表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『丹後普甲寺の住僧、速記技能検定試験問題集朗読のこと』

作者: 成城速記部

丹後国普甲という山寺の住職は、速記技能検定試験問題集の朗読が好きで、それをなりわいとしていた。もう随分な年数を朗読に費やしてきたという。あるとき、手に速記技能検定試験問題集を持ち、いつにも増して朗々と朗読していたところ、後頭部を強く殴られたような衝撃を受けたかと思うと、両目の目玉が抜けて、速記技能検定試験問題集の表面に張りついてしまったという。その、目玉のついた速記技能検定試験問題集は、今でも、日本速記協会の、鍵もかかっていないキャビネットにしまわれているという。



教訓:速記技能検定試験問題集は、目が飛び出るほど高価なものではない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ