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第26話 楽太郎の炭酸作成実験

かなり短いです。

 魔法(魔技)を覚えた俺は頑丈なコップを買って宿屋に戻って来た。


 宿屋に入ると、俺は早速ラディッツ氏に水瓶を1つ貸して貰い、水を入れて自室に運んだ。


 俺は今、ちょっと浮かれている。


 何故かって? それは・・・


 ひょっとすると、炭酸が作れるかもしれないからだ!


 一応こっちの世界に来てから炭酸水の作り方をネットを使って調べていたんだけど、方法は幾つかあって、一番簡単なのは水に重曹とクエン酸を混ぜる方法なんだが、こっちには重曹もクエン酸もなさそうなので無理だった。


 もう1つは、水に二酸化炭素を圧縮して加える方法。 今回はこれを試そうと考えているんだ。その為に『風』属性の魔技を覚えたんだよ。



 俺は買ってきたコップに水を入れて風の魔技を発動させようと集中する。

 イメージは、まず、空気中の二酸化炭素を集める。次にコップの水と集めた二酸化炭素を掻き混ぜる様にイメージする。


 二酸化炭素を集めて・・・ 集めて・・・ って、・・・うーん。二酸化炭素、二酸化炭素かぁ・・・ イメージが思い浮かばない。 せいぜい空気より重くて、物が燃えたり呼吸をすると多く排出される位しか思いつかない。 無色透明だから空気との違いを今一つ見付けられない。


 自分の想像力が貧困過ぎて悲しい・・・ 泣けてきた。


 ・・・仕方ない。プラン変更。空気をそのまま圧縮して水と混ぜ合わせるイメージで行こう。


 まずは右手の平に空気を圧縮するイメージで空気を集める。


 そのままイメージに集中すると、空気が掌に集まってきた。 なんか、フワフワした感触が掌に集まってきている。


 よし、もっと圧縮してみよう。 さらに集中すると、感触がゴムボールみたいになってきた。


 そろそろ良いかな? 右手に集めた空気の塊をコップの口に当て、そのまま力任せに押し込む。


 コップの口を掌で塞いで密閉した後は、掌の空気を螺旋回転させるイメージで水とシェイクする。


 むぅぅぅぅ! い、維持する、のが、け、結構、き、き、きッつい・・・


 そうやって数分だろうか。 只管掻き混ぜた後、頃合を見て魔法を解除。 コップの中身が大人しくなった頃に手を放すと、ブシュッと音がした。


 おッ!? ひょっとして成功か?


 早速コップの水を飲んでみる・・・ 駄目だ、只の水だった・・・


 ムキになって数回繰り返すが、やっぱり水のままだった。





 そんなに上手くは行かないか・・・ま、まぁ最初の試みだし、仕方ないか。


 だが、次はドライアイスを・・・って、そもそも二酸化炭素を集められないなら、作れないか。


 うーん。風の魔技では難しいな、こりゃ。


 飲めるかもと期待した分、飲めないと分かると、落ち込み具合も段違いだ・・・


 ハァ、・・・ ガックリ来た。


 手っ取り早く出来ると思ったんだけどなぁ・・・


 もういいや、今日はもうヤル気起きないよ。


 もう休もう。


 今日は引き籠って寝て過ごそう。


 ラディッツ氏に許可を貰い、インディを部屋に入れて、落ち込んだ気分を慰める様に、インディをモフる。


 そうして宿屋でダラダラと寝て過ごしていると、リンスさんとラディッツ氏に不審な顔を向けられたが、気にしない。


 インディの毛皮は触り心地が最高だったよ。 大分癒された。


 そうして今日は過ぎて行った・・・











 次の日、何故かクレオ氏に頭を(はた)かれて起こされた。


 ・・・何故?!




炭酸作成は失敗しました。


基本的に楽太郎はあまり頭良くないですよ?


書いてる私も頭良くないので、頭良い人が書けないです・・・orz

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ホラーが大丈夫な人はこちらの短編もよかったらどうぞ。
ナニかがいる。
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