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必須科目の授業を終えた私は、一人、ブラブラと構内を探索中。
今日は、天気がいいので、外で、人気のない所で、次の授業までの時間を潰そうとテトテトと歩いていた。
木陰で落ち着きそうな場所を発見し、そこに向かおうとしていると、突然、呼び止められた。
「そこのお嬢さん、ちょっと、いいかな?」
一瞬、誰の事かと思いながらも、キョロキョロと辺りを見渡す。
私の周辺に人は、いない?
はて、気のせいかな??
そう思った私は、また、歩き出そうとすると、突然、手を掴まれた。
ビクリとし、振り返ると、そこに、息をきらせ、整えてるひとりの男性がいた。
ほぉ〜、なかなかのイケメンです事。
そんな人が、私になんの用でしょう?
なんか、嫌な予感が……
私は、ニコリと笑うと、何か御用ですか?、と尋ねた。
そして、まだ、掴まれたままの手に視線をやる。
それに気づいた男性は、ごめんね、と言って、手をはなした。
うーん、イヤな感じ、逃げた方がいいと、私のカンがいっている。
先手必勝!?
内心、秘かに決意する。
そんなふうに思われてるとは、知らない(?)であろうイケメンさんは、ニコリと私に笑いかける。
「突然、ごめんね? あの時、君に謝れなかったから、探してたんだよ。」
「あの時??」
ええっと、私は、イケメンさんとは、初めまして、だと思いますが……??
まあ、人覚えは、よろしくないですがね、フッ。
とりあえず、チャチャと話を終わらせよう。
そう決意し、何かありましたか?、と伝えた。




