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手違いで、悪役令嬢に転生したが、ヒロインと仲良くしながら逆ハーレムエンドを目指しますぅ~~  作者: ◣₤▧₪▣◢◤◆◥◤₡でぶにゃーちゃん


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悪役令嬢レーアVS淫魔リリトー


 リリトーは、全身から紫電を放ち、フェロモンと魔力などの混合物を、貴族令嬢たちに浴びせる。



「これで、全員淫魔にして、上げるわねーー♡」


 そう言いながら、リリトーは淫猥な笑みを浮かべるて、紫電を放出し続ける。



「あが、あがが、ガアアアアァァァァ」


「ウガアッ!! ウアアァァアアアアッ!?」


「ああわわわわ、ビリビリするっ!」


「おわああああーーーー! はああんっ♡」


 凄まじい魔力を含んだ紫電を浴びせられる貴族令嬢たちは、やがて異変が起き始める。


 彼女らの頭から、巻き角や黒羽などが生えてきて、中には失神してしまう者も出た。



「行けっ! 新たな妹たちよ、奴を押さえなさいっ!」


「はい、行きます…………」


「いやん、お姉さまの為ならば♡」


 リリトーの命令により、白眼を向いたまま、サキュバス化した貴族令嬢たちが、歩き出してくる。


 もちろん、レーアを押さえつけるために、彼女たちは、ゆっくりと近づいてくるのだ。



「ひぃぃっ!? く、くるな、来ないでっ!?」


 レーアは、レズビアンではないため、当然ながら望まぬ洗脳&淫魔化など恐怖でしかない。


 しかも、同じ女性たちから狙われている状況で、まさに窮地に陥っている。



「レーアさま、お慕い申してましたわ♡」


「私も、ずっと狙っていましたのよ~~♪」


「だから、来ないでってば」


「そうそう、その調子よっ! 次いでに媚薬も飲もうかっ!」


 両手両足を、貴族令嬢たちから拘束された上に、レーアはスベスベの腕や太ももを撫でられる。


 そんな中、リリトーは彼女に対して、より強力な紫電を放ちまくる。



「うあああああっ!?」


 正直に言うと、紫電は気持ちよく全身を刺激しているため、レーアは漏らしそうになってしまう。


 しかも、周りからサキュバス達により、フェザータッチされているから余計に、敏感になる。



「貴女、私の洗脳魔法がかかり難いみたいだけど?」


「うう? 私の母は、魔術師としては、かなり優秀だったのっ! だから洗脳魔法には耐性があるのよ」


 近づいてくるリリトーに対して、レーアは鋭い眼光で睨むが、体は疼いて仕方がない。



「ふぅん? まあ、それなら、それで堕ちるまで楽しませて貰うわ」


「ちょっ! 何するきよっ!」


「レーアさま、良い事しましょーー♡」


「これから、たっぷり可愛がって上げますわぁぁ♡」


 リリトーは、相変わらず妖しい笑みを浮かべながら、レーアの体を宙に浮かせた。


 そして、ベッドに寝かせるような状態に固定して、再び彼女の体に、サキュバス達が群がる。



「うへへ…………ほぉら、ほぉら、余計な衣服は脱いじゃいましょうね~~♪」


「ひひっ♡ 良い体ですね~~♡」


「さあて、邪魔なブラを外しましょう」


「お耳をペロペロしちゃうわよぉぉ~~♡」


「いやっ! やめてぇぇーーーー」


 黒髪ロングヘアのサキュバスは、ブレザーを脱がしにかかり、スカートも取り外そうとする。


 金髪ショートヘアのサキュバスは、瞳を紫色に光らせ、両足を擦り続ける。



 茶髪ボブヘアのサキュバスも、口角を上げながら、ヘラヘラと笑いながらシャツに手を伸ばす。


 舌を動かし、耳に吐息を吹きかけながら、白髪ミディアムヘアのサキュバスは呟く。



 他にも、何人ものサキュバス達から体を擦られ続ける中、レーアは顔を左右に振って嫌がる。


 このままじゃ不味い、いずれ堕ちてしまうっと、彼女は焦りまくるが、しかし今は何もできない。



「さあ、焦らすのも最後ねっ! 思いっきり、お姉さんの目を見ましょうねーー♡」


「あっ! このっ! 止めてっ! あ…………」


『カタン』


 リリトーは、仕上げにかかり、瞬間移動を使いレーアの背後に現れた。


 そして、両頬を優しく撫で回すように掴みながら、彼女の顔を覗きこもうとした。



 奴は、魔眼の魅了により、まずは洗脳してから、サキュバスに変える積もりだ。


 しかし、ここで床に手鏡が落ちてしまって、物音を立ててしまった。



「あっ! しまったわ…………♡」


「うわっ!! 痛いっ!?」


 リリトーは、手鏡に写った自分の目を見てしまい、魅了魔法にかかってしまう。


 彼女の魔法が解けてしまい、レーアは床に背中から落下してしまった。



「えっ? いったい、どうしたの?」


「あっ?」


「うう?」


「あふん♡」


「ふぉぉ♡」


 レーアは、いきなりの出来事に思考が追いつかず、ただ混乱するばかりである。


 黒髪ロングヘアのサキュバスは、ボケ~~と立ち尽くしているだけで動かない。


 金髪ショートヘアのサキュバスも、眠たそうな顔で口から、ヨダレを垂らし続ける。



 茶髪ボブヘアのサキュバスも、顔を紅潮させるだけで、白眼を向いたままだ。


 真っ赤な舌を尽きだし、白髪ミディアムヘアのサキュバスは、目をブルブルと震わせている。



 どうやら、リリトーによる術が解けてしまったらしく、彼女たちは混乱しているようだ。



「いったい、何が起きたの? はっ! これは…………お母様から頂いた魔法の高級手鏡?」


 レーアは、近くに落ちていた手鏡を拾い上げながら、洗脳魔法にかからなかった理由を理解した。



「ああ、あ♡ 美しい」


 肝心の術者であるリリトーは、レーアに対して、さっきとは違う可憐な乙女みたいに振る舞う。



「お姉さん、いや? お姉さまっ! リリトーの術に耐えたばかりか、私を逆に洗脳してしまうとは流石ですっ!」


「えっ? この流れって、まさか? 貴女、私に惚れたのっ!?」


 まさかのリリトーは自分自身が仕掛けた魔法で、レーアを心から好きになってしまった。



「はいっ! お姉さまっ! 私、リリトーは貴女の奴隷になって働きますから~~♡ 嫌なら嫌でも、好きにさせますよっ!」


「ちょ、ちょっと? それじゃ、さっきと同じ状況じゃないっ! いや、主として命じるっ! 私にHな事や洗脳を行うなっ! 周りのサキュバス達にも徹底させろっ!」


 リリトーの洗脳魔法を、再度回避するべく、レーアは慌てて命令を下す。



「ああ、そんな、お姉さまああ~~♡ リリトーは、貴方と一緒に居たいだけですぅぅ♡」


「私もよぉぉ~~」


「もう我慢できないです♡」


「レーアさま、せめて頬擦りだけでも、させて下さい」


「スキンシップ程度なら良いでしょーー♡」


 リリトーは命令を聞いて、残念そうにしながらも、ペットのように抱きついてきた。


 イヤらしい事はしないと誓っても、どうやら、ベタベタするのは良いと思っているようだ。



 黒髪ロングヘアのサキュバスは、また近づいてきて、左腕に絡みつく。


 金髪ショートヘアのサキュバスも、そっと右手や肩などを擦ってきた。



 後ろからくびれを掴みながら、茶髪ボブヘアのサキュバスは、頬を背中にくっつける。


 腰に手を回して、白髪ミディアムヘアのサキュバスは、耳元て囁いてきた。



 どうやら、彼女たちは、リリトーによる術が、まだ完全には解けてないようだ。



「ちょ、ちょっ! ちょっ! 離れなさいーー!! 私は、レズビアンじゃないのよっ!?」


「嫌ですっ!! お姉さまっ♡」


 不本意ながらレーアは、リリトーを含む自分の奴隷サキュバスたちを、大量に得ることとなった。


 こうして、彼女の物語は逆ハーレムエンドならぬ、望まぬ百合ハーレムバッドエンドに終わった。



連載 【イモータル・パーティー】ゲーム好きゾンビの俺と吸血鬼の彼女で一緒にアンデッドの軍団を作って世界の滅亡を目指す~~? 俺は敵を殺して仲間を増やし、アイツは吸血キスで嫌がる美女を奴隷にしまくる♥


連載 アンデッド・アイランド ゾンビ襲来でリゾート島に放り出された自衛隊員、内戦の国で無自覚チートサバイバル戦闘を始めるっ!



こちらも、宜しく、お願いします。


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