたい


小さい時、祖母が僕に見せてくれた本…


祖母はすでに他界していて、どんな本だったか覚えてない


その本が僕にとって初めて読んだ本で、僕が読書家になった理由でもある


どうしても行きたくなって、道を聞いてくるのを忘れた…


アイツに連絡してみようかな…


「あぁー!今すぐ行きてーのに!!」


そう、一人で叫んでしまった…


叫んだとこで道はわからないのに


しかたがないのできた道を戻ろうと、振り向いたら


僕の目の前に女の子が立っていた


小学3、4年生くらいの女の子だ


「探しもの?」


「え?…あぁー探しものって言うより、お店を探してるんだ


そうだ!君知らない?“歪みの本屋さん”ってとk―――――」


「知ってる」


女の子は、僕の言葉を遮るように言った


「本当?!じゃぁ、案内してくれないか?」


「前を見て。」


女の子の言葉に少々不信感を感じながらも


女の子のいうと通りにした


そして、女の子は、


「本屋さんに行きたいって思って。」


女の子の言葉に不安も少々合ったが、


此処は頼る人が居なかったのでやってみた


そして、女の子が目を開けるように指示してきたので


僕は目を開けた。


僕の目の前には…本屋さんがある…


それも、僕が行きたかった…


「歪みの…本屋さん…!」


見た目は、怪しげな雰囲気を放ちている


店構えだが、ちゃんと“歪みの本屋・営業中”と


出ているのでちゃんと営業しているのだろう…


「何時まで立ってるの?入れば?」


「え?あ…あぁ…うん」


どうやって此処まで来たかは分からないが、


目的の場所にこれたので、聞かないでおこう


ドアを開けると、ドアベルがカランカランッとなってお店に僕らが入ったのを知らせた


だけど、目の前に広がっている本屋さんは…僕の知っている本屋さんじゃな無かった


だって…


「ほ…本が浮いてる?!」


普通だったら見ることなんて無い。


は…初めて見た…


…って違うだろ?!普通に見ることなんかネーよ!!


そんな事を自問自答していると、店員らしき人が話しかけてきた


「いらっしゃいませー。お客様。、今日はどのようなご用件でしょうか?」


「さっさと、要件言いなさいよ」


あ…さっきの女の子…


いつの間に行ったんだ?!まさか、自問自答している時か?!


「お客様?」


「アハハ…スミマセン…ぼーっとしてました


あの、此処に来れば、自分の探している本が見つかるって聞いたんですけど…」


「まぁ!そうですか!


それでは、お客様のお名前とその本について少しお伺いしてもよろしいですか?」


「あ、はい」


そうして、僕は自分の名前と思い出の本について話した


「そうですか…


それなら、私が探しますね」


「え?店長さんが探すんじゃないんですか?」


「あ…自己紹介がまだでしたね


私は此処の店主の聖川玲子ヒジリカワレイコです


それでは、今から探しましょう」


店主…聖川さんはそう言いながら本を取りに行った


…変わってる人だな…


しかも若い人なのに…


僕はそう思いまながらも聖川さんが戻ってくるのを待った

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