表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星  作者: ——
3/5

人間観察

「あ、いいや、大丈夫、買う。」彼は言った。「え?」

「場所わかる?本屋連れていこうか?」私は歩く。彼は後ろからついてくる。「いい、場所を教えてくれればいい!」彼は言う。私は駅へと向かった。


駅は近未来的な高層ビルが立ち並ぶ、商業オフィス地域だ。

吹き抜けの空間があるエスカレーター。ベンチがあるスペースは天井が高く、イベントホールとなっている。

白とグレーの無機質な空間だ。


「何を見てるんですか?」と彼。「え...?人間観察です。」私は何故その時、言ったのか。どこかで見聞きした言葉を選んだのか。


私はこの空間が好きで、雰囲気が好きなのだ。


「人間観察ですか?そんな、寂しい。」彼は言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ