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僕は僕だから僕なんだ  作者: 深雪林檎
◆第一章
18/52

第18話 悪夢の意味

視界に広がる赤、赤、赤。

悲痛な叫び声が聞こえる。

叫んでいたのは他でもない僕だった。

僕は地面に手と膝をついてうなだれていた。

救急車の音が遠ざかって行く。

僕は誰かに支えられて連れて行かれる。

僕はされるがままに動く。

心が壊れていた。

ただ1つ。

僕の意識が残っていた




僕のせいだ……








「はあっ、はあっ」


僕は起きた。またあの夢だ。体を起こす。

昨日と同じく汗をかいている。

動悸がなかなか収まらない。

外はまだ暗かった。

携帯電話の時間を見る。

4月30日4時12分。


「ミー君?」


下を見ると茅依ちゃんが布団から頭だけを出している。

こんな時間からいるのか。


「また夢?」


心配そうに僕を見上げる。


「大丈夫です。茅依ちゃんは寝ててください」


僕は笑顔を作ってそう言って布団から出る。

茅依ちゃんが何か言ってきたが相手にしない。

僕は部屋を後にする。










早く1人になりたかった。

心がひどくざわついていた。

茅依ちゃんを見ると一際激しくなった。

嫌悪感に似た感情。

茅依ちゃんに対してではない。

自分に対してだ。









僕は顔を洗いに洗面所に向かった。


「はは、はははっ」


僕は鏡を見て自嘲的に笑う。

なんて顔をしてるんだ僕は。

蒼白な顔、ヒステリックに笑う口、それに対して眼は死んでいる。


「ははは……うっ!?」

僕は嘔吐した。

胃液が出る。胃がねじ切れるように痛む。頭痛がする。咳き込む。目眩がする。









僕はしばらくそこに突っ伏した。

1人でいたかった。

誰ともいたくなかった。

誰にも優しくされたくなかった。

そんな気持ちだけが心を占めていた。








昨日今日と夢を見て分かった事が1つだけあった。

僕は誰からも大切にされてはいけない。






朝。僕は1人で登校した。

はい18話です。

短いです。すみません。

心配しないでください。

次話も短いですから(笑)


はいシリアス感が続きます。

いったいどうなるのか!?

それは作者のみぞ知る。


今日は話が良く文字になったので、21話まで書き終えましたよ。

と言っても細かい調整や、なんやかんやで時間がかかりそうです。

今までで一番盛り上がりそうなシーンなので。

上手く纏められなかったらごめんなさい。

今のうちに謝っておきますね。

どうもシリアスな感じは苦手なので。


こうしたら良いってアドバイスなんかあると助かりますが。

私はボキャブラリーも感情も貧困ですので。



ああ、基本骨子を読み取る力が欲しい。

魔術回路が欲しい。

水銀の丸い塊が欲しい。

とまあ最近またはまってきてます。

あれですよ。

クオリティーが高すぎるのが悪いんですよ。

赤い薔薇の槍とか黄色い薔薇の槍とか落ちてないでしょうか。(ゲイ・ジャルグとゲイ・ボーでしたっけ?)

ゲイ・ボルグなんてあったら良いですよね。

それに黄金の鞘なんか重宝するのではないでしょうか。

まあ私が持っていてもなんの効果を発揮することもないでしょう。

私が触れる物は全て宝g……



まあ私は幸いに14歳あたり特有の精神疾患は抱えてないので大丈夫です。

心体ともに健康健全ですよ。


まあでも技名を叫ぶと厨二と言うのも安直な考えのような気もします。

掛け声って大事ですよ?

綱引きだって無言で綱の引き合いしてたらシュールな光景じゃないですか。

御神輿みたいな祭事だって、ワッショーイって言わなきゃ危ない宗教にしか見えませんよ?

とある武道なんて技名を言わなきゃルール上絶対に勝てないんですよ?



まあそんなわけで掛け声は大事。OK?






そんな事を書いてたら、本文より長くなりましたね。

どうしましょうか。

まあシリアスな内容だったので、ふざけた後書きでちょうど良いのでは。

足して2で割ったら0みたいな。

まあ確実に後書きがマイナス数値ですね。

不本意ですが。

……あれ?いくつで割っても0?(笑)



まあ正直な話、前話くらいから結構、真面目というか何というか、まあとにかく頑張って書いてるつもりです。

後3話くらいで一区切りでしょうか。

なるべく濃いお話になるように努力します。

今までが薄い分余計に。


あ、最後に次話は茅依ちゃん視点になりますので。

お気をつけください。

ではまた明日(・ω・´)ノシ


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